医療創生大学といわき総合高校の高大連携授業では、自助具やコミュニケーション機器を学び、暮らしを支える工夫を考えます。学校の福祉の学習と、大学の作業療法の専門性をつなぐ取組です。総合型選抜・公募推薦へ生かすなら、機器を体験した感想から、自分で仕組みや使い方の違いを調べる活動へ深めることが大切です。
医療創生大学×いわき総合高校の医療福祉高大連携授業で学べることと参加条件
大学の2026年6月11日の報告では、いわき総合高校で福祉を学ぶ3年生6人を対象に、高大連携授業を実施しています。自助具の役割や工夫について講義を受け、実際に機器に触れて理解を深める内容です。一般の高校生が随時申し込める公開講座ではありません。
自助具は、日常生活で生じる不便さを補う道具です。授業ではコミュニケーション機器も扱い、使う人の生活と機器を結び付けて考える機会を設けています。道具の名前だけでなく、どの動作や場面を支えるのかに注目することが、次の探究につながります。
6月の報告は、10月に脊髄損傷と移動の援助の事例を学ぶ授業を続ける計画も示しています。後半については、この報告に記載された予定です。実際の受講記録には、実施された授業と自分が取り組んだ内容を残し、計画段階の内容とは分けましょう。
出典:2026年6月11日・いわき総合高校との高大連携授業報告
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、持ち手の形や太さが違う道具を資料で比較し、どのような動作を補う工夫かを図にまとめる方法があります。情報を入力する機器なら、身体の動きと入力の仕組み、使う場所の条件にも目を向けられます。
生活上の課題、道具の工夫、その工夫が役立つ理由をつなげて説明することが重要です。模型やプログラムを作る場合も、何を確かめるための制作かを先に整理しましょう。人に使ってもらう調査は学校等の指導の下で相談し、安全性や相手の了承を含めて計画する必要があります。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
生物の学習を身体の働きへ、物理の学習を力や動き、機器の仕組みへつなげられます。統計検定を学び、測定値の違いやばらつきを考える方法もあります。プログラミングや情報の資格学習は、入力・表示の仕組みを理解し、自分の制作へ進む基礎になります。
以下は、関心が生命科学・医工学へ広がった場合の2027年度方式の比較です。各校の該当方式は2026年9月に出願を終えており、10月以降に行う授業や制作の成果を、その前の実績として提出することはできません。高校1・2年生は、翌年度以降を見据えて学習と探究を続けましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 授業から発展させる方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 筑波大学・生物学類 AC入試 | 身体や生命への問いと継続研究 | 最近2年以上、経過・根拠資料 |
| 電気通信大学・Ⅲ類 総合型 | 支援機器の原理・測定・解析 | 現役等、入学確約、代表研究 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | 生活課題と理工学の探究 | 評定・履修、課題・発表・口頭試問 |
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。生命環境学群生物学類の求める活動に合わせ、からだや生命への関心から問いを立て、資料や観察を使って考察を深めた過程を説明する方法が考えられます。
対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
電気通信大学Ⅲ類の2027年度総合型選抜では、高校等で取り組んだ理工学の代表的な研究を報告します。要項7ページ(PDF9頁)は「研究方法と結果」と記載し、原理・法則や応用を含めて説明することを求めています。医療・福祉の課題から、機器の仕組みや測定・データ解析に関する問いを、自分の研究として深めた場合に、考察を伝える準備が考えられます。
2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。共通テストはなく、一次は書類、二次は約10分の発表と約20分の質疑・口頭試問です。Ⅲ類では自己PR映像の提出はありません。
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、京都工芸繊維大学工芸科学部・応用生物学域応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、授業で関心を持った生活支援の課題を整理し、教科・資格の基礎学習と、道具や機器について調べる活動を組み合わせます。形状を比べる、動きを図にする、データを表計算やPythonで整理するなど、問いに合った方法を検討します。
活動資料では、授業で体験した内容と、自分の調査・制作を分けて記録します。志望理由書では、生活上の課題から、大学で学びたい生命科学、材料、機械、情報などへつなげます。発表・口頭試問では、原理、比較条件、結果の限界に答える練習を重ねます。体験を通じて理解した仕組みや、自分の工夫を伝えられる実績へ育てることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


