商学、経営学、人間科学の違いは、大学の講義を受けて初めて具体的に見えることがあります。高千穂大学の「タカチホ・スクール」は、大学と同じ90分の講義で学びを体験する企画です。受講による入試上の扱いを確認し、資格や本人の探究と重ねて準備することが大切です。
サマー・スプリングの講義で、3学部の学びに触れる
大学は、3月のスプリングスクールと7月のサマースクールを案内しています。商学部、経営学部、人間科学部の学びと違いに触れる講義です。1講座から参加でき、高校1・2年生も参加回数に応じた入試の加点対象としています。
2026年のサマースクールは7月29〜31日に行う案内で、既に終了しています。現行ページでは、2027年3月26日のスプリングスクールも公表しています。マーケティング、組織のコミュニケーション、映画の読み取りなど、学部ごとのテーマが掲載されています。
受講する前に、どの問題を大学で学びたいかを考え、講義で見方が変わった点を残しましょう。参加回数と、本人が何を理解して考えたかは、両方を準備する必要があります。
2027総合型は、参加加点と出願条件を分けて確認
2027年度要項6ページは、春・夏の参加者について「参加した講座数に応じて」書類審査で一定の加点を行うとしています。一方、スクーリング型への出願には、サマースクールの受講が必要です。
スクーリング型は高校卒業等の資格があり、高千穂大学を第一志望とする人が対象です。専願制で、合格後の入学辞退はできません。2026年は夏の期間中に1講座以上受講し、9月1〜7日に出願、9月12日に面接、一次結果は9月24日、課題提出は10月9日、二次結果は11月2日の流れでした。
選考は面接40点、書類40点、課題20点の総合判定です。講座参加だけで合格するのではなく、一次選考後の課題にも取り組む方式です。基礎学力型などの別方式とは、条件と配点を混同しないことが必要です。
対象資格を持つだけで終わらず、本人の探究へ使う
同要項は、学習成績、資格取得、課外活動の区分でも一定の加点を案内しています。資格には英検準2級以上、数学検定準2級以上、ITパスポート以上の情報処理技術者試験などがあり、調査書で証明できることが条件です。
資格の数に応じて無制限に点が増えるという説明ではありません。大学が示す区分と証明方法を確かめましょう。加点の具体的な点数を推測せず、資格の知識を本人の学びへ使うことも大切です。
例えば、講義で商品への関心を持ったなら、簿記やITパスポートの学習を、企業の公開資料や情報管理の理解へつなげる方法があります。統計検定を学び、地域の消費・人口の調査を読み比べたり、Pythonで公開データを分析したりする探究も考えられます。
資格、講義の要点、本人の調査・分析結果を結びつけることが、大学で深めたい内容を具体的にします。講義で課される課題と、自分が発展させる研究は分けて考えましょう。
本人の活動を生かす大学3校の比較例
| 大学・方式 | 主な条件と成果の伝え方 |
|---|---|
| 高千穂大学/総合型スクーリング型 | 高校卒業等、第一志望・専願、夏の講座参加が条件。書類・面接と一次選考後の課題で評価 |
| ICU・教養学部/総合型英語外部試験利用 | 全体4.1以上、所定の英語公式スコア、第一志望・入学確約等が必要。継続活動と小論文で関心を説明 |
| 慶應義塾大学・総合政策学部/環境情報学部AO入試 | 高校卒業等、日本語または英語で大学で学ぶ能力、第一志望・入学確約が必要。本人の調査と学習計画を資料へ |
ICUは2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通、小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。自己活動歴は少なくとも2・3週間以上の教科外活動が対象で、短い講義だけで条件を満たすものではありません。
出典:ICU・2027年度総合型要項3〜8・22〜23ページ
慶應SFCでは、本人の調査や制作を、志望理由と学習計画へつなげる準備が考えられます。一次は書類、二次は面接です。客観的に本人を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。
出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ
高千穂大学の参加加点が、他大学にも付くわけではありません。他大学では本人の活動として何を伝えられるかを、2027年度要項で比較しています。2027年3月の講義は、2027年度総合型の出願後となるため、主に2028年度以降の準備と考え、実際の提出期限までの成果を整理しましょう。
情報・数理へ関心が深まる場合の推薦例
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。高千穂大学の倍率とは別の結果です。データや情報技術を研究したい場合は、資格、分析・制作、数学や英語を早くから学び、名門理系大学を目指す道もあります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで講義を推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から、参加対象や時期、必要な資格と基礎学力を整理し、講義を受ける前の予習と本人の探究を準備できます。
受講後は、本人が考えたこと、調べた資料、分析や制作の成果をまとめ、大学で学ぶ必要性へつなげます。志望理由書や面接では、経験から問いが変わった過程と、自分の役割を説明できるように支えます。大学の課題はルールに従い、本人が取り組むことが前提です。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


