法政大学の「STARTプログラム」は、企業の講義やフィールドワーク、グループでの議論・発表を通してSDGsを学ぶ取り組みです。法政大学と連携する高校の生徒も参加対象に含まれます。
社会課題を知る体験から、自分で調べ、提案を確かめる探究へ進むことが、推薦・総合型選抜で伝える実績につながります。資格の知識を実際の調査に使い、高校1・2年から学びを積み重ねたいところです。
STARTプログラムの対象と2026年度の内容
公式の全体案内では、法政大学や連携大学の学生に加え、連携する国内外の高校の生徒を対象としています。全国の高校生が所属校に関係なく申し込める制度ではありません。参加できる企画や申込方法、対象学年は、在籍校と個別プログラムの案内で確認してください。
2026年度の実施期間は2026年6月〜2027年2月です。ゼミナール編のコアワークには、企業等の講義、現地フィールドワーク、グループワークと発表があります。フレキシブルワークは講義や議論・発表、思考力養成編はSDGsに関する動画、読書、セミナー等で学ぶ構成です。
ネイチャーポジティブ、地方創生・まちづくり、ビジネスなどのテーマから、関心のある社会課題に触れられます。単発の参加歴を並べるより、複数の学びで自分の考えがどう変わったかを残すことが大切です。
受講の記録とオープンバッジの扱い
公式案内は、コアワーク1つ以上、コア・フレキシブル合わせて3つ以上、思考力養成編3コンテンツ以上の学習とポートフォリオへの記録、最終個人レポートを、オープンバッジの条件として挙げています。
ただし受講の手引きの対象欄は大学学部生を中心に記載されています。高校生への発行条件や手続まで同じと決めず、所属高校や事務局に確認してください。また、手引きにある「1・2年次を優先」は大学生についての説明です。
このプログラムには大学の単位認定はありません。参加にかかる費用は個別の案内も確かめましょう。参加、所定の学習の完了、バッジの取得は、それぞれ実際に満たした範囲で伝える必要があります。
出典:法政大学・2026年度STARTプログラム受講の手引き1〜2ページ
資格の知識を使い、本人の調査へ発展させる
例えば、地域の食品ロスに関心を持ったなら、公開統計の対象期間や集計方法を確かめ、地域ごとの違いを調べる方法があります。統計検定で学んだ平均・散らばり・相関を、数字の読み違いを防ぐために使えます。
Pythonや表計算で整理する場合は、元のデータ、比較条件、自分のコード、結果と考察を残しましょう。グループの提案と自分の担当を分け、他の参加者や企業からの助言を受けて、何を調べ直したかも記録します。
これは本人が活動を発展させる例です。プログラムの参加だけで特定大学の出願条件を満たしたり、資格と組み合わせれば一律に加点されたりするという説明ではありません。
探究の成果を伝える大学・方式の比較
| 大学・2027年度の方式 | 実績を伝える方向 | 主な準備 |
|---|---|---|
| 筑波大学・知識情報・図書館学類AC入試 | 継続した活動から問題解決の過程を説明 | 最近2年以上の活動、自己推薦書、面接・口述 |
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類総合型選抜 | 情報技術を使う制作・分析を活動資料へ | 現役等、入学確約、発表・口頭試問 |
| 東京電機大学・理工学部総合型選抜AO | 学習と制作の経験を活動報告・発表へ | 数学・外国語各3.3、履修条件、事前課題 |
筑波大学の2027年度AC入試では、本人の継続的な取り組みと問題解決能力を、資料と面接・口述試験で示す必要があります。知識情報・図書館学類は最近2年以上の活動を求めており、短期の参加経験だけで済ませず、その前後の調査や制作まで振り返る準備が重要です。大学入学資格が必要で、共通テストは課しません。
電気通信大学Ⅱ類の2027年度総合型選抜は、2027年3月高校卒業見込み等と、合格時の入学確約が条件です。活動実績報告書と3分以内の自己PR動画、書類選考後の発表・面接・口頭試問に備えます。社会課題を知った経験に、本人が行った分析や制作をつなげる方法が考えられます。
出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項3・7〜9ページ
東京電機大学理工学部の2027年度AOは既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上に加え、課程別の履修条件が必要です。事前課題・活動報告・発表・面接等で選考し、他大学と併願できます。社会課題への提案を技術で実現したい理由を、本人の学習経験から説明しましょう。
参加時期と出願期限を合わせて計画
2026年度STARTは翌年2月まで続くため、秋の出願後に行う活動を、提出時点で達成した実績にはできません。実施済みの学習・調査と、これから取り組む計画を分けましょう。2027年度入試は方式の比較例として、今後参加する高校1・2年生は自分の卒業年度の要項で条件を確認する必要があります。
資格と本人の探究を早くから育て、基礎学力と一緒に準備することで、理系推薦の選択肢も広がります。2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科・学校推薦型選抜Ⅱは、受験4人・合格2人で実質倍率2.00倍でした。参加プログラムの選考とは別の、大学入試の実績です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで経験・資格・志望理由を結び付ける
スキルパスは、実績の組み合わせ方と資格対策、大学ごとの書類・面接対策を熟知しています。参加対象に合う企画の検討から、学習前の基礎づくり、本人の調査・分析、成果の伝え方まで支えます。
統計やプログラミングを学び、社会課題について自分で調べた記録を作る。提案の根拠や限界を説明し、大学で何を深めたいかを考える。この過程を、志望理由書・活動資料・発表・口頭試問につなげます。
高校1・2年からの早期準備にも、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


