コー・イノベーション大学(CoIU)の「Toi旅」は、地域での観察や対話を通して、問いを深める高大接続校向けの探究プログラムです。体験中に考えが変わった理由と、帰ってから調べ直した過程を残せば、推薦・総合型選抜で自分の学びを説明する材料になります。
Toi旅は協定校等の生徒が参加する探究プログラム
2026年10月17・18日に飛騨で実施され、中学生・高校生26人が参加しました。大学の公式報告は高大接続協定校などからの参加としており、全国の高校生が自由に応募する制度とは分けて考える必要があります。次の参加機会や対象学年、費用・手続は、在籍校や大学の新しい案内を確認してください。
事前ワーク、地域でのフィールドワーク、地域の人や大学関係者との対話を通じて、自分の見方を問い直す構成です。公式報告には、希望する高校生と3月頃まで探究を続ける構想もあります。これは今後の予定であり、参加者全員の修了実績として扱うものではありません。
2日間の参加と、その後に本人が続けた探究を分けて伝えることが大切です。修了証や大学入試での優遇が一律に得られる制度とは、公表資料から断定できません。
すぐに結論を出さず、立場の違いを調べる
地域を歩いたとき、観光客が多いことや古い建物があることを見て、すぐに課題だと決めていないでしょうか。本人の探究を深めるには、住む人、働く人、訪れる人の見方を調べ、誰が何に困っているのかを確かめる準備が役立ちます。
例えば、聞き取りの相手や場所を記録し、同じ状況への異なる意見を整理する。自分の最初の予想と比べ、追加でどんな資料が必要かを考える。最初の仮説に合わなかった意見も残すことが、考察の説得力につながります。
これは受講後の本人の活動例です。地域の人の言葉を公開する際は、名前や内容の扱いを確かめ、特定の少人数の意見を地域全体の結論に広げないようにしましょう。
統計・情報の資格と本人の成果を組み合わせる
統計検定の学習を、人口や交通などの公開データを読む力につなげられます。比較する地域、期間、集計の単位をそろえ、数字から言えることと言えないことを整理してください。
情報系を目指すなら、Pythonで集計・可視化を行い、調べた情報を伝える地図や画面を試作する方法もあります。ITパスポートやプログラミングで学ぶ知識を、具体的な分析や制作に使う経験です。資格の名前と、実際にその知識を使った場面を結び付けることが重要です。
本人の探究を生かして比較したい大学3校
| 大学・2027年度の方式 | 探究を伝える方向 | 主な条件・準備 |
|---|---|---|
| 筑波大学知識情報・図書館学類・AC入試 | 地域の情報の伝達や提案の改善 | 最近2年以上の活動、資料、面接・口述 |
| 電気通信大学情報理工学域Ⅱ類・総合型選抜 | 情報技術による制作・分析 | 現役等、入学確約、活動資料・発表 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜AO | 学習と技術的な探究の過程 | 数学・外国語各3.3、履修条件、事前課題 |
筑波大学知識情報・図書館学類の2027年度AC入試は、情報の伝達や知識の創造に関する課題を自分で発見・分析し、提案する力を評価します。対象は最近2年間またはそれ以上の継続的な活動です。大学入学資格を満たし、自己推薦書等の資料による一次選考、面接・口述試験による二次選考に備えます。共通テストは不要です。
地域探究なら、必要な情報を誰にどう届けるかを調べ、実際に伝え方を改善した過程を説明する方法が考えられます。短期の参加歴だけで、その活動期間の条件を満たしたと考えることはできません。
電気通信大学Ⅱ類の2027年度総合型選抜は、2027年3月高校卒業見込み等、合格時の入学確約が条件です。活動実績報告書と3分以内の自己PR動画、書類選考後の発表・面接・口頭試問で、本人の情報分野の取り組みを説明します。地域への関心に、本人が行ったデータ分析や制作を組み合わせる方法が考えられます。
東京電機大学理工学部の2027年度AOは既卒者も対象で、他大学と併願できます。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件が必要です。事前課題・活動報告・発表・面接等を通して、技術への関心と本人の取り組みを伝える準備が必要です。
今後の活動は、自分の受験年度に向けて
2026年10月のToi旅は、上記3大学の2027年度方式の9月出願より後に行われています。その経験を、9月に提出した資料の既得実績にすることはできません。ここで示す方式は今後の比較例として読み、翌年度以降の条件に合わせて準備しましょう。
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科・学校推薦型選抜Ⅱは、受験4人・合格2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。高校1・2年から資格・探究・基礎学力をそろえることで、名門理系大学も目標にできます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで経験を研究・志望理由へ育てる
スキルパスは、実績の組み合わせ方と資格対策、大学ごとの書類・面接対策を熟知しています。関心を深めるための情報・統計の学習から、本人の調査・分析、成果の伝え方まで支えます。
体験中の記録を振り返り、自分の問いと検証方法を整理します。調査結果の根拠と限界、共同活動での本人の役割を示し、大学で学びたい内容へつなげる準備です。オンラインの個別指導で、高校1・2年の実績づくりから志望理由書、発表・口頭試問まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


