アンケートを集めただけで探究が終わっていませんか。東京家政学院大学では、町田総合高校の「IBL Day」で、統計を使って人間や社会を考える学習を支援しました。最初の予想をデータで確かめ、結果をもとに考え直す過程は、推薦・総合型選抜で伝えたい実績になります。
町田総合高校2年生の探究を大学が支援
2026年10月28日、町田総合高校の2年生12人が大学を訪れました。テーマは「統計で読み解く『人間と社会』」。高校で続けてきた探究を、大学教員の助言とデータ分析で深める高大連携の取り組みです。
最初に3班が探究の中間発表を行い、子ども教育学科の教員から講評や助言を受けました。大学生による交流活動も挟み、統計やデータを使った分析・考察の講義へ進んでいます。
これは町田総合高校を対象とした実施例です。一般向けの参加募集や次回の日程が公表された企画としては紹介されていません。学校で使える探究支援を検討する場合は、在籍校を通じて対象や方法を確認してください。
クロス集計で仮説を確かめ、結果を発表
午後は各班が自分たちの仮説を検証するため、クロス集計表を作りました。表からデータの傾向や特徴を読み、当初の仮説と照らし合わせ、最後に検証結果を発表しています。
例えば、学習場所の希望と利用目的の関係を調べるなら、回答を区分して人数や割合を比較する方法があります。全体の回答数だけでなく、区分ごとの回答人数も見ると、割合の違いを慎重に考えられます。これは本人が発展させる調査の例です。
仮説に合わない結果も隠さず、どこまで分かったかを説明することが大切です。大学教員から受けた助言、班で変えた分析、自分が担当した集計や発表を区別して記録しておきましょう。
統計検定やPythonを、調査の改善に使う
統計検定3級・2級などの学習は、図表やデータの見方、集計結果の解釈を確かめる機会になります。級の取得に加え、その知識をどの分析に使ったかを説明できるようにすることが目標です。
ITパスポートで情報の扱いを学び、Pythonで集計表や図を作り直す方法もあります。元の表とプログラムの集計が一致するかを確かめ、欠けた回答の扱いや区分を変えた理由を記録すると、分析の過程を見直せます。
回答した人の範囲や質問文によって結果は変わります。個人が特定される情報をむやみに収集・公開せず、回答対象とデータの限界も説明しましょう。資格の学習、実際の集計、考察の修正を結びつけることが、本人の探究を具体的にします。
データ分析を深める進路として考えたい大学3校
| 大学・方式 | 成果の生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類/総合型選抜 | 情報分野の分析・制作を活動実績報告書へ。2027年3月卒業見込み等と入学確約が必要 |
| 東京電機大学・理工学部/総合型選抜 | 調査・分析の過程を報告書と発表へ。高校卒業ルートは数学・外国語各3.3以上など、併願可 |
| 東京都市大学・情報工学部/総合型選抜2段階選抜制 | 探究をエントリー理由書と関連書類へ。高校卒業等の資格、基礎知識と学修意欲が必要 |
電気通信大学の2027年度要項7ページには「他大学でのスクーリング・セミナー参加」とあります。参加した授業に加え、本人が作った集計表、分析方法、考察の変化を活動実績として整理する方法が考えられます。Ⅱ類では活動実績報告書や3分間のPR動画などを提出し、書類選考後に発表と面接・口頭試問があります。
東京電機大学理工学部は、一次の課題・活動報告書等と、二次のプレゼンテーション・面接で評価します。高校卒業による出願は、数学・外国語の成績が各3.3以上必要です。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、理数科や工業・総合・情報等の学科は別の履修条件を確認してください。
東京都市大学情報工学部は、2次で数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cの基礎学力調査と口頭試問を含む面接があります。探究の関連書類は、提出しなければ評価対象になりません。図表を作るだけでなく、処理の意味や数学の基礎まで備えましょう。
2026年10月の高2の活動は、主に翌年度以降の受験へつながります。ここで示した2027年度要項は準備の比較例です。9月に出願する方式へ10月の成果をさかのぼって提出せず、本人の受験年度と提出期限を確認してください。受講や資格に一律加点が付くという説明ではありません。
高校1・2年から、名門理系大学も目標に
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。高校生プログラムの選考とは別の実績です。資格、本人の分析・探究、数学や英語を早くから育てることで、理系の推薦にも選択肢が広がります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで統計探究を推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。探究のテーマや利用できる学習企画を考える段階から、必要な統計・情報の学習を整理できます。
調査後は、質問と集計の対応、データの限界、本人の担当を確認し、Pythonによる分析や報告へ発展させます。志望理由書では、調査で分かったことと残った問いを、大学で学ぶ内容につなげます。面接や口頭試問では、表の読み方や分析を変えた理由も自分の言葉で説明できるように備えます。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・発表・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


