千葉大学のASCENT-6Eは、科学実験やプログラミング、社会デザインなどを学び、課題研究へ進むSTELLAプログラムです。講義で得た方法を、自分の研究と考察に使うことが推薦対策につながります。2026年度の仕組みと、2027年度入試で成果を伝える準備を紹介します。
ASCENT-6Eで学べることと参加条件
2026年度は高校1〜3年、高専1〜3年、中等教育学校4〜6年が対象で、中高一貫校等の中3も応募できます。全国対象ですが、オンラインに加え、千葉大学での対面実習にも参加できることが条件です。先端基礎コースは40名を、書類による選考で受け入れます。
応募には、プレチャレンジまたはインスタレーションコースへの参加が必要です。都合で参加できない場合は事務局へ相談する案内があります。先端基礎コースの締切は7月14日正午へ延長され、終了しています。2027年度の新規募集は今後の公式発表を確認してください。
先端基礎では、科学哲学・研究倫理・プログラミング・英語等の必修と、実験・選択講座を学びます。先進科学研究コースへ進む際は、さらに10名程度を選抜します。研究室での個別指導や研究発表、特別選抜者の海外研修などへ進みます。
出典:2026年度カリキュラム
募集要項では、先端基礎の期間は2026年7〜12月で、出席率80%以上を修了認定・オープンバッジ授与の条件としています。応募書類には学校確認付き活動実績報告書、参加講座のレポート、研究関心・構想書等と1分の自己PR動画が必要です。他大学のGSC・STELLAへの参加予定者は対象外です。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、森林や生物のデータに関心があれば、観察条件や集計方法をそろえ、環境の違いが結果にどう関係するか調べる研究が考えられます。Pythonでデータを整理したときも、選んだ条件、予想と違った結果、改善した処理を残しましょう。受講・修了・研究コースで実施した成果を分けて整理することが大切です。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
データ分析には統計検定2級、研究で使う数式には数学検定、プログラム制作には情報系資格の学習などが考えられます。英語発表の準備も、実際のテーマに必要な説明から取り組めます。資格の名前を増やすだけでなく、学んだ知識を研究でどう使ったかを伝えましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・2027年度の方式 | ASCENT-6Eから準備したい成果 |
|---|---|
| 電気通信大学Ⅱ類・総合型選抜 | 講座で得た知識と研究で使った内容 |
| 工学院大学情報学部・探究成果活用型 | 理数探究・成果発表と本人の考察 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 自分で問いを立て、検証した活動記録 |
電気通信大学の2027年度総合型選抜要項7ページ(PDF9頁)は、Ⅱ類の活動実績報告書に「内容紹介」と記載しています。資格や大学のセミナー等の一覧に添え、何を学び、どう取り組んだかを伝える資料です。科学実験や分析を学んだ内容と、それを自分の研究へ使った記録を、修了状況と区別しながら説明する方法が考えられます。
Ⅱ類は2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。3分以内の自己PR映像も提出し、書類選考後に発表・面接・口頭試問があります。受講名に加え、自分の研究や制作の内容を説明する準備が大切です。
工学院大学情報学部の探究成果活用型選抜は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験がある人が対象です。研究して発表した経験まで、出願前に用意することが必要です。
全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上です。その他の学科は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と探究書類、二次は発表と質疑応答です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)では、問いを立てて情報収集・分析・考察を行った過程を活動報告書や発表で伝えられます。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上で、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。一次は事前課題・活動報告等、二次は発表と口頭試問を含む面接で、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、京都工芸繊維大学工芸科学部・応用生物学域応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、応募時の研究関心を具体的な問いに整理し、講座の学習と統計・数学・情報・英語の資格対策を組み合わせます。観察データのテーマなら、Pythonでの前処理、比較する条件の設定、図表の読み取りから考察まで支援します。修了の証明と、本人が試して考えた成果を組み合わせる指導です。活動記録やコード、発表資料を志望大学へ伝わる形に整理し、志望理由、探究発表、口頭試問で方法や限界を説明する準備まで支えます。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


