異なる文化を知るとき、国の紹介を読むだけでなく、そこに暮らす一人の経験から考える機会があります。流通科学大学と須磨友が丘高校は、選択科目「比較文化」を通じ、留学生と高校生の対話を続けています。相手の話を聞き、自分で資料を読み直して考えたことが、推薦・総合型選抜で伝える学びになります。

高校2・3年生の選択科目を、留学生との交流へ

2026年10月26日の大学報告によると、須磨友が丘高校との授業は2019年から続いています。高校2・3年生が選択科目「比較文化」で学び、その一部として大学との国際交流を行う取り組みです。

2026年度第2回のプログラムは10月7日で、高校生16人が来学しました。「日本に住む外国人」をテーマに、複数の国・地域出身の留学生と、グループで意見を交わしています。

質問には、日本留学を選んだ理由、留学先を決める基準、暮らしの中で感じた違い、困った経験などがありました。留学生は自分の経験を交えて説明し、高校生は対話を通じて考えを深めています。

出典:流通科学大学・2026年度比較文化の国際交流授業

対話を記録し、学んだことを整理して発表

授業の最後には、各チームで交流の内容を整理し、学びや印象に残ったことを発表しました。聞いて終えるだけでなく、他者へ説明できる形にまとめる活動が含まれています。

これは須磨友が丘高校の科目に基づく連携で、全国の高校生が個別に申し込める公開講座という意味ではありません。受講条件や継続の機会は学校の計画に沿って確認する必要があります。

本人の記録では、留学生から聞いた説明、班のまとめ、自分が考え直した点を分けられます。一人の経験を、その国や地域の全員の特徴と決めつけないことも大切です。

語学資格と、文化・社会の比較を組み合わせる

英検などの学習を、異なる地域の生活や教育を調べる資料の読解へつなげる方法があります。統計検定で調査結果の読み方を学び、対話で生まれた疑問を公開資料と照らし合わせる準備も考えられます。

例えば、多言語の生活案内を比較し、初めて来た人に必要な情報がどう示されているかを調べる探究が考えられます。本人が情報を整理するページや図を作るなら、参考資料と、自分で選んだ表現を区別しましょう。以上は本人が発展させる例です。

資格で学んだ知識、対話、追加調査と本人の考察をつなげることが目標です。10月の交流後に得た成果を、既に終わった同年9月の出願前の実績にすることはできません。高校1・2年から、自分の受験年度を見据えて学習を続けましょう。

学習を推薦で伝えられる大学3校の比較

大学・2027年度方式本人の学びの伝え方主な出願・選考条件
ICU教養学部・総合型英語外部試験利用継続活動と、関心を深めた小論文全体4.1以上、所定英語スコア、第一志望・入学確約、書類・面接
慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部AO課題への取り組みと大学での学習計画高校卒業等、日本語または英語の学習能力、第一志望・入学確約
APU・活動アピール方式活動から得た成長と成果、資格国内学生の資格、高校卒業等、優れた活動等、書類・オンライン面接

ICUの2027年度要項は、自己活動歴として「少なくとも2、3週間以上」の教科外活動を対象としています。短い講習や旅行だけでこの条件を満たすという意味ではありません。以前から続けた活動と受講後の取り組みを分け、本人の継続した学びを示す準備が必要です。

英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。全体4.1以上、2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通や小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。

出典:ICU・2027年度総合型選抜要項3〜8・22〜23ページ

慶應SFCは、志望理由・学習計画や本人の活動資料などの書類選考後に面接があります。客観的に志願者を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。大学で学ぶ理由を、本人が調べ、試し、考え直した経験から説明することが大切です。

出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ

APUの2027年度国内学生入試は日本国籍保持者・永住者が対象です。活動アピール方式では、高校卒業等、志望学部への関心・学修意欲、中学卒業以降の優れた活動等が求められます。一次は書類、二次は約20分のオンライン個人面接で、「活動を通じた成長および成果」などを評価します。日本語基準の1回生入試に、出願条件となる英語スコアの指定はありません。英語基準は言語要件が別です。

出典:APU・2027年度総合型選抜要項3・7・16〜18ページ

受講名に頼らず、本人の役割、工夫、結果、残った問いを資料へまとめましょう。上記は2027年度方式を使った比較例で、受講への一律加点を示すものではありません。ICU・SFCの該当出願は2026年9月に終了しています。出願後に行った活動を以前の実績とせず、高校1・2年生は自分の受験年度と提出期限から準備することが必要です。

資格とデータ分析から、理系推薦にも進路を広げる

地域やことばの課題を数値で考えたい人は、統計検定や情報系資格の知識を、自分の集計・可視化へ発展させる方法があります。単に資格を並べず、対象や条件をそろえて比較し、結果の限界も説明できるようにしましょう。

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験者4人・合格者2人で、実質倍率2.00倍でした。今回の講座の選考倍率とは別の、大学入試の実績です。情報・数理への関心が深まった場合は、資格、本人の分析や制作、数学・英語の基礎を組み合わせ、名門理系大学を推薦で目指す道もあります。

出典:静岡大学・2026年度入試調査資料(PDF6頁・印刷4ページ)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで、対話から本人の問いを深める

スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から語学と教科の基礎を固め、何を質問し、何を調べ直したいかを整理する準備を支えます。

交流後は、相手の説明と本人の解釈を分け、資料の比較や分析へ発展させます。志望理由書では、ことばや文化の違いから生まれた疑問を大学の学びへ結び、面接では、調べた根拠と考察の限界を説明する練習を重ねます。

交流を、本人が学び続けたことの伝わる実績へ育てる対策です。オンラインで資格、探究、書類・面接まで徹底伴走します。

ICUの志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

慶應義塾大学の志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

APUの志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

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