日本薬科大学の「高校生 遺伝子工学実習」は、複数日にわたる実験から結果の考察・発表まで取り組む高大連携企画です。生物や化学の知識を使い、実際の試料を分析する経験を得られます。総合型選抜・公募推薦につなげるには、参加した事実に加えて、原理を理解し、自分が考えたことを説明できるようにすることが大切です。

日本薬科大学の高校生遺伝子工学実習で学べることと参加条件

大学の2026年8月10日付公式報告によると、実習は8月7日・8日・10日の3日間に実施されました。テーマは、遺伝子の性質と解析の基礎を学び、遺伝子工学技術で食肉の種類を判定できるかを確かめる内容です。

牛・豚・鶏の肝臓を対象に、RNAやDNAの性質、PCRによる増幅、制限酵素を使った解析、電気泳動などを学びました。技術の名称を覚えるだけでなく、得られた結果を使って、何の試料かを考える構成です。最後には、班ごとに結果と考察を発表しています。

2026年の実習には、11校から65名の生徒が参加しました。この記事では、この実施例をもとに学びを紹介しています。翌年度の募集日程や費用、受入条件は、学校の先生や大学の高大連携窓口で確認しましょう。

出典:2026高校生遺伝子工学実習の実施報告

参加した経験を、推薦で伝わる成果へ

実習記録には、実験の目的、学んだ原理、得られた結果、そこから考えたことを整理します。思うような結果が得られなかった場合も、何が影響した可能性があるかを調べることが、研究の問いになります。

例えば、試料や測定方法の違いが結果の読み取りにどう関わるのかを文献で調べ、図にまとめる方法があります。教員が説明した内容と、本人が結果から考えた内容を分けることが大切です。専門設備での追加実験は学校・大学の指導下で相談し、実施していない検証を成果として書かないようにしましょう。

資格と研究成果をどう組み合わせるか

生物検定や化学検定の学習は、分子の構造や反応、細胞の働きへの理解を深める準備になります。結果の違いを数値で考えるなら、統計検定や数学の学習も役立ちます。Pythonや表計算で図表を作る場合は、処理の方法と元データを残すと、説明の根拠になります。

以下は2027年度の大学別方式の比較例です。各校の該当方式は2026年9月に出願を終えています。8月の実習経験と、9月までに取り組んだ内容は区分し、出願後に始めた追加研究を、その前の実績として提出することはできません。高校1・2年生は、次年度以降まで研究を深める計画を考えられます。

研究・学習実績を伝えられる大学3校

大学・方式実習から発展させる方向準備の要点
筑波大学・生物学類 AC入試生物への問いと継続研究最近2年以上の活動、経過・根拠資料
電気通信大学・Ⅲ類 総合型理工学の原理と測定・解析現役等、入学確約、研究の方法と結果
東京電機大学・理工学部 AO理工学の課題を調べ考察評定・履修、事前課題・発表・口頭試問

筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。生命環境学群生物学類の求める活動に合わせ、実験で生まれた問い、文献で調べたこと、条件を変えて確かめた過程を説明する方法が考えられます。

対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。

出典:筑波大学・2027年度AC入試要項5〜7ページ

電気通信大学Ⅲ類の2027年度総合型選抜では、活動実績の一覧に加え、高校等で取り組んだ理工学の代表的な研究を報告します。要項7ページ(PDF9頁)は「研究方法と結果」と記載し、関係する原理・法則・応用を含めて説明することを求めています。生命科学の実習から、測定方法やデータ解析に関する自分の研究へ発展させた場合に、その方法と検証を整理する準備が考えられます。

2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。共通テストはなく、一次は書類、二次は約10分の発表と約20分の質疑・口頭試問です。Ⅲ類では自己PR映像の提出はありません。

出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項6〜9ページ

東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。

出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ

理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も

2026年度入試では、京都工芸繊維大学工芸科学部・応用生物学域応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。

資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。

出典:2026入試情報・令和8年度入試結果(PDF14頁)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

コースと合格実績をトップページで見る

スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ

スキルパスでは、生物・化学の資格対策と教科の基礎を組み合わせ、実習の原理を自分の言葉で説明できる準備を支援します。結果を並べるだけでなく、疑問を一つ選び、文献を調べ、必要に応じて分析や図表づくりへ進む計画を立てます。

活動資料では、班の成果と本人の担当を分け、実験中の判断や考察を具体化。志望理由書では、実習で解決できなかった問いを、大学で学びたい生命科学・化学・計測などの分野へつなげます。発表や口頭試問では、なぜその方法で調べるのか、結果からどこまで言えるのかを答える練習へ。実習で学んだことを、本人の問いと考察が伝わる実績へ育てることを支援します。

スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。

筑波大学の対策記事を読むスキルパスの理系特化推薦対策

電気通信大学の対策記事を読むスキルパスの理系特化推薦対策

東京電機大学の対策記事を読むスキルパスの理系特化推薦対策

    合格を実現するスキルパスによる受験相談はこちら


    「第一志望合格率8割」を3年連続実現中

    合格を実現するスキルパスによる受験相談はこちら

    メールアドレス 必須

    相談者お名前 必須

    相談者の属性 必須

    現在の学年 必須

    電話番号 必須

    希望日程、曜日など 必須


    こちらで希望をお伺いの上、日程は担当者と調整後確定します。複数の日程を2,3日の余裕をもってご記入ください。土日・祝日も対応可能です。(10:00〜23:00まで対応可能です)

    所属高校・中学

    志望大学、ご要望、特に知りたいことなど

    当塾を何で知りましたか? 必須

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です