にいがた“知の革新”STELLAプログラムは、大学の科学講座から研究室での課題研究へ進む、高校生向けの育成事業です。学んだ科学を使い、自分の問いを検証した経験は、総合型選抜・公募推薦で伝える実績になります。参加段階に合わせて資格と成果資料を準備しましょう。
にいがた“知の革新”STELLAプログラムで学べることと参加条件
2026年度は、エントリー、マスター、その後のドクターという段階があります。エントリーは最大100名、夏の3日間に講座を開き、都合の合う講座を選べます。マスターは40名で、応募にはエントリーを1講座以上受講することが必要です。
エントリーの募集は2026年6月1日〜8月17日、マスターは7月25日〜8月20日でした。マスターの開講期間は9月5日〜2027年3月7日。選択講座に加え、ポスター作成、研究倫理、引用、近況報告、卒業研究発表などに必修の回があります。
2年目のドクターコースは15名で、選ばれた受講生が大学の研究室で課題研究と発表に取り組みます。高3は翌年度に高校を卒業するため、マスターまでの受講です。同時期に他大学のSTELLAへ重複参加はできません。全国の高校生等が対象ですが、実験など対面参加の予定も確かめましょう。
出典:新潟大学・STELLAプログラムと2026年度講座・FAQ
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
本事業は自然科学に加え、AIの活用、研究の社会的責任、国際的な発信も重視しています。例えば農業と生物の講座に関心を持ったなら、地域の観察記録を集め、環境条件と生物の見つかり方を調べる発展が考えられます。
観察した回数、調べた面積、季節が違えば、数字をそのまま比較できない場合があります。条件を記録し、Python等で集計し、比較方法を考え直した過程まで残しましょう。参加した講座、そこから考えた問い、自分で得た結果をつなげることが、成果資料の中心です。これは活動例であり、実際の経験に合わせてテーマを選びます。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
生物の観察には生物検定、データの扱いには統計検定、分析の実装にはプログラミングの学習を組み合わせられます。資格で学んだ分類やばらつきの考え方を研究でどう使ったかまで説明すると、取得の意味が伝わります。
金沢大学のKUGS特別入試には、STELLAの研究計画策定段階の修了を出願資格の一つとするルートもあります。2027年度要項3ページでは、他大学実施分は2026年9月30日までの事前相談が必要です。対象となる修了段階の確認と、学類別の出願条件をそろえることが前提となります。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 学びを生かす例 | 出願前の主な確認 |
|---|---|---|
| 電気通信大学Ⅱ類・総合型 | 観測データの処理や計測の工夫 | 活動資料、現役等の条件、入学確約 |
| 工学院大学情報学部・探究成果活用型 | 科学データの分析と発表 | 理数探究・発表経験、課程別評定 |
| 東京電機大学理工学部・総合型(AO) | 自然現象のモデル化や情報処理 | 数学・外国語各3.3、所定の履修 |
電気通信大学の2027年度総合型選抜要項7ページ(PDF9頁)は、Ⅱ類の活動実績報告書に「内容紹介」と記載しています。資格や大学のセミナー等の一覧に添え、何を学び、どう取り組んだかを伝える資料です。講座をきっかけに行った観察や分析、その結果を踏まえた研究計画を、この資料で具体的に説明できます。
Ⅱ類は2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。3分以内の自己PR映像も提出し、書類選考後に発表・面接・口頭試問があります。受講名に加え、自分の研究や制作の内容を説明する準備が大切です。
工学院大学情報学部の探究成果活用型選抜は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験がある人が対象です。研究して発表した経験まで、出願前に用意することが必要です。
全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上です。その他の学科は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と探究書類、二次は発表と質疑応答です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)では、問いを立てて情報収集・分析・考察を行った過程を活動報告書や発表で伝えられます。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上で、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。一次は事前課題・活動報告等、二次は発表と口頭試問を含む面接で、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、金沢大学理工学域物質化学類のKUGS特別入試・総合型選抜は、受験者7人・合格者3人で実質倍率2.33倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、講座を選ぶ段階から、興味のある自然現象と志望分野を整理します。マスターでは講義ノートを基に問いを絞り、必要な生物・化学・統計の資格学習と、調査・分析の予定を組み立てます。研究室で指導を受ける段階では、大学での指導内容を尊重し、自分の作業と得られた結果を整理する支援を行います。
例えば生物観察の記録なら、集計表、Pythonの処理、比較図、考察を一つの資料にまとめます。研究でまだ説明できない点から大学で学びたい内容を具体化し、志望理由書、発表、口頭試問へつなげます。資格の取得から、研究過程を相手に伝える準備まで一貫して支える対策です。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


