やまぐちSPARC先取り履修は、山口大学・山口県立大学・山口学芸大学が共同で提供する、高校生向けの大学科目履修制度です。データやデジタル技術を地域課題へ使う「文系DX人材」の育成を目指しています。

大学での学習を資格や本人の探究と組み合わせれば、情報・理工系を含む推薦対策につなげられます。文系・理系の区分だけで考えず、学んだ方法をどんな問いに使いたいかを具体化しましょう。

県内外の高校生が対象。学校長の推薦が必要

2026年度の履修資格は、県内外の高校等に在学し、履修する科目の全授業を受講できること、学校長の推薦があること、科目ごとの履修要件があれば満たしていることです。高校1・2年生限定ではありません。

大学生向けの授業科目を高校在学中に学べる制度で、単なる大学見学とは異なります。学校の授業や試験と両立できるかを、先生と相談して準備しましょう。

出典:3大学共同・2026年度やまぐちSPARC先取り履修募集案内

データ科学と地域文化を大学の授業で学ぶ

2026年度の科目提供大学・単位公表された学習内容・時期
データ科学と社会Ⅰ山口大学・1単位データの読み取りと活用。7〜8月の全8回、1回90分
地域文化論山口県立大学・2単位地域文化の知識と価値を考える。2026年度後期

山口大学のデータ科学と社会Ⅰは、キャンパスまたはオンラインで受講し、参加費は無料です。公式FAQは、予定日に出席できない場合、後日オンデマンドで学び、課題レポートへ取り組む方法も案内しています。2026年度の募集は終了しています。

単位修得証明書に、何を学んでどう考えたかを添えて説明することが推薦対策に役立ちます。

出典:山口大学・先取り履修プログラムとFAQ

山口県立大学の地域文化論は、地域の文化や芸術、その歴史的背景や価値を学び、批判的に考える授業です。2026年度は30名を募集し、申請期間は4月1日〜7月31日17時でした。科目ごとに募集と授業の時期が異なるため、同じ締切と考えないようにしてください。

出典:山口県立大学・地域文化論と2026年度募集要項

入学後の単位認定と推薦の実績は区別

3大学の取り決めでは、先取りした科目が進学先のSPARC教育プログラム科目として開設されていれば、各大学の規程に従い、申請により原則として単位認定されます。2027年度以降は対象科目を順次拡充する予定です。

これは入学後の単位の扱いであり、学部入試での自動加点や合格を約束するものではありません。推薦では、履修・単位の証明と、本人が理解して活用した成果を合わせて伝える準備が考えられます。新しい年度の参加条件は公式案内を確認しましょう。

出典:3大学・先取り履修制度の覚書締結

資格と探究を高1・高2から組み合わせる

大学でデータの使い方を学んだら、統計検定や情報系資格の学習で知識を補い、自分の探究へ使う方法があります。地域文化がテーマでも、公開されている人口・観光データを整理し、文化施設の利用や地域の変化を考えるなど、情報の活用へつなげられます。

例えば観光客数を比較するなら、調査方法や集計範囲が同じかを確認することが必要です。Pythonで図を作った場合も、なぜそのデータと表示方法を選んだかを説明できるようにしましょう。

高1・高2から、受講、資格学習、調査、発表まで予定を立てることが早期対策のポイントです。授業レポート、データの出典、処理したコード、比較結果、考察を残しておくと、出願資料にも使いやすくなります。

成果を生かして考えたい大学3校

大学・2027年度の方式学びから発展させたい実績
筑波大学知識情報・図書館学類・AC入試地域の情報や知識の伝わり方を調べ、改善を考えた活動
工学院大学情報学部・探究成果活用型選抜データの集計・分析を含む理数探究と発表
東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO)問いを立て、情報収集・分析・考察した記録

筑波大学:自分の問いと継続した活動を説明

2027年度AC入試は、主体的で継続的な取り組みから問題解決能力を評価します。要項5ページでは、最近2年間またはそれ以上の長期の活動が示されています。受講だけで終わらず、それ以前の関心や受講後の探究へつなげましょう。

知識情報・図書館学類は、情報の伝達や知識の創造に関する課題を発見し、分析・解決する力を重視します。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書や活動経過報告書、根拠資料等による一次選考後、面接・口述試験があります。

出典:筑波大学・2027年度AC入試要項5〜7ページ

工学院大学情報学部:理数探究と発表経験を準備

2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上です。

一次は英語・数学と探究書類、二次は発表と質疑応答です。地域の調べ学習を情報科学へつなげるなら、比較方法や分析、仕組みの検証まで深め、理数系の探究として説明する準備が重要です。

出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ

東京電機大学理工学部:分析の過程を活動報告へ

高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。

事前課題・活動報告等による一次選考後、発表と口頭試問を含む面接があり、他大学と併願できます。結果とともに、方法を選んだ理由や、考察の限界を説明する練習が役立ちます。

出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ

倍率が落ち着いた理系推薦も比較

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で、実質倍率は2.00倍でした。

資格、大学での学習・探究成果、基礎学力を早期にそろえれば、名門理系大学も目標にできます。本人の関心と学力に合う方式を比較して準備しましょう。

出典:静岡大学・令和8年度入学試験に関する調査資料(PDF6頁)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで先取り履修を大学別の推薦対策へ

スキルパスは、理系推薦に向けた資格と実績の組み合わせ方を熟知しています。受講前の関心整理、研究に必要な統計・数学・情報の学習、資格対策を、生徒の段階に合わせて支えます。

地域のデータを扱う場合は、集めた数字の条件を確認し、集計や可視化、考察を本人が説明できる状態を目指します。大学の授業で教わった内容と、自分が追加で調べた部分を整理する指導も重要です。

履修・資格・本人の探究を、志望理由書、活動報告、発表・口頭試問へつなげる対策です。オンライン個別指導で、参加準備から大学別の出願対策まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。

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