神奈川工科大学の「レーザー加工機を使いこなしてものづくり!!」は、設計データの作成から加工・組み立てへ進み、後日レポートで振り返る高大連携講座です。2026年度の作品は椅子型スマホホルダーで、基本形を工夫して自分の作品を作ります。制作過程と改善の根拠を残し、数学・物理や情報の学習、自分の探究を組み合わせることで、理系推薦へ向けた実績づくりにつなげられます。
レーザー加工機を使いこなしてものづくり!!で学べることと参加条件
対象は、神奈川工科大学と高大連携協定を結ぶ高校・中等教育学校の生徒です。2026年度は5月以降、日程を学校と相談して、大学のKAIT工房で半日・約3時間の講座を実施する案内です。同時実習は6人までで、人数が多い場合はグループを分けます。
講義で加工の流れや作品例、データの作成技法を学び、実習ではオリジナルのデータ作成、レーザー加工、組み立てを行います。ソフトはCorelDRAW 2023、材料はアクリルやシナベニヤです。専門家の指導の下で、図面と実物の関係を考えながら制作できます。
4月から随時、先生を通じて日程を相談し、公印付き書類を学校でまとめて提出します。材料費500円、交通費・昼食代は自己負担です。当日の制作後、約1か月を目安に高校ごとに振り返りレポートを提出し、成果認定後に修了証書が授与されます。12月19日の成果発表会は、都合が合えば参加できる計画です。
出典:2026年度高大連携講座・レーザー加工機を使いこなしてものづくり!!実施要項
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、ホルダーを使ったときの安定性や見やすさに関心を持ち、寸法や角度の違いを比較する活動が考えられます。誰がどの場面で使うかを決め、構想図、試作、使って気づいたことを記録する方法です。見た目だけでなく、設計した理由を説明できる成果資料につなげましょう。
うまく組み立てられなかった点や、設計を修正した理由も実績の中身です。講座で教わったことと、本人が検討したことを分け、図面と実物のどこを比べたかを残してください。再制作や追加調査を通じて、考えを検証する活動へ発展させられます。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
数学検定で学ぶ図形や関数、物理の学習を、寸法・角度・安定性を考える土台にする方法があります。情報系資格やプログラミングの学習と、設計データ・寸法表の整理を組み合わせることもできます。表計算やPythonで条件と結果を比較すれば、制作の判断を数字から説明する準備になります。
以下の3大学の2027年度方式は2026年9月に出願を終えています。出願後の制作・発表成果を、9月時点の実績にはできません。2027年度要項は方式比較の例で、これから参加する高校1・2年生は主に翌年度以降へ、基礎学力と活動を計画しましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 制作経験を生かす方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 神奈川工科大学・探究活動発表方式 | 設計・試作・改善の過程 | 専願、活動報告、発表・面接 |
| 電気通信大学・Ⅲ類 総合型選抜 | 原理と設計を結ぶ代表的な研究 | 現役等、入学確約、研究報告・口頭試問 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | デジタル制作と条件比較 | 評定・履修、事前課題、発表 |
神奈川工科大学の2027年度探究活動発表方式は、合格した場合に必ず入学する専願制です。工学部・情報学部と管理栄養学科で実施され、探究の分野自体は限定されていません。要項43ページは「課題発見から分析・考察に至るプロセス」を重視すると説明しています。制作の条件変更、失敗の原因、改善の根拠が、その説明に生かせます。
活動発表・面接50%、活動報告書20%、書類30%で評価します。面接約20分のうち発表は約7分。学科別の選抜方針に合わせた資料と、内定後の課題提出も必要です。
出典:2027年度探究活動発表方式要項42〜49ページ(PDF1〜8頁)
電気通信大学Ⅲ類の2027年度総合型選抜では、活動実績の一覧と、理工学に関する代表的な研究を活動実績報告書へまとめます。要項7ページ(PDF9頁)の「研究方法と結果」は、関連する原理・法則・応用も含めて説明する内容です。デジタルデータから作品を作る研究なら、設計条件、試作と修正、使ってみて分かったことを、図面や測定記録で説明する方法が考えられます。
2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。共通テストを課さず、一次は書類、二次は約10分の発表と約20分の質疑・口頭試問で選考します。講座での学びと、自分が行った研究の内容を説明する準備が必要です。
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、愛媛大学工学部工学科・機械工学コースの総合型選抜Ⅰは、受験者6人・合格者3人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、デジタルものづくりの経験に、数学・物理・情報の資格対策や、本人が深めたい設計・比較実験を組み合わせられます。構想図、寸法、変更履歴、使った結果を整理し、自分の工夫を根拠付きで示す資料を準備する方法があります。
志望理由書では、制作の経験を、大学で学びたい機械・材料・情報技術の課題へつなげます。発表や口頭試問に向けて、設計を変えた理由や、結果をどう評価したかを説明する練習もできます。データから作品を作った経験を、設計・検証・改善の過程が伝わる実績へ育てることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


