大学の専門を、講義と実習から学び、制作へ使ってみたい。安田女子大学は、高校生向けの高大連携公開講座を夏休みに開いています。教わった内容と本人の試行錯誤を分けて残すことが、推薦・総合型選抜で学びを伝える準備になります。
高校からの申込と、追加枠の個人申込を案内
2026年度は「大学へ行こうウィーク」の一環として、7月31日、8月5・7日に、対面形式の講座を案内しています。学科により開講日が異なり、受講料は無料です。文理や学年を問わず受講できる案内ですが、科目ごとの対象条件も確認する必要があります。
高校からの一括申込を締め切った後、追加の受入ができる講座について個人申込を受け付ける仕組みです。追加申込は7月27日17時までで、定員に達するとそれ以前に締め切ります。この回は終了しています。
全ての科目を同じ人が連続受講する制度ではありません。自分の関心と対象条件に合う講座を、科目一覧とシラバスで確かめることが大切です。
書道講座では、歴史・拓本実習から作品制作へ
「高校生のための書道講座」は2026年8月5日10〜15時、定員40人で、男子も受講可能とする案内です。北魏時代の歴史と書文化を学び、大学が所蔵する墓誌銘を使った拓本実習から、臨書作品の制作へ進みます。
午前は歴史的な背景と拓本、午後は字形や線の特徴を学び、作品を制作する計画です。資料の説明を聞くだけでなく、現物に触れ、見た特徴を自分の制作で確かめる経験になります。
一方、同じシラバスの古典文学・中国文学講座は女子に限る条件です。科目ごとの条件を混同しないようにしましょう。
資格の知識と、制作から生まれた問いをつなぐ
例えば、異なる資料の字形を比べ、同じ文字でも何が違うかを作品やノートに残す探究が考えられます。講師の説明と、自分で観察し判断した部分を分けると、変化の理由を伝えやすくなります。
英検の学習で海外の資料を読む基礎を育てたり、情報系の学習を画像や資料の整理に使ったりする方法もあります。デザインや情報表現へ関心が深まれば、色彩や統計の学習から、見せ方の比較へ発展させることも考えられます。
資格名に、本人の作品・比較資料・考察を結びつけることが目標です。以上は本人の発展例で、講座の全参加者に同じ探究や資格を課すという説明ではありません。受講に一律の入試加点が付くという意味でもありません。
学習を推薦で伝えられる大学3校の比較
| 大学・2027年度方式 | 本人の学びの伝え方 | 主な出願・選考条件 |
|---|---|---|
| ICU教養学部・総合型英語外部試験利用 | 継続活動と、関心を深めた小論文 | 全体4.1以上、所定英語スコア、第一志望・入学確約、書類・面接 |
| 慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部AO | 課題への取り組みと大学での学習計画 | 高校卒業等、日本語または英語の学習能力、第一志望・入学確約 |
| APU・活動アピール方式 | 活動から得た成長と成果、資格 | 国内学生の資格、高校卒業等、優れた活動等、書類・オンライン面接 |
ICUの2027年度要項は、自己活動歴として「少なくとも2、3週間以上」の教科外活動を対象としています。短い講習や旅行だけでこの条件を満たすという意味ではありません。以前から続けた活動と受講後の取り組みを分け、本人の継続した学びを示す準備が必要です。
英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。全体4.1以上、2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通や小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。
出典:ICU・2027年度総合型選抜要項3〜8・22〜23ページ
慶應SFCは、志望理由・学習計画や本人の活動資料などの書類選考後に面接があります。客観的に志願者を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。大学で学ぶ理由を、本人が調べ、試し、考え直した経験から説明することが大切です。
出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ
APUの2027年度国内学生入試は日本国籍保持者・永住者が対象です。活動アピール方式では、高校卒業等、志望学部への関心・学修意欲、中学卒業以降の優れた活動等が求められます。一次は書類、二次は約20分のオンライン個人面接で、「活動を通じた成長および成果」などを評価します。日本語基準の1回生入試に、出願条件となる英語スコアの指定はありません。英語基準は言語要件が別です。
出典:APU・2027年度総合型選抜要項3・7・16〜18ページ
受講名に頼らず、本人の役割、工夫、結果、残った問いを資料へまとめましょう。上記は2027年度方式を使った比較例で、受講への一律加点を示すものではありません。ICU・SFCの該当出願は2026年9月に終了しています。出願後に行った活動を以前の実績とせず、高校1・2年生は自分の受験年度と提出期限から準備することが必要です。
資格とデータ分析から、理系推薦にも進路を広げる
地域やことばの課題を数値で考えたい人は、統計検定や情報系資格の知識を、自分の集計・可視化へ発展させる方法があります。単に資格を並べず、対象や条件をそろえて比較し、結果の限界も説明できるようにしましょう。
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験者4人・合格者2人で、実質倍率2.00倍でした。今回の講座の選考倍率とは別の、大学入試の実績です。情報・数理への関心が深まった場合は、資格、本人の分析や制作、数学・英語の基礎を組み合わせ、名門理系大学を推薦で目指す道もあります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、制作と探究を推薦の資料へ
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から関心に合う資格と教科の基礎を整理し、講座で何を学び、何を確かめたいかを考える支援を受けられます。
活動後は、作品、講評や助言、本人が調べ直した資料を整理します。志望理由書では制作から生まれた疑問を大学の学びへつなぎ、面接では、どの判断を自分で行い、何を改善したかを説明する練習へ進みます。
受講歴を、本人の観察と考察が伝わる実績へ育てる対策です。オンラインで資格、探究、書類・面接まで徹底伴走します。
資格と本人の探究を生かす推薦対策は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


