和洋女子大学の総合型選抜は、専願制と併願制で選考内容が異なります。専願制では学科や実施期により、プレゼンテーション、小論文、基礎学力テストと面接を組み合わせます。
志望する学科で何を学びたいかを、これまでの学習や活動と結びつけて説明しましょう。発表資料を整えるだけでなく、理由や過程を自分の言葉で話す練習が大切です。 以下は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
専願制の面接|学科ごとの発表時間・面接時間
人文学部・国際学部、家政学部の生活環境学科、AIライフデザイン学科は、プレゼンと面接の準備が必要です。要項に示された時間は目安で、主な違いは次のとおりです。
- 日本文学文化学科・心理学科は発表10分、面接20分。心理学科はⅠ期のみです。
- こども発達学科は発表約10分、面接20分。パソコンは持ち込めません。
- 英語コミュニケーション学科・国際学科は発表5〜10分、面接20分です。
- 生活環境学科は発表5分、面接20分です。
- AIライフデザイン学科は発表10分、面接20分です。
発表のテーマも学科ごとに異なります。例えばこども発達学科では、Ⅰ期とⅡ・Ⅲ期でテーマが変わります。Ⅱ・Ⅲ期は、動植物との関わりについて、子どもの現状と本人の経験を踏まえ、三つのキーワードを使って説明する課題です。
パソコンの持ち込みが認められる学科では、自分で端末を準備します。大学からの貸し出しはなく、プロジェクターも使いません。端末の画面を見せて説明し、提示する資料をA4サイズで2部印刷する案内があります。資料提出の有無も、学科別の表で確認してください。
健康栄養学科と看護学科
健康栄養学科は、Ⅰ期に小論文か基礎学力テストを選び、面接を受ける選考です。Ⅱ期は小論文かプレゼンを選び、面接を受けます。Ⅱ期のプレゼンは10分、面接は20分で、パソコンは持ち込めません。
健康栄養の面接は、初めの5分程度に学びたい内容を口頭で説明し、残り15分程度に質疑を行う構成です。学びたい内容の説明には、事前に準備した原稿や資料を持ち込めます。
看護学科の面接は15分が目安です。Ⅰ期は小論文か基礎学力テスト、Ⅱ・Ⅲ期は小論文と組み合わせます。健康栄養・看護の小論文は60分・800字で、問題は試験時に提示されます。
併願型・公募推薦|総合型専願制と同じではない
総合型選抜の併願型
併願型は、日本文学文化・英語コミュニケーション・国際・生活環境・AIライフデザインの5学科が対象です。書類審査・面接・基礎学力テストで選考され、面接は志望理由書を中心とする5分程度の質疑応答です。
基礎学力テストは国語・数学・英語をまとめて60分・100点満点で実施します。マークシートではなく、解答用紙に記入する方式です。併願型の2027年度入試は2026年9月20日に実施された日程で、専願制の12月の選考とは異なります。
学校推薦型選抜の公募
公募は、書類・面接に加えて小論文等で評価されます。小論文は60分で、日本文学文化学科では書道実技も選択できます。書道実技も60分です。
健康栄養学科では小論文かプレゼンを選べます。公募のプレゼンは15分・面接10分が目安で、総合型専願制Ⅱ期の「発表10分・面接20分」とは異なる構成です。なりたい管理栄養士像と大学で学びたいことを、指定された資料も参照してスライド10枚以内にまとめましょう。
書類・面接・小論文・プレゼン・書道実技は段階評価です。公募の他の学科の面接時間を、総合型の時間から推測して準備しないようにしましょう。
同じ学科でも、総合型専願制・併願型・公募で、発表や面接の内容が違います。出願する方式の要項を確認して準備しましょう。
出願条件と日程|実施されない学科・期にも注意
専願制の総合型は、所定の学歴資格と、第一志望として入学する意思などが必要です。健康栄養学科は、国語・数学・外国語の基礎学力に加え、「化学基礎」と「生物基礎」の履修・修得も必要で、見込みを含みます。
公募は2027年3月卒業見込みと学校長の推薦、学科別の全体の学習成績の状況が条件です。こども発達は3.1以上、健康栄養は3.4以上、看護は3.5以上で、この3学科は専願制です。
