上越教育大学の新潟次世代教員養成プログラムは、高校での学びから大学入学後まで、教員を目指す人を育てる取組です。前期プログラムの修了が、総合型選抜Ⅰ型への出願条件になることが特徴です。教職の体験と得意教科の学習をつなげ、実績を説明する準備を進めましょう。
新潟次世代教員養成プログラムで学べることと参加条件
2026年度第3期の前期プログラムは、主に高2等を対象に最大30人を募集しました。新潟県内で教職に就く強い意欲と、上越教育大学への進学希望、継続受講の意思、保護者の同意が必要です。応募は2026年7月1日〜10日17時必着でした。
受講期間は2026年9月12日〜2027年8月7日の全10回。書類審査で適格とされた人が30人を超えた場合は、抽選で受講者を決めます。講義や体験、振り返りを通して、ICTを使う授業、子どもの理解、学校での支援などを学びます。
修了には、受講状況と最終レポートの評価に加え、原則7回以上の受講が必要です。必修・選択必修の区分もあります。受講を続け、考えをレポートにまとめて修了認定を受ける学びです。
出典:上越教育大学・2026年度第3期前期プログラム募集要項1〜3頁
総合型Ⅰ型で入学した後は、地域の教育課題を学ぶ授業や学校体験等の後期プログラムへつながります。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えばICTを使う授業に関心を持ったなら、どんな操作や説明が子どもの学習を助けるのか、講義や体験で観察します。学んだ内容を基に、数学の可視化教材や理科の図解を作り、説明の順番を見直す探究も考えられます。
ノートには、講師の説明、自分が観察したこと、考えた改善案を分けて残しましょう。共同活動では役割と相手の意見を整理します。他者の考えを受け止め、自分の行動をどう変えたかが、教員として学ぶ姿勢を伝える材料になります。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
数学検定や理科分野の検定、情報系資格の学習は、教科の理解を深める方法の一つです。統計を学んで公開データを読み、地域の学校や学習環境を調べる活動にもつなげられます。
資格を取ったことに加え、その知識を授業の説明や課題の理解へどう生かしたかまで整理します。学習内容を相手に分かる言葉で説明する練習は、発表や面接にも役立ちます。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・2027年度の方式 | 経験を生かす方向 | 主な確認条件 |
|---|---|---|
| 上越教育大学・総合型Ⅰ型 | 前期修了と教職の学び | 第2期修了、現役等、入学・後期受講確約、共通テスト |
| 横浜国立大学教育学部・専門領域枠 | 理科・技術などの教職への関心 | 受講等の証明、全体評定3.5、入学確約 |
| 宇都宮大学共同教育学部理科・総合型A一般 | 理科の探究と教える関心 | 現役等、概評B、入学確約、活動発表 |
上越教育大学の2027年度要項14ページ(PDF16頁)は、一次選考の判定資料に「前期プログラム総合評価」を挙げています。講義等と最終レポートの評価が入試につながる仕組みです。学んだ内容を理解し、考えを深める過程を大切にしましょう。
2027年度総合型Ⅰ型は10人の募集で、2025年度の第2期前期プログラム修了者が対象です。2026年度募集の第3期とは区別されます。2027年3月卒業見込み等、新潟県内の教員を目指す意思、最終合格時の入学確約、入学後の後期プログラム受講確約が必要です。
一次は前期の総合評価、10分の発表と質疑応答、面接。二次は共通テスト5教科5科目です。発表では、新潟の教員を目指して仲間と何に取り組んだか、求められる教員像と自分の行動を関連付けて説明します。
出典:上越教育大学・2027年度要項6〜7・14〜16ページ
横浜国立大学教育学部の総合型選抜では、専門領域枠の出願条件に、全国の教員養成系大学・学部や教育委員会の教職セミナー等への参加、または教職コース等の履修・単位修得があります。受講等を証明する資料も必要です。理科・技術など、自分が学びたい専門領域に合わせて活動を整理しましょう。
高校卒業者・2027年3月までの卒業見込み等が対象で、全体評定3.5以上、教員志望、入学確約が必要です。高大接続活動等の書類と小論文による一次選抜の後、個人面接があります。共通テストは課しません。地域教員希望枠は活動・就職希望に別の条件があります。
宇都宮大学共同教育学部の理科分野では、総合型選抜A(一般)で自然科学の活動を発表できます。2027年3月卒業見込み等、合格時の入学確約、学習成績概評B以上が必要です。講義レポートと、理科の活動報告書に基づく発表・面接で、知識や考え方、教えることへの関心を評価します。共通テストは不要です。
出典:宇都宮大学・2027年度要項24〜25・36〜37ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、横浜国立大学教育学部自然・生活系教育コース技術専門領域の総合型選抜(専門領域枠)は、受験者11人・合格者6人で実質倍率1.83倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、教職への関心と数学・理科・情報の得意分野を整理し、プログラムの学びと資格対策を組み合わせます。例えばICT教材なら、Pythonで現象を可視化し、相手に伝わる図や説明を考え、改善の理由を記録する活動へ発展させます。
受講レポートや活動記録から本人の気付きを振り返り、大学で深めたい教育内容を明確にします。受験する方式に合わせ、本人が考えた志望理由、発表の組み立て、質疑応答を支援します。共通テストが必要な方式では、その学習時間も含めて計画を立てます。教職の経験と教科の実績を、一貫した受験対策へつなげる支援です。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


