音楽を大学で学ぶには、実技の練習だけでなく、自分の取り組みを振り返り、進学後に深めたい内容を伝える準備も必要です。国立音楽大学の受験準備講習会では、授業や実技指導を通じて学びの課題を確かめられます。講習で得た助言を、本人の音楽活動と探究へどう生かしたかを残しておきましょう。

夏期・冬期の講習で、実技と基礎科目を学ぶ

2026年度の夏期講習は8月1〜5日、冬期講習は12月23〜26日の案内です。冬期の申込期間は10月19日〜11月25日となっています。実技、楽典、聴音、視唱などから、本人の課題と対象条件に合う内容を選びます。

実技の対象は中学1年生以上ですが、楽典・聴音・視唱の授業は高校生以上が対象です。冬期は原則として一都三県以外の人を対象とする実技のオンライン受講もありますが、授業は対面です。科目、実施日、受講料は講習案内で確認する必要があります。

講習前に、どこでつまずき、何を質問したいかを整理することが、受講の目的を明確にします。受講後は、助言と本人の練習の変化を分けて記録しましょう。

出典:国立音楽大学・2026夏期講習/2026冬期講習

くにおん楽典検定は、合格認定と免除の条件を確認

検定は、高校2年生以上で、受験準備講習会のCブロック「楽典」に申し込んだ人が対象です。受検は通算4回まで。検定料は無料ですが、講習の受講は有料です。

100点満点で一定の水準に達したと判断された高校3年生以上には、年度内有効の合格認定証を発行し、2027年度入試の楽典を免除する仕組みです。ただし、2026年12月の総合型選抜C日程には、直前の冬期講習の検定結果を使えません。

夏期の高校2年生には認定証を発行せず、実力診断の結果を知らせます。一方、冬期に高校2年生で合格した場合は、2028年度入試のうち一般選抜A・B日程を除いて楽典が免除される案内です。受検しただけで免除される制度ではなく、学年、認定、利用できる入試を対応させることが必要です。

出典:国立音楽大学・くにおん楽典検定の対象と特典

音楽活動に、資格と本人の制作・分析を重ねる

英検の学習を海外の作品解説や音楽文化の資料の読解へ、統計検定の学習を公開調査の比較へつなげる方法があります。音を技術面から捉えたい場合には、プログラミングの学習も選択肢になります。

例えば、本人の演奏録音を同じ条件で比較し、楽譜や練習メモと照らして変化を考える探究が考えられます。Pythonで音の特徴を可視化する場合は、録音条件や分析方法によって何が変わるかも示しましょう。

資格の知識、音楽に取り組んだ過程、本人の作品や考察を結びつけることが目標です。これは発展させる学習例で、講習で全員に同じ研究を課すという意味ではありません。

学びの成果を生かす大学3校の比較例

大学・方式主な条件と、成果の伝え方
国立音楽大学・音楽学部/総合型選抜高校卒業等、第一志望(専願)、学ぶ意欲・能力、活動成果の自己評価と説明、内定後課題への取り組みが必要
桐朋学園大学・音楽学部/総合型選抜A・B日程高校卒業等、入学専願が必要。専門科目・専攻実技・面接と学修計画書で選考。認定証のある対象科目は免除
慶應義塾大学・総合政策学部/環境情報学部AO入試高校卒業等、日本語または英語で大学で学ぶ能力、第一志望・入学確約が必要。本人の制作や調査を活動資料へ

国立音楽大学の2027年度要項20ページは、音楽活動について「その成果を自己評価して」と求めています。演奏や制作を続けた記録、助言を受けた変化、学び直した内容を、自分の言葉で説明することが対応します。

学修計画書と、これまでの音楽を含む学びや活動の報告書等を提出し、楽典、専攻科目または実技、面接、書類で選考します。専修によって内容が異なり、音楽デザインはB日程のみ募集、音楽情報はプレゼンテーションまたはパフォーマンスと面接などを課します。

出典:国立音楽大学・2027音楽学部募集要項20〜21ページ

桐朋学園大学の総合型A・B日程は、専門科目・専攻実技・面接と学修計画書で選考します。同大学の認定証による免除は、桐朋学園大学で定める対象科目の制度です。国立音楽大学の楽典検定と取り替えて使えるという意味ではありません。

出典:桐朋学園大学・2027総合型選抜A・B日程募集要項

慶應SFCでは、本人の制作や調査を、志望理由と学習計画へつなげる準備が考えられます。一次は書類、二次は面接です。客観的に本人を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。

出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ

2027年度要項は準備の比較例です。冬期講習の結果を、既に終わった9月のSFC出願へ提出することはできません。本人の受験年度と締切を確認し、主に翌年度以降を見据えて活動を続けましょう。

音響や情報技術へ関心が深まった場合の推薦例

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。音楽系の倍率とは別の結果です。音の分析や情報技術を研究したい場合は、資格、制作・分析、数学や英語を早くから学び、名門理系大学を目指す道もあります。

出典:静岡大学・2026年度入試調査資料(PDF6頁・印刷4ページ)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで音楽の学びを推薦の実績へ育てる

スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から、資格や基礎学力、本人の活動、利用できる講習と受験時期を整理し、継続した準備を支えます。

受講後は、練習の変化、作品、本人の分析と考察を整理し、大学で深めたい問いへつなげます。音楽の専門実技は専門の指導も受けながら、スキルパスでは資格、探究の設計、大学別の志望理由、発表・面接での説明を支えます。

オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。

国立音楽大学の志望理由書対策を読むスキルパスの理系特化推薦対策

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