神奈川工科大学の「光エレクトロニクス入門」は、光デバイスの原理や製造を学び、大学のクリーンルームで実験に取り組む高大連携講座です。特定の色の光を分けるミラーの製作や観察を通して、教科書の光・電磁気と技術の関わりを考えられます。受講後の振り返りを、自分の研究、物理や情報の資格学習へつなげ、理系推薦で説明できる実績を準備しましょう。

光エレクトロニクス入門で学べることと参加条件

対象は神奈川工科大学と高大連携協定を結ぶ高校・中等教育学校の生徒で、1校12人までです。2026年度は5〜11月に、高校と日程を相談して大学で受講する案内です。学校の担当の先生が日程を相談し、公印付きの申込書をまとめて提出します。

講義では光エレクトロニクスの応用、光デバイスの役割・製造プロセス、波長選択ミラーの設計などを学びます。クリーンルーム内でのミラー製作や電子顕微鏡による観察、異なる波長の光を用いた多重通信の原理実験も紹介されています。来校できることが条件で、データ持ち帰り用のUSBメモリを用意します。

4月以降随時受付で、受講は無料、交通費・昼食代は自己負担です。講座後約1か月を目安に高校ごとに振り返りレポートを提出し、受講成果の認定後に修了証書が授与されます。12月19日の成果発表会は、都合が合えば参加できる計画です。大学での実験だけで終えず、結果を整理する段階まで取り組めます。

出典:2026年度高大連携講座・光エレクトロニクス入門実施要項

参加した経験を、推薦で伝わる成果へ

例えば、ミラーの設計で学んだことと、製作後に観察した構造がどう対応するかを整理する活動が考えられます。講義で示された考え方、実験の条件、得られたデータを分け、なぜその結果になったかを検討する方法です。

装置に触れた経験よりも、自分が何を理解し、どんな疑問を持ったかを示すことが大切です。観察画像やグラフに説明を添え、予想と異なった点、先生の助言で考え直した点を残しましょう。光通信やセンサーへの応用を文献で調べると、次の研究課題も見つけやすくなります。

資格と研究成果をどう組み合わせるか

物理検定へ向けて光・電磁気の基礎を学び、数学や統計の知識をデータ整理へ使う方法があります。情報系資格やプログラミングの学習を組み合わせ、表計算やPythonで測定値を比較する活動も考えられます。実験で扱えた条件と、文献から調べた内容を分けて説明してください。

以下の3大学の2027年度方式は2026年9月に出願を終えています。9月の出願後に受講・発表した成果を、出願時点の実績にはできません。2027年度要項は比較例として読み、これから参加する人は主に翌年度以降へ、基礎学力と探究を計画しましょう。

研究・学習実績を伝えられる大学3校

大学・方式光の学びを生かす方向準備の要点
神奈川工科大学・探究活動発表方式実験から考察までの過程専願、活動報告、発表・面接
電気通信大学・Ⅲ類 総合型選抜原理と結果をつなぐ理工学の研究現役等、入学確約、研究報告・口頭試問
東京電機大学・理工学部 AO光・電子技術への問いと検証評定・履修、事前課題、発表

神奈川工科大学の2027年度探究活動発表方式は、合格した場合に必ず入学する専願制です。工学部・情報学部と管理栄養学科で実施され、探究の分野自体は限定されていません。要項43ページは「課題発見から分析・考察に至るプロセス」を重視すると説明しています。制作の条件変更、失敗の原因、改善の根拠が、その説明に生かせます。

活動発表・面接50%、活動報告書20%、書類30%で評価します。面接約20分のうち発表は約7分。学科別の選抜方針に合わせた資料と、内定後の課題提出も必要です。

出典:2027年度探究活動発表方式要項42〜49ページ(PDF1〜8頁)

電気通信大学Ⅲ類の2027年度総合型選抜では、活動実績の一覧と、理工学に関する代表的な研究を活動実績報告書へまとめます。要項7ページ(PDF9頁)の「研究方法と結果」は、関連する原理・法則・応用も含めて説明する内容です。光デバイスを調べた研究なら、波長や構造について学んだ原理と、実験で得た結果を対応させて説明する方法が考えられます。

2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。共通テストを課さず、一次は書類、二次は約10分の発表と約20分の質疑・口頭試問で選考します。講座での学びと、自分が行った研究の内容を説明する準備が必要です。

出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項6〜9ページ

東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。

出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ

理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も

2026年度入試では、愛媛大学工学部工学科・機械工学コースの総合型選抜Ⅰは、受験者6人・合格者3人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。

資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。

出典:令和8年度特別選抜等実施状況(PDF1頁)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ

スキルパスでは、光や通信への関心から、物理・数学・情報の資格学習と、受講後の探究を組み合わせられます。図や測定結果を整理し、原理、実験方法、結果、考察をつなげて説明する成果資料を準備する方法があります。

大学別の志望理由では、光デバイスに関心を持ったきっかけと、実験で生まれた問い、さらに学びたい技術を具体化します。口頭試問に向けて、図表の意味や、結果を解釈した根拠を自分の言葉で説明する練習もできます。先端設備での経験を、原理を理解して調べた実績へ育てることを支援します。

スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。

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