鈴鹿大学の総合型は、自己PR、スポーツ活動、オープンキャンパス利用の3方式です。提出するレポート等に沿って20分の面接があります。公募推薦も20分の面接ですが、提出書類や質問の対象が異なります。受ける方式に合わせ、本人の経験と学びたい理由を整理しましょう。
国際地域学部国際地域学科と、こども教育学部こども教育学科を扱います。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。大学の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募方式を紹介します。
総合型の3方式と、公募推薦の面接
| 方式 | 提出するレポート等 | 面接の内容 |
|---|---|---|
| 総合型・自己PR方式 | 自己PRレポート600字 | 20分。自己PRレポート等に関する質疑応答 |
| 総合型・スポーツ活動方式 | スポーツ活動報告書 | 20分。スポーツ活動報告書等に関する質疑応答 |
| 総合型・オープンキャンパス利用方式 | 体験授業レポート600字 | 20分。体験授業レポート等に関する質疑応答 |
| 公募推薦 | 志望理由書300字 | 20分。志望理由書等に関する質疑応答。こども教育学部は教育問題等も対象 |
総合型は、レポート等と面接に加え、調査書等で高校での学習・活動状況も審査します。公募推薦は志望理由書と面接を評価します。レポートをきれいに書くことに偏らず、書いた内容を本人が説明できるか確かめてください。
出典:大学公式2027年度学生募集要項8~11ページ。この記事では2027年4月入学を扱います。
面接では、提出したレポートや志望理由書について、本人の経験と考えを具体的に説明する準備が大切です。
書類に合わせて、説明する経験を選ぶ
自己PR方式は、高校等での経験や本人の長所・得意なことを基に、考えや学修への意欲を伝える方式です。スポーツ活動方式には、大学が指定する強化クラブの競技で優秀な実績等の条件があります。どの競技経験でも対象になると考えず、公式要項を確認してください。
オープンキャンパス利用方式は、大学が指定するオープンキャンパスに参加し、志望学部・学科の体験授業を通じて得た学びや関心を伝える方式です。参加した感想だけでなく、何を考え、さらに何を学びたくなったかまで振り返りましょう。
| 方式に応じた整理 | 面接前に確かめること |
|---|---|
| 自己PR | 強みが表れた本人の行動と、学修につながる理由 |
| スポーツ活動 | 成績、本人の役割、課題を受けて改善した過程 |
| 体験授業 | 授業で扱った内容、考えたこと、その後に調べたこと |
| 公募推薦 | 志望理由書の経験と、その学部で深めたい問い |
公募推薦は、2027年3月卒業見込みで、学校長の推薦等の条件があります。全体の評定平均値は国際地域学部が3.0以上、こども教育学部が3.2以上です。本人の出願資格は要項で確認してください。
2学部と各方式の質問例・回答の組み立て方
国際地域学部:地域や社会への疑問を、どう調べましたか
……(本人が地域、国際交流、社会の仕組みに疑問を持った経験)……から、……(調査、企画、交流、探究等)……を進めました。……(異なる立場の意見や資料)……を比べ、……(当初見落としていた条件)……に気付きました。大学で国際地域について学び、根拠を確かめながら課題を考える力を深めたいです。
英検等の語学資格、ITパスポート、統計検定や探究発表の経験があれば、その知識をどの調査や判断に使ったかまで整理しましょう。地域の課題を一つの原因だけで説明せず、調べた範囲とまだ分からないことを伝える練習も役立ちます。
こども教育学部:子どもの学びや教育について、どんな疑問がありますか
……(本人が子どもの学びや教育に関心を持った経験)……から、……(読書、授業、学校や地域の活動等)……を進めました。……(相手の反応や複数の資料)……を受け、……(関わり方や考えを見直した点)……がありました。大学で子どもの理解と教育の方法を学び、相手の状況に合う関わりを考える力を身に付けたいです。
公募推薦は教育問題等も質疑応答の対象です。身近な経験を基に考えつつ、個人の体験だけで教育全体を決めつけない説明を練習してください。探究発表、読み聞かせ、語学や数理等の学習実績があれば、学んだことを相手に合わせて伝えた経験も振り返りましょう。
スポーツ活動方式:結果を受けて、何を変えましたか
……(本人が取り組んだ競技と活動)……で、……(記録、試合、練習等の課題)……がありました。……(本人が担当・実行した工夫)……を試し、……(記録や指導を受けて見直したこと)……があります。この経験を基に、大学では……(志望学部で学びたい内容)……を深めたいです。
大会の成績と本人の役割を分け、改善の根拠を説明しましょう。チーム全体の成果を本人だけの成果として書かず、大学での学びとの関係まで整理してください。
オープンキャンパス利用方式:体験授業の何を、さらに学びたいですか
……(本人が参加した体験授業と扱われた内容)……で、……(関心を持った問い)……がありました。授業後に……(本人が読み直した資料や調べたこと)……を確かめ、……(新たに分かった点と残った疑問)……があります。大学で……(深めたい内容)……を学び、考えを根拠とともに説明する力を伸ばしたいです。
実際に参加した授業に基づいて説明してください。大学の雰囲気だけで終えず、体験授業レポートに書いた内容を振り返ることが大切です。
実績や参加歴に加え、本人が何を考え、調べ直したかまで説明すると、学びたい理由が伝わります。
20分の面接に向けて、質疑応答を練習する
提出した文章を読み返し、「なぜそう考えたか」「本人は何を担当したか」「大学で何を深めたいか」を説明してみましょう。相手の質問を聞き、必要な経験や根拠を補いながら答える練習が役立ちます。
公募推薦の志望理由書は300字です。短い文章に収めるため省いた経験や理由も、本人が口頭で説明できるよう整理してください。こども教育学部では、教育について読んだ資料の内容と、本人の意見を区別して伝える練習も大切です。
本文の資格や活動は、実際の経験を振り返るための例です。大学がすべての資格を一律に加点するという意味ではありません。出願要件やスポーツ活動方式の対象は、公式の条件を確認してください。
スキルパスでは、本人の資格学習、探究、発表、学校や地域の活動を振り返り、出願書類と面接の準備を支援します。成果だけでなく、工夫と見直しの過程を本人の言葉で伝える練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の公募推薦・総合型の日程
| 方式 | 出願期間 | 試験日・合格発表日 |
|---|---|---|
| 公募推薦Ⅰ期 | 2026年11月2~13日 | 試験11月21日、合格発表12月1日 |
| 公募推薦Ⅱ期 | 2026年11月16~27日 | 試験12月5日、合格発表12月14日 |
| 総合型Ⅲ期・3方式 | 2026年11月16~27日 | 試験12月5日、合格発表12月14日 |
| 総合型Ⅳ期・3方式 | 2027年2月15~26日 | 試験3月6日、合格発表3月15日 |
| 総合型Ⅴ期・自己PR方式のみ | 2027年3月8~19日 | 試験3月25日、合格発表3月26日 |
書類の締切は消印有効です。Web出願、検定料の支払い、書類の印刷・提出まで、公式の手順に沿って準備してください。総合型Ⅰ・Ⅱ期の試験は実施済みです。
公募推薦は併願可能です。総合型の自己PR方式・オープンキャンパス利用方式はⅠ~Ⅳ期に専願・併願の区分があり、Ⅴ期の自己PR方式とスポーツ活動方式は専願です。
総合型Ⅴ期は自己PR方式だけです。受験時期、方式、専願・併願の区分を合わせて確認しましょう。
最新の条件と様式は大学公式の入試情報サイトで確認してください。志望理由の整理は関連記事でも紹介しています。


