外国語を学ぶとき、単語や文法だけでなく、その言語が使われてきた文化へ関心が広がることがあります。仙台白百合女子大学の高大連携公開授業は、ラテン語や英語等を継続して学べる企画です。資格の学習と受講経験を、本人の調査や考察へつなげることが、推薦・総合型選抜の準備になります。
ラテン語入門は、7回を通して言葉と文化を学ぶ
宮城県の2026年度シラバスでは、ラテン語入門を6月2日〜7月14日の全7回で案内しています。火曜日16時20分〜17時50分、受入20人、受講料無料で、対面またはZoomで受講する形式です。
動詞や名詞、格言、教皇文書、グレゴリオ聖歌などを扱い、文法と東西キリスト教の歴史・思想の一部を学ぶ計画です。資料はGoogle Classroomで配布し、各回を連続して受けることを基本としています。
言葉を覚えるだけでなく、何を表し、どのような背景があるかを考える学びです。授業で知った用例と、本人が調べ直した資料を分けて記録しましょう。
出典:宮城県・仙台白百合女子大学2026年度公開授業シラバス(科目76)
TOEICの継続授業は、予習と復習を重ねる
「TOEIC Preparation I」は9月29日〜2027年1月19日の全15回、火曜日16時20分〜17時50分です。受入4〜5人、対面またはZoom、受講料無料で、指定テキストは購入する案内です。
単語を調べて問題を解く予習と、間違えた部分を中心とする復習を各回で進めます。受講したことと、本人が取得した英語の公式スコアは区別し、学習の過程と結果を残すことが大切です。
また、子どもの発達を学ぶ全10回の公開授業もあります。こちらは全回の受講を求めず、関心のある回だけの参加も可能です。科目ごとに参加の条件が異なります。
対象は県内高校生。学校から手続きを確認
県の実施要項は、県内高校生を対象とし、高校へ通知して希望者を募り、大学の受入人数に合わせて県が名簿を提示する仕組みです。オンラインでも、全国から個人で自由に申し込めるという説明ではありません。
高校生の成績評価は行わず、良好な受講状況なら修了証書を交付できるとしています。修了証の扱いと、大学入試で本人の学びを伝えることは分けて考える必要があります。次回の日程や募集は、在籍校と新しい大学・県の案内で確認しましょう。
資格の知識を、言語や文化の探究へ使う
英検などの学習を資料の読解へ、統計検定の学習を言葉の使われ方や公開調査の比較へつなげる方法があります。例えば、同じ概念が資料によってどう訳されるかを、用例と背景から考える探究が考えられます。
Pythonで公開テキストの語の頻度を調べる場合は、資料の時期やジャンル、集め方の違いも示しましょう。資格で学んだ方法、授業の知識、自分の比較と考察を結びつけることが目標です。これは本人が発展させる学習例で、授業の共通課題という説明ではありません。
言語・文化の探究を生かす大学3校の比較例
| 大学・方式 | 主な条件と成果の伝え方 |
|---|---|
| 筑波大学・比較文化学類/AC入試 | 高校卒業等が対象、共通テスト不要。文化・社会に関する具体的なテーマと独自の研究成果を評価 |
| 南山大学・人類文化学科/総合型プレゼンテーション型 | 高校卒業等が対象、非専願。総合型内は1学科・1試験型。書類後に小論文、具体的テーマの日本語発表・質疑 |
| ICU・教養学部/総合型英語外部試験利用 | 全体4.1以上、所定の英語公式スコア、第一志望・入学確約等が必要。継続活動と小論文で関心を説明 |
筑波大学の2027年度AC要項5ページは、継続した取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。比較文化学類は、文化や社会について具体的で個性的なテーマを設定し、独自の研究成果を挙げている人を求めます。受講の感想に加え、本人が資料を比較し考察を深めた過程を整理する準備が対応します。
最近二年間、またはそれ以上の長期の活動を、自己推薦書、活動経過報告書、根拠資料等へまとめます。一次は書類、二次は面接・口述試験です。
南山大学人類文化学科は、一次で志望理由書・自己推薦書等を審査し、二次で60分の小論文と、10分の日本語発表・10分の質疑応答を行います。文化人類学、考古学、哲学、言語学のいずれかに関わる具体的なテーマを調べ、自分の考えを資料にまとめます。
出典:南山大学・2027年度総合型入試要項4・21〜29ページ
ICUは2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通、小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。自己活動歴は少なくとも2・3週間以上の教科外活動が対象です。
出典:ICU・2027年度総合型要項3〜8・22〜23ページ
以上は2027年度要項による比較例です。後期授業の修了は翌年1月となるため、その成果を既に終わった秋の出願へ遡って提出することはできません。主に翌年度以降を見据え、実際の締切までの本人の活動を準備しましょう。
言葉をデータや情報技術から研究したい場合の推薦例
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。語学・文化系の倍率とは別の結果です。資格、本人の分析・制作、数学や英語を早くから育て、情報・数理分野を深めて名門理系大学を目指す道もあります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで授業の学びを推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から、参加できる授業、必要な資格・基礎学力、本人が調べたい問いを整理して準備を支えます。
受講後は、ノート、読んだ資料、本人の比較や分析をまとめ、根拠を示せる報告へ発展させます。志望理由書や発表・面接では、授業で得た知識と自分の判断を区別し、大学でなぜ学ぶ必要があるかを説明できるよう練習します。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


