AIで動くものを作っても、仕組みや結果を説明できなければ、推薦で伝える実績は十分に深まりません。金沢学院大学情報工学部は、高校との連携でPythonやAI、ゲーム制作を学ぶ授業を実施しています。自分で入力し、動かし、誤りを確かめた過程を、その後の探究へ発展させることが大切です。
高校の連携授業として大学で学ぶ
2026年8月26〜28日、新潟の日本文理高校1年生62人が、2泊3日の集中講義に参加しました。大学と同校は2025年9月に協定を結んでおり、情報工学部の授業を計6コマ受けています。
扱ったのは、プログラミング、データ駆動型アプリ、グラフ理論、画像の表現やアルゴリズム、Unityによるゲーム制作など。名前を入力して挨拶を返すプログラムや、画像を数値として扱う課題を通じ、入力と出力の関係を確かめました。
これらは連携高校の参加例です。全国の個人が申し込める一般募集として案内されたものではありません。学校で利用できる企画と参加条件は、在籍校や大学の新しい案内を確認してください。
羽黒高校の授業では、AIの誤判定を検証
同年10月13日からの3日間は、山形の羽黒高校2年生30人が授業と部活動を体験しました。情報工学に加え、経済・スポーツ科学の授業も受ける別のプログラムです。
10月14日のDX授業では、野球の「セーフ」「アウト」のポーズをAIに学習させ、判定するプログラムを作りました。誤判定が起きる条件を探し、改良して、チームで結果を検証しています。骨格推定や画像認識とドローン技術との関係も学びました。
AIが正しく動いた場面だけでなく、何を変えると間違えたかを説明することが、探究を深めるきっかけになります。日本文理高校の6コマの集中講義と、羽黒高校の授業・部活動体験は、内容と参加者を分けて捉えましょう。
資格学習と、本人の試作・分析を組み合わせる
ITパスポートで情報システムやセキュリティの基本を学び、プログラミングの学習で入力、条件分岐、繰り返し、データの保存を理解する方法があります。授業のコードを読み直し、一部の機能を自分で変更することも一案です。
統計検定の学習は、AIの判定結果を比較する基礎になります。例えば、学習に使う画像と確かめる画像を分け、同じ条件で判定を比べる活動が考えられます。明るさや向きを変えた場合の結果を表にし、誤りの傾向を検討するのは、本人が取り組む発展例です。
公開コードやAIの出力を使う場合は、利用元と本人の変更箇所を残しましょう。借りた技術と、自分が考えた改善を区別できることが、成果の説明を具体的にします。
情報系の学びを深める大学3校の例
| 大学・方式 | 成果の生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類/総合型選抜 | 情報分野の制作・検証を活動実績報告書へ。2027年3月卒業見込み等と入学確約が必要 |
| 東京電機大学・理工学部/総合型選抜 | 分析や改善を活動報告書等と発表で説明。高校卒業ルートは数学・外国語各3.3以上など、併願可 |
| 金沢工業大学・情報理工学部等/総合型選抜課外活動型 | 活動による成長をエントリーシートへ。2027年3月高校・中等教育学校卒業見込みが対象、併願可 |
電気通信大学の2027年度要項7ページには「他大学でのスクーリング・セミナー参加」とあります。受講内容とともに、本人のコード、検証した条件、改善前後の結果を整理する準備が考えられます。Ⅱ類では活動実績報告書や3分間のPR動画などを提出し、書類選考後に発表と面接・口頭試問があります。
東京電機大学理工学部は、一次の課題・活動報告書等と、二次のプレゼンテーション・面接で評価します。高校卒業による出願は数学・外国語の成績が各3.3以上必要です。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C、英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、理数科や工業・総合・情報等の学科は別の履修条件を確認してください。
金沢工業大学の課外活動型は、調査書、エントリーシートと15分間の面談で総合評価します。制作で成長した点、学びたい内容、将来への関心を具体的に伝える準備が考えられます。
2026年の参加例は高校1・2年生の活動で、主に翌年度以降の受験につながります。2027年度要項は準備の比較例です。出願期限より後の成果を過去の実績にせず、本人の受験年度に合わせて活動を続けましょう。参加や資格に一律加点が付くという説明ではありません。
名門理系大学を目指すなら、高校1・2年から
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。高校生の連携授業の選考とは別の大学入試の実績です。資格、制作・探究、数学や英語の基礎を早くから育てると、理系推薦にも選択肢が広がります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスでDXの体験を推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。参加できる学習企画の検討から、情報・数学の基礎、活動後に確かめたい問いを整理する段階まで支援を受けられます。
制作後は、コードの理解、エラーの記録、Pythonによる集計や検証を通じて、本人が説明できる成果へ発展させます。志望理由書では、作って分かったことと残った課題を大学の学びへ結びつけます。発表や口頭試問でも、AIの仕組みや比較の理由を自分の言葉で伝えられるように備えます。
オンラインの個別指導で、資格、制作・探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


