教師になりたい気持ちを、実際に学んだ経験と結びつけて伝えたい。秀明大学の「学校教師未来塾」は、教職を目指す高校生が教師の仕事を知り、授業案づくりや模擬授業を経験する講座です。教える前後で何を考え、説明や教材をどう直したかが、志望理由を深める材料になります。
教師を目指す高校生が、授業づくりを学ぶ
対象は、小学校、中学校、高校、特別支援学校の教師を目指す高校生です。秀明大学学校教師学部を志望しているかどうかや、希望する教科は問わないと案内されています。
講師は大学教育研究所の教授、元教員等です。教師の多様な仕事や必要な力を学び、グループで授業案を作り、模擬授業を経験します。受講料は無料ですが、交通費は自己負担です。
応募状況により、全日程に出席できる生徒と高校3年生が優先されます。教員への関心と、継続して参加できる日程を確かめることが準備の出発点です。
地域によって、開催日と日数が異なる
公式案内には地域別の開催例があり、2026年夏は新潟が8月8・9日、静岡が8月22・23日などと掲載されています。すべての会場が同じ日数・同じ方法という案内ではありません。
ここで紹介する2026年の募集は終了しています。次回を考える場合は、開催地、募集要項、全日程に参加できるかを確かめましょう。未公表の2027年日程を前提に、出願計画を組まないことも大切です。
資格の学習を、教材と模擬授業へ結びつける
理数系の教師を目指すなら、数学検定や理科の検定学習を、現象の説明や教材づくりへ使う方法があります。統計検定で学んだグラフの読み方を、公開されている教育データの比較へ生かす探究も一例です。
模擬授業では、説明を聞く人がどこで迷ったか、図や例を変えると理解がどう変わったかを記録してみましょう。資格の知識、授業案、実践後の改善を一つの過程として示すことが目標です。班の成果と本人の担当も分けて残します。
学びを生かして考えたい大学3校
| 大学・2027年度の方式 | 学びの生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 愛知県立大学・教育福祉学部小学校教育コース/総合型選抜 | 活動実績報告書と口頭試問へ。2026年3月卒業者・2027年3月までの卒業見込み等、指定共通テストが必要 |
| 横浜国立大学・教育学部/総合型選抜専門領域枠 | 教職セミナー等の受講証明が必要。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等、全体3.5以上、教員志望と入学確約 |
| 宇都宮大学・共同教育学部理科/総合型選抜A一般 | 教職への関心と理科の活動を発表。現役等、学習成績概評B以上、入学確約が必要 |
愛知県立大学の2027年度要項10ページでは、口頭試問で「高等学校での活動」を評価するとあります。講座で作った授業案や模擬授業を振り返り、志望動機や、どのような教員になりたいかを説明する準備が考えられます。
地域の学校教員として貢献する意欲と、学校教育・子どもの発達への関心が必要です。共通テスト5教科5科目500点・口頭試問400点で、出願書類も含めて評価します。講座の経験と、幅広い教科の基礎学力を両方準備しましょう。
横浜国立大学の専門領域枠は、全国の教員養成系大学・学部や教育委員会の教職セミナー等の受講、または高校等での教職コース等の履修・単位修得が条件です。受講したことを証明する資料も必要です。未来塾で発行・用意できる資料と、専門領域枠の対象に当たるかを、主催者と出願先へ確認しましょう。
高大接続活動等の書類と小論文による一次選抜の後に面接があり、共通テストは不要です。英語・美術・保健体育には追加資料の条件があり、地域教員希望枠とは活動・就職希望の条件が異なります。
理科の教員に関心がある場合は、宇都宮大学共同教育学部理科の総合型選抜Aも候補として考えられます。講義レポートと、本人が取り組んだ理科の活動報告に基づく発表・面接で選考し、共通テストは不要です。教職への関心と併せて、自然科学を探究した経験も必要です。
出典:宇都宮大学・2027年度要項24〜25・36〜37ページ
各方式は2027年度要項による比較例です。実際の提出期限までの成果を整理し、出願後の参加経験を遡って実績にしないよう、早くから準備しましょう。受講歴だけで一律の加点や合格が保証されるわけではありません。
推薦・総合型には比較的落ち着いた倍率も
2026年度の横浜国立大学教育学部自然・生活系教育コース技術専門領域の総合型選抜(専門領域枠)は、受験者11人・合格者6人で実質倍率1.83倍でした。プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。
資格の学習、教職体験、専門分野の探究、基礎学力を早くからそろえることが、国公立大学を目指す準備になります。理数系教員への関心も、本人の活動と合う方式で伝えましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスでプログラムの学びを推薦の実績へ
スキルパスは、資格対策と推薦で伝える実績の組み合わせ方を熟知した対策塾です。参加前には、教職を志す理由と得意な分野を整理し、数学・理科・英語などの資格学習を、深めたい問いと結びつける準備から支えます。
参加後は、模擬授業や講義での気付きを振り返り、根拠と考察を分けて活動記録を整理します。理数系なら、教材の試作、原理の説明、公開データの分析など、本人の関心に合う探究へ発展させる方法も一緒に考えます。
出願時には、教職体験と専門の学びを関連づけ、大学ごとの志望理由書・活動報告にまとめる準備を支えます。口頭試問で活動の意図や考えの変化を問われても説明できるよう、発表と質問への応答を練習します。
スキルパスはオンラインの個別指導で、資格対策、活動の整理、大学別の志望理由書・発表・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


