大阪工業大学の「OIT概論」は、大学の学部・学科の学びを理解するための集中講義です。レポートに合格すれば、同大学への入学後に1単位が認定される仕組みがあります。

大学の授業で見つけた関心を、資格と本人の制作・分析へ発展させ、推薦で伝えられる実績を育てましょう。情報科学部の2027年度AO入試は、自作作品や活動の内容を、書類と発表・口頭試問で評価します。

2026年は都島工業高校の3年生が2日間受講

大阪府立都島工業高校は、2026年7月23・24日に、3年生28人が大阪工業大学大宮キャンパスでOIT概論を受講したと報告しています。

工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部、知的財産学部などの教員が講義を担当し、高校生は1コマ100分の授業を受けました。複数分野に触れ、大学で何を学ぶかを考える2日間です。

大学の制度案内は、OIT概論について、学部・学科の学びの概要を理解する集中講義と説明しています。レポートを提出し、合格すると入学後に1単位が認定されます。受講しただけで自動的に単位が出るという意味ではありません。

この2026年の実施例は、高校との連携によるものです。一般の高校生が同じ日程で個人応募できるとは限らないため、参加を考える場合は、高校の進路担当の先生を通じて確認してください。

出典:都島工業高校・2026年のOIT概論受講報告・大阪工業大学・高大接続事業

講義で生まれた疑問を、本人の作品・活動へ

情報分野に関心を持ったなら、地域や学校生活の課題を一つ選び、自分でデータを整理したり、小さなプログラムを試作したりする探究が考えられます。例えば、公開されている交通情報を整理し、条件を変えると移動経路がどう違うかを比較する活動です。

作品を作る場合は、完成画面だけでなく、何を解決したいか、どのデータや技術を使ったか、どの条件で動かして何を改善したかまで残しましょう。共同制作なら、本人の担当部分が分かる記録も必要です。

これらは受講後に発展させる活動例です。2026年の受講生全員が同じプログラムを作ったという意味ではありません。大学で教わった内容と、本人が考えて試した部分を区別してください。

基本情報技術者の学習を処理手順やデータ構造に、統計検定の学習をデータの比較や評価に生かす方法もあります。資格の知識を使い、自分の制作や分析をどう改善したかまで伝えることが、推薦対策につながります。

OIT概論の学びから考える大学・方式

大学・2027年度の方式実績を伝える場面主な条件・選考
大阪工業大学情報科学部・AO学部学科特色型自作作品・活動の資料と発表現役、所定の評定3.5以上、2次は必ず入学、書類・口頭試問等
電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜情報系の分析・制作をレポート等へ現役等、入学確約、数学・情報CBT、発表・口頭試問
東京電機大学理工学部・総合型選抜AO制作の過程を事前課題・活動報告へ数学・外国語各3.3以上、課程別履修条件、発表・面接等

OIT概論の単位認定と、推薦入試で本人の実績を説明する活用は別の制度です。受講を出発点として、志望分野に合う本人の成果を育ててください。

大阪工業大学の情報科学部AOは、自作作品・活動を評価

2027年度のAO学部学科特色型は、高校・中等教育学校を2027年3月に卒業見込みの人が対象です。情報科学部は、数学・理科・外国語の3教科平均、数学・外国語・国語の3教科平均、全体の評定平均値のいずれかが3.5以上であることなどが条件です。

入学までの準備学習科目は数学Ⅱで、入学前の自学学習と入学後の補習授業の受講も求められます。1次は併願制ですが、2次出願では同大学を第1志望とし、合格すれば必ず入学することが条件です。他大学等の入試と併願できなくなります。

情報科学部の提出資料には、情報・データサイエンス分野の自作作品・活動に関する書類があります。要項は、用いた「情報・数理技術の詳細」を記述するよう求めています。作品の背景、仕様、動作、または活動の進み方と成果まで説明する資料です。

1次は書類審査と20分程度の個人面接で、10分程度の作品・活動の発表と、基礎学力を含む口頭試問等があります。志望理由書は800字以内です。2次は1000字程度の学修計画書による書類審査です。

何を作ったかに加え、技術を選んだ理由と、結果を確かめた方法を説明する準備が役立ちます。資格学習も、この制作・分析を支える知識として組み合わせましょう。

2027年度の1次出願は2026年9月1〜7日、1次面接は9月19日でした。2次出願は9月28日〜10月2日です。7月の受講後も、出願までに本人が実施した成果と、その後の制作計画を分ける必要があります。

出典:大阪工業大学2027年度AO学部学科特色型要項2・32〜33ページ

他大学の情報・理工系推薦も、条件を比較

電気通信大学Ⅰ類は2026年度中の高校卒業者等が対象で、合格時の入学確約が必要です。特別活動レポートと3分以内の活動PR動画、数学・情報のCBT、発表・面接・口頭試問等で選考します。

東京電機大学理工学部AOは既卒者も対象で、高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件があります。事前課題、活動報告、発表・面接等で選考し、他大学との併願も可能です。

両大学の2027年度出願も2026年9月上旬でした。高校1・2年生なら、講義で得た疑問を調べ、制作・検証を繰り返す時間を確保しながら、翌年度以降の条件を確認していきましょう。

出典:電気通信大学2027年度要項・東京電機大学2027年度AO要項

倍率の落ち着いた理系推薦を、早めの対策で狙う

2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。

資格、本人の制作・探究、数学・理科の基礎を組み合わせ、分野と条件が合う低倍率の方式を比較することで、名門理系大学を推薦で狙う戦略が考えられます。

出典:愛媛大学2026年度入試結果・熊本大学2026年度入試結果

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで資格・制作・書類・口頭試問まで

スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。参加条件や評定、入試時期の整理から、資格学習と本人の制作・分析、志望理由書、発表・口頭試問まで支えます。

プログラム制作なら、課題設定、仕様、実装、動作確認、改善を記録し、本人の工夫が伝わる資料へ整理します。発表の後に仕組みや数学的な根拠を質問されても、自分の言葉で説明できる練習までつなげます。

大阪工業大学は、生成AIの文章等をそのまま使うことは本人の成果物と認められず、不正となる場合があると公表しています。本人が考え、作り、確かめた実績を伝える対策として、オンラインで徹底伴走します。

出典:大阪工業大学・入学者選抜における生成AIの利用について

大阪工業大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

電気通信大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

東京電機大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

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