Haul-A(ホールエー)プロジェクトは、高校3年間と大学4年間の会計教育をつなぐ、高崎商科大学の高大接続教育です。協定高校の生徒は、日商簿記1級を目指す学習などに取り組めます。資格の取得だけで終えず、会計の知識で何を考え、実習や地域活動にどう使ったかまで示せると、総合型選抜・公募推薦への準備が具体的になります。
Haul-Aプロジェクトで学べることと参加条件
高校・大学・公認会計士が連携し、簿記会計への関心を持つ高校生を支援する仕組みです。公式案内では、日商簿記1級の全国統一模試と対策講義全13回、オリジナル教材、夏合宿、大学教員による簿記特別講演等が紹介されています。
2026年8月6日現在、協定は63校・16団体です。参加方法は、在籍する協定高校等の担当の先生に確認しましょう。日商簿記1級への挑戦は、高校段階から大学進学や専門的な会計学習を見据える機会になります。
出典:Haul-Aプロジェクト・高校から大学までの会計教育(2026年8月6日協定校更新)
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、販売実習で売上や仕入れの記録を担当し、現金の増減と利益が一致しないことに疑問を持った経験が考えられます。在庫や費用の扱いを確かめ、どの前提で利益を計算したかを説明しましょう。資格の問題で学んだ考え方が、実際の活動とどう結び付いたかを示す方法です。
学習でつまずいた論点と、理解するために行った工夫も実績の中身です。模試の結果を受けて勉強方法を変えたことや、仲間へ説明して理解を深めた経験を記録すると、継続して学ぶ力を具体的に伝えられます。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
日商簿記に、統計検定や情報系の資格学習を組み合わせ、企業の公開データをPythonや表計算で比較する方法があります。利益率などの指標を出すだけでなく、比較期間や事業の違い、データの限界まで説明できれば、経営とデータ分析の学びをつなげられます。
2027年度の滋賀大学・名古屋学院大学の以下の方式は、2026年9月に出願を終えています。資格は各大学の指定時点までに取得したものを使い、その後の合格を遡って利用しないことが前提です。これから参加・取得を目指す人は、要項を方式比較に使い、自分の受験年度に向けた計画を立てましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 会計学習を生かす方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 高崎商科大学・総合型専願制 | 継続した学習と活動の経験 | 活動報告、テスト、小論文、面接 |
| 滋賀大学・資格・検定型 | 日商簿記1級などの対象資格 | 取得、卒業時期、入学確約 |
| 名古屋学院大学・資格重視入試 | 日商簿記2級等とデータ経営への関心 | 取得時期、専願、志望理由・面接 |
高崎商科大学商学部の2027年度総合型選抜・専願制では、活動報告書も審査資料です。簿記を学び続けた工夫や、会計の知識を販売実習等で使った経験を、大学で深めたい分野へつなげる方法が考えられます。
高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、専願、合格後の入学前教育への取り組み確約が必要です。書類、読解力・数的理解を測る20分のペーパーテスト、60分の小論文、30分の面接で選考。Ⅱ期は書類11月30日〜12月7日必着で、一次・二次を12月13日の同日に行います。
滋賀大学経済学部の2027年度資格・検定型は、対象資格の一つに日商簿記1級を挙げています。公式案内の「知識や技能」は、資格に向けた学びの成果です。計算の根拠や、会計を通して疑問を持った企業行動まで説明できる準備につなげましょう。
2025年4月1日〜2027年3月31日に高校卒業等の大学入学資格を満たす人が対象で、合格時の入学確約が必要です。共通テストを課さず、調査書・志望理由書・活動報告書等に基づく個人面接で評価します。
名古屋学院大学データ経営学科の2027年度情報・商業系資格重視入試は、日商簿記2級などが対象です。資格取得は高校在学中等、既卒者等は2024年4月1日以降という条件があります。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、合格した場合は必ず入学する専願制です。
日商簿記1級への挑戦とは別に、出願に使う2級等の資格取得証明も確認してください。全体評定の数値基準は設けず、志望理由書20点・取得資格40点・面接40点で評価します。会計データをどう使いたいかを、資格と本人の調査・分析の経験から伝える方法が考えられます。
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
会計に加えてデータ分析を深めたいなら、数理・情報系の選抜も比べてみましょう。2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、簿記を学んだ経験を起点に、情報・統計の資格、企業分析、販売実習などを、志望分野に合わせて組み合わせられます。データ分析を深めたい人には、集計や可視化の基礎から、自分の考察を資料に残す段階まで支援します。
活動報告書や志望理由では、資格に挑戦した理由、学習上の工夫、使ってみて生まれた疑問を具体化できます。小論文や面接でも、数字の意味と根拠を自分の言葉で説明できるよう練習します。資格の学びを、大学でさらに研究したい課題へつなげる準備を進められます。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