公募の他の学科は併願制です。心理は3.3以上、英語コミュニケーション・国際は3.0以上、生活環境・AIライフデザインは3.1以上が求められます。日本文学文化は3.2以上、または「全体3.0以上、かつ国語・芸術のいずれか3.8以上」の条件です。
総合型専願制Ⅱ期は2026年11月25日〜12月7日必着、12月13日試験。Ⅲ期は12月8日〜21日必着、12月24日試験です。心理学科はⅡ・Ⅲ期を実施せず、健康栄養学科はⅢ期を実施しません。
公募は11月1日〜9日必着で、11月15日が試験日です。Web出願の入力と必要書類の提出を済ませてください。出願最終日の大学窓口受付は12時が締切です。
質問例と回答例|5学部の関心を具体的に伝える
省略部分には本人の実際の経験を入れてください。資格・検定は学習経験の一例で、ここで挙げた例が必須条件や加点の対象になるという意味ではありません。
質問1|人文学部で、どのような関心を深めたいですか
…(本人が文学・文化・心理・子どもの発達等に関心を持った経験)…から、…(実際の読書・制作・観察・学習)…に取り組みました。…(自分が工夫したこと)…を通じ、…(疑問や理解が変わった点)…がありました。志望学科で…(本人の関心に合う学び)…を深めたいです。
志望する学科に合わせた練習例です。書道や文化に関する作品、子どもとの関わり等を扱う場合も、実際に取り組んだ範囲と考えたことを説明しましょう。
質問2|言語や国際的な分野を学びたい理由は何ですか
…(本人が言語や国際社会に関心を持ったきっかけ)…から、…(英語資格の学習・読書・交流など実際の経験)…に取り組みました。…(言葉や背景を理解する難しさ)…も感じ、…(確かめたいこと)…が生まれました。大学では…(志望学科で学びたい内容)…を深めたいです。
英検等の結果だけでなく、学習の工夫や、読んだ内容から考えたことを説明しましょう。経験していない留学や交流を付け加える必要はありません。
質問3|家政学部の学びに、経験をどうつなげたいですか
…(本人が食・健康・衣服・暮らし等に関心を持った経験)…から、…(実際の学習や制作・比較)…に取り組みました。…(結果や気づき)…がある一方、…(十分に説明できなかった点)…も残りました。大学で…(健康栄養・生活環境の志望に合う内容)…を学び、根拠を確かめながら考えたいです。
生物検定・化学検定や調理・被服等の学習経験を使う場合は、学んだ内容と具体的な工夫を整理してください。検定学習が、健康栄養学科の指定科目の履修条件に代わるわけではありません。
質問4|看護を学びたいと思った理由を教えてください
…(本人が看護に関心を持った経験)…から、…(実際の学習や活動)…に取り組みました。…(相手の立場を考えて工夫したこと)…を通じ、…(分かったことと難しかった点)…がありました。大学では看護の知識と判断の基礎を学び、一人ひとりを理解して支えられるようになりたいです。
生物の学習や身近な人との関わりも、関心を深めるきっかけになります。専門的な処置を行っていないのに、医療行為をしたような説明は避けましょう。
質問5|AIを使った制作で、本人は何を考えましたか
…(本人が実際に制作した文章・画像・企画・プログラム等)…で、AIには…(実際に補助を受けた範囲)…を手伝ってもらいました。私は…(自分で判断・修正・確認した点)…を担当し、…(結果と課題)…が分かりました。大学では…(AIと生活に関して深めたいこと)…を学びたいです。
AIライフデザイン学科の発表を想定した独自の練習例です。要項では、AIの支援を受けた資料や制作物の説明などからテーマを選べます。どの段階でどう使い、本人が何を確かめたかを説明してください。ITパスポート等を学んだ場合も、資格名だけでなく制作とのつながりを整理しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、書類・プレゼン・面接の準備を
発表と面接の両方に備え、提出書類を読み返しながら経験や考えを整理しましょう。原稿を暗記するだけでなく、理由を聞き返してもらう練習も役立ちます。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・制作・活動を振り返り、志望学科や方式に合わせて、書類と面接で伝える内容を一緒に考えます。 下のフォームからご相談ください。合格や特定の評価を保証するものではありません。


