「ロボットプログラム制御の基礎」は、神奈川工科大学の協定校を対象とした高大連携講座です。高校や自宅での事前学習、大学での学習会、中間報告を通じてロボット制作を進めます。制御の知識を学ぶだけでなく、自分で改善した過程を残せば、理工系の総合型選抜・公募推薦で説明できる実績につながります。
ロボットプログラム制御の基礎で学べることと参加条件
2026年度の講座は5〜11月に実施され、LEGOマインドストームを教材に、家庭生活や農業を支援するロボット等の設計・制作を学ぶ計画です。対象は神奈川工科大学と高大連携協定を結ぶ高校・中等教育学校の生徒で、チーム参加が条件。1チーム3〜8人が適正とされています。
事前学習はオンデマンド・オンライン・対面のいずれかで行い、各校で制作に取り組みます。2026年度の案内では、大学生と検討する学習会は8月5日・9月26日、中間報告会は10月30日に予定されています。中間報告後約1か月を目安に高校ごとに振返りレポートを提出し、成果が認定されると修了証書が授与されます。12月19日の全体発表会は、都合が合えば参加する形です。
申込は4月から高校を通じて行い、高校の担当教員と大学が日程を調整する仕組みです。受講料は無料で、交通費・昼食代は自己負担。遠方で来学が難しい場合も大学へ相談できます。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、指定した場所で止まるロボットを制作したら、条件を変えたときの停止位置の差を記録します。プログラム、機構、周囲の条件のどれが結果に影響したのかを考え、修正前後を比較する方法が考えられます。完成品に加え、設計図、プログラムの変更履歴、測定データを残すことが、本人の取り組みを示す助けになります。
チームでは自分の担当と、他のメンバーから助言を受けて変えた点を区別しましょう。報告会での質問と、その後の改善もまとめれば、協働しながら考えを深めた経験を説明できます。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
プログラミング系の検定や情報オリンピックに向けた学習は、処理の順序や条件分岐を考える基礎になります。数学検定・統計検定の学習を加え、動作結果をPythonや表計算で集計する方法もあります。順位や資格名とともに、学んだ考え方をどのプログラムへ使ったかを説明しましょう。
2026年の中間報告・修了は秋以降です。9月出願の2027年度方式では、その後の発表や修了を既得実績にはできません。以下は方式の比較例でもあり、出願時までの活動だけを提出し、受講全体の成果は主に翌年度以降へ生かす準備が必要です。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 制作経験を伝える方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 神奈川工科大学・探究活動発表方式 | 課題発見から設計・改善までの過程 | 学科別資料、7分発表、専願 |
| 電気通信大学・Ⅱ類 総合型 | 制御・情報処理と測定の学習成果 | 活動報告、映像、口頭試問 |
| 工学院大学・情報学部 探究成果活用型 | 理数探究と発表経験 | 現役等、課程別評定、英数 |
神奈川工科大学の2027年度探究活動発表方式は、合格した場合に必ず入学する専願制です。工学部・情報学部と管理栄養学科で実施され、探究の分野自体は限定されていません。要項43ページは「課題発見から分析・考察に至るプロセス」を重視すると説明しています。制作の条件変更、失敗の原因、改善の根拠が、その説明に生かせます。
活動発表・面接50%、活動報告書20%、書類30%で評価します。面接約20分のうち発表は約7分。学科別の選抜方針に合わせた資料と、内定後の課題提出も必要です。
出典:2027年度探究活動発表方式要項42〜49ページ(PDF1〜8頁)
電気通信大学Ⅱ類の2027年度総合型選抜では、活動実績報告書に資格や大学のセミナー等を記載できます。自分が担当した制御や、測定結果から修正した点を添えると、学習内容を具体的に伝えられます。2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。3分以内の自己PR映像と、書類選考後の発表・面接・口頭試問があります。
出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項7〜11ページ
工学院大学情報学部の探究成果活用型は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と学内外発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2、専門学科3.5以上です。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と書類、二次は発表と質疑応答です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、愛媛大学工学部工学科・機械工学コースの総合型選抜Ⅰは、受験者6人・合格者3人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、受講前のプログラミング基礎、数学や資格の対策、制作後のデータ分析を、志望分野に合わせて組み合わせられます。例えば、ロボットが止まる位置の違いを記録し、条件ごとのばらつきを可視化して、どの改善を採用したかまで説明する探究へ発展させます。
活動報告書では、自分の役割、試した方法、変更した理由を具体的に整理できます。大学別の発表・口頭試問では、コードの働きや結果の解釈を自分の言葉で答えられるよう支援します。大学の講座と、資格・学習成果・推薦対策を一続きにするための個別指導です。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


