長岡高校は、理数科と普通科それぞれにSSR科目を設け、課題研究に情報・統計や対話の学習を組み合わせています。2026年の大学合格実績と令和7年度のSSH報告をもとに、研究を続けた過程を理系推薦で伝える方法を紹介します。

2026年入試の現役国公立大学合格は182人。SSHでは、普通科の課題研究でも実験方法を改良し、中間発表と相互評価を経て成果をまとめています。

新潟県立長岡高等学校の大学合格実績

対象は令和8年度=2026年度入試の現役大学合格者数(2026年4月1日現在)です。

大学合格者数
新潟大学58人
金沢大学10人
千葉大学9人
筑波大学8人
東北大学7人
北海道大学6人
芝浦工業大学12人
東京理科大学12人

出典:新潟県立長岡高等学校・令和8年度 大学別合格者数(4月1日現在)。

公式表の現役欄だけを掲載しています。既卒欄や、括弧内の理数科内数を人数へ加えていません。実際の進学者数を示す表ではありません。

理数科の人数だけを示す表ではなく、学校全体の現役合格例です。普通科・理数科のどちらに在籍していても、自分が履修した科目と実際の研究内容から志望分野を考えてみましょう。

学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。

新潟県立長岡高等学校のSSH探究・研究発表

以下は、令和7年度=2025年度SSH報告書に掲載された学科別の科目と実施内容をもとに整理した活動です。

活動名対象・時期公式資料で確認できる内容
SSR A・B・C/SSRⅠ・Ⅱ理数科/普通科理数科と普通科でそれぞれ課題研究を軸とする学校設定科目を設置。記録をまとめたポートフォリオも作成。
SS情報・SS統計1年生全員情報と統計を一体化し、データサイエンス型の実習へつなげる授業を編成。
中間発表と研究の再検討普通科SSRⅡ・物理分野等10月の分野別中間発表で質疑応答と自己・相互評価を行い、研究成果を再検討。3月はポスター形式で報告。

出典:新潟県立長岡高等学校・令和7年度 SSH研究開発実施報告書、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。

結果だけでなく、中間発表までに何を試し、その後どの方法を変えたかを振り返れる構成です。授業で残したポートフォリオから、修正の前後が分かる資料を探してみてください。

SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす

研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。

SSRで実験装置や計算方法を改良したなら、最初の方法では何が分からなかったか、どの変更によって比較しやすくなったかを説明しましょう。情報・統計の学習も、実際のデータ処理と結び付けると研究の中身を伝えやすくなります。

グループ研究では、チーム全体の成果と、自分が担当した測定・解析・資料調査を分けておきましょう。結果が予想と違ったときに、どの条件を見直し、何を確かめ直したかも大切な説明材料になります。

志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。

資格・コンテスト・探究を深める活動例

以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。

物理・数理

物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。

化学・生命

化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。

情報・データ

情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。

資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。

総合型・公募推薦を目指すための準備

志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。

確認したいこと準備のポイント
出願資格学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など
学力の確認数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無
研究や活動の資料問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲
志望理由高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり
日程と入学条件出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程

SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。

次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。

新潟大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

筑波大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

東北大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

新潟県立長岡高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問

理数科の合格者数として読んでよいですか?

掲載表は学校全体の現役欄です。理数科は公式表の括弧内に内数として掲載されていますが、この記事では学校全体の人数にそろえています。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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