大阪医療大学の総合型・公募推薦は、志望理由書を含む15分の面接があります。面接では、志望理由、高校までの学習、アドミッション・ポリシーの理解、入学後の学修計画等を総合的に判断します。本人の活動と医療を学ぶ理由をつなげて説明する準備が大切です。
医療看護学部の理学療法学科・看護学科を扱います。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。大学の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制を紹介します。
15分の面接と、方式ごとに異なる筆記試験
| 方式 | 面接 | 併せて評価する内容 |
|---|---|---|
| 総合型1期 | 志望理由書を含む15分・50点 | 事前課題提示型の小論文600字・60分、調査書、活動報告書 |
| 総合型2期 | 志望理由書を含む15分・50点 | 当日課題提示型の小論文400字・60分、調査書、活動報告書 |
| 総合型3期 | 志望理由書を含む15分・50点 | 英語・国語・数学から1科目の学力試験45分、調査書、活動報告書 |
| 公募推薦A・B日程 | 志望理由書を含む15分・50点 | 英語・国語・数学から2科目の学力試験90分、調査書、活動報告書 |
2027年度は、総合型1・2期が両学科とも小論文になっています。旧年度の理学療法学科のグループワークや、看護学科の学力試験と混同しないよう注意してください。
面接では、出願時に提出した志望理由書、活動報告書、調査書が参考資料として活用されます。結果だけでなく、本人が考えて行動した過程まで整理しましょう。
出典:大学公式2027年度入試ガイド・学生募集要項2・10~14ページ。
面接は15分です。提出書類に書いた経験と、志望学科で学びたい理由を本人の言葉で説明しましょう。
志望理由書と活動報告書から、本人の役割を振り返る
志望理由書は、志望学科のアドミッション・ポリシーを理解したうえで、黒のボールペンで本人が自筆記入する指示があります。生成AIの文章をそのまま使うことは避け、本人の経験や理解に基づいて整理してください。
| 書類から振り返ること | 面接前に説明してみる内容 |
|---|---|
| 志望のきっかけ | 医療や健康に疑問を持ち、何を調べたか |
| 本人の活動 | グループ全体の成果と、自分が担当したこと |
| 試行錯誤 | 予想と違った結果や助言を受け、どう見直したか |
| 学修計画 | 大学で何を学び、どの力を身に付けたいか |
活動報告書には、所定の資格・検定と課外活動実績の加点があります。資格・検定は最高10点、課外活動は5点です。それぞれ重複加点はなく、最も高いものが採用されます。資格は証明書のコピー、課外活動は高校からの所定の証明が必要です。
要項に挙げられている資格・検定には、英検、数検、漢検、GTEC、TOEICがあります。対象級・スコアや有効期間等を確認してください。本文で例に挙げる他の検定が、そのままこの加点の対象になるという意味ではありません。
理学療法・看護の質問例と回答の組み立て方
理学療法学科:身体の動きや回復について、何を調べましたか
……(本人が身体の動きや健康に疑問を持った経験)……から、……(授業、読書、観察、探究等)……を進めました。……(記録や複数の資料)……を比べ、……(当初見落としていた条件)……に気付きました。大学で身体の働きと理学療法を学び、根拠を確かめて相手の状況を理解する力を身に付けたいです。
物理検定、生物検定、統計検定や探究発表の経験があれば、学んだ内容を何の疑問に使ったかまで振り返りましょう。身近な人の回復を見た経験は、本人が見聞きした範囲と、資料で調べた内容を区別して説明してください。
看護学科:相手の状況を理解するため、何を工夫しましたか
……(本人が人の健康や暮らしに関心を持った経験)……から、……(学校や地域の活動、読書、探究等)……を続けました。……(相手の反応や周囲の意見)……を受け、……(聞き方や関わり方を見直した点)……がありました。大学で看護の知識と技術を学び、相手の状況を確かめながら支援を考える力を深めたいです。
生物・化学に関する検定学習、語学資格、調査・発表等の実績があれば、学んだことと看護への疑問をつなげてください。高校生としての活動から、専門的な診断や治療効果まで断定しない説明も大切です。
両学科共通:活動で周囲と意見が違ったとき、どう対応しましたか
……(本人が協力して進めた活動)……で、……(意見や進め方の違い)……がありました。私は……(本人が確かめたこと、聞いた意見)……を基に、……(実際に提案・実行したこと)……を試しました。……(結果と、振り返って改善したい点)……があります。大学でも相手の考えを聞き、根拠を共有しながら学びたいです。
部活動や委員会、探究チーム等の経験は、役職名だけで終えず、本人の行動を具体的に説明しましょう。良い結果になった経験でも、他の方法を考える余地がなかったか振り返ってください。
資格や役職の名称に加え、知識を使った場面、本人の工夫、見直した過程まで伝える準備が大切です。
質問を受けて、学修計画まで説明する練習
志望理由書に書いた経験について、「なぜ医療職なのか」「なぜその学科なのか」「高校までの学習で足りない点は何か」を説明してみましょう。資格の学習や探究で分からなかったことを整理すると、大学で学ぶ理由も具体的になります。
面接練習では、質問の内容に合わせて答え、その根拠となる経験を補ってください。覚えた文章を最後まで言うことに集中せず、相手に伝わったかを確かめながら説明する練習が役立ちます。
小論文も、結論、理由、経験や資料の根拠を整理して書く練習が大切です。本人の意見と調べた事実を区別し、口頭でも要点を説明してみましょう。
スキルパスでは、本人の資格学習、探究、発表、学校や地域の活動を振り返り、書類と面接の準備を支援します。経験を誇張せず、考えて試した過程を本人の言葉で伝える練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の公募推薦と総合型の日程
| 方式 | 出願期間 | 試験日・合格発表日 |
|---|---|---|
| 公募推薦A日程 | 2026年11月1~9日 | 試験11月14日、合格発表12月1日 |
| 公募推薦B日程 | 2026年11月1~9日 | 試験11月15日、合格発表12月1日 |
| 総合型1期 | 2026年9月1~10日 | 試験9月19日、合格発表11月1日 |
| 総合型2期 | 2026年9月26日~10月5日 | 試験10月11日、合格発表11月1日 |
| 総合型3期 | 2026年10月12~19日 | 試験10月24日、合格発表11月1日 |
総合型の試験は全3期とも実施済みです。総合型1・2期は専願、3期と公募推薦は併願の方式になっています。公募推薦はA・B両日程への出願も可能です。
出願はWebで行い、検定料納入後に必要書類を印刷・郵送します。書類は締切日の消印有効で、簡易書留速達の指示があります。公募推薦の入学手続締切は12月18日です。
公募推薦はA・Bの両日程に出願できます。Web入力だけで終えず、必要書類の郵送まで期限内に済ませましょう。
最新の条件と様式は大学公式の入試についてで確認してください。志望理由の整理は関連記事でも紹介しています。


