高校で取り組む問いを、大学の専門から考え直してみたい。神戸学院大学と三田西陵高校は、探究の基礎づくりからグループ研究までをつなぐ高大連携を行っています。大学から受けた助言と、本人が調査や方法を変えた過程を残すことが、推薦・総合型選抜の準備になります。

2026年は、高校1年生の基礎づくりも開始

大学の2026年7月9日の報告によると、同年度の連携事業は6月25日に始まりました。教育提携協定を結ぶ三田西陵高校との取り組みで、4年目を迎えています。

以前からの高校2年生向けの事業に加え、2026年度は1年生を対象に、2年生以降の探究へ向けた土台をつくるプログラムも始まりました。1年生の授業には現代社会学部とグローバル・コミュニケーション学部の教員が関わっています。

2年生には、人文、リハビリテーション、栄養、薬学の教員が専門分野の授業を行いました。第1回は探究テーマの例を、基礎知識とともに説明しています。1年生の基礎学習と、2年生の探究活動を同じ内容として扱わないことが大切です。

出典:神戸学院大学・2026年度三田西陵高校との高大連携報告

グループ研究から、12月の成果発表を目指す

同報告は、今後グループで探究を進め、12月に成果発表会を行う予定としています。7月時点の実施報告と、その後の発表予定を分けて読む必要があります。

これは特定の高校との教育連携であり、全国の高校生が自由に申し込む一般講座ではありません。対象や取り組み方は、在籍校と大学の計画に沿って確認しましょう。単位認定や受講による入試加点は、この報告からは確定できません。

本人の活動では、最初に考えた問い、受けた助言、変更した調べ方を記録できます。班全体の成果と、自分が担当した資料収集や分析を分けて残すと、学びを正確に説明できます。

資格の学習を、探究で使う知識へ変える

例えば、地域の生活支援を考えるなら、行政の公開資料を読み、対象や調査年、支援の仕組みを比べる探究が考えられます。統計検定で集計や比較を学び、英検の学習から他地域の資料へ視野を広げる準備もできます。

情報系にも関心があれば、公開データを整理して図表を作り、どの条件で結果が変わるかを検討する方法があります。Pythonで処理する場合は、本人のコードと元データを残しましょう。以上は本人が発展させる例で、大学が全班に同じ課題を指定するという説明ではありません。

資格、助言、本人の調査と考察を結びつけることが、大学で学ぶ必要性を具体的にします。2026年12月に予定される発表の成果を、既に終わった同年9月の出願実績へ加えることはできません。

学習を推薦で伝えられる大学3校の比較

大学・2027年度方式本人の学びの伝え方主な出願・選考条件
ICU教養学部・総合型英語外部試験利用継続活動と、関心を深めた小論文全体4.1以上、所定英語スコア、第一志望・入学確約、書類・面接
慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部AO課題への取り組みと大学での学習計画高校卒業等、日本語または英語の学習能力、第一志望・入学確約
APU・活動アピール方式活動から得た成長と成果、資格国内学生の資格、高校卒業等、優れた活動等、書類・オンライン面接

ICUの2027年度要項は、自己活動歴として「少なくとも2、3週間以上」の教科外活動を対象としています。短い講習や旅行だけでこの条件を満たすという意味ではありません。以前から続けた活動と受講後の取り組みを分け、本人の継続した学びを示す準備が必要です。

英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。全体4.1以上、2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通や小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。

出典:ICU・2027年度総合型選抜要項3〜8・22〜23ページ

慶應SFCは、志望理由・学習計画や本人の活動資料などの書類選考後に面接があります。客観的に志願者を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。大学で学ぶ理由を、本人が調べ、試し、考え直した経験から説明することが大切です。

出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ

APUの2027年度国内学生入試は日本国籍保持者・永住者が対象です。活動アピール方式では、高校卒業等、志望学部への関心・学修意欲、中学卒業以降の優れた活動等が求められます。一次は書類、二次は約20分のオンライン個人面接で、「活動を通じた成長および成果」などを評価します。日本語基準の1回生入試に、出願条件となる英語スコアの指定はありません。英語基準は言語要件が別です。

出典:APU・2027年度総合型選抜要項3・7・16〜18ページ

受講名に頼らず、本人の役割、工夫、結果、残った問いを資料へまとめましょう。上記は2027年度方式を使った比較例で、受講への一律加点を示すものではありません。ICU・SFCの該当出願は2026年9月に終了しています。出願後に行った活動を以前の実績とせず、高校1・2年生は自分の受験年度と提出期限から準備することが必要です。

資格とデータ分析から、理系推薦にも進路を広げる

地域やことばの課題を数値で考えたい人は、統計検定や情報系資格の知識を、自分の集計・可視化へ発展させる方法があります。単に資格を並べず、対象や条件をそろえて比較し、結果の限界も説明できるようにしましょう。

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験者4人・合格者2人で、実質倍率2.00倍でした。今回の講座の選考倍率とは別の、大学入試の実績です。情報・数理への関心が深まった場合は、資格、本人の分析や制作、数学・英語の基礎を組み合わせ、名門理系大学を推薦で目指す道もあります。

出典:静岡大学・2026年度入試調査資料(PDF6頁・印刷4ページ)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで、助言を受けた探究を推薦の資料へ

スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から学校の探究計画と本人の関心を整理し、資格、教科の基礎、追加調査を組み合わせます。

活動後は、大学の助言を受けて変わった問いや方法を記録し、比較・分析・考察を含む成果へ発展させます。志望理由書では残った疑問を大学の学びへつなぎ、面接では、本人の担当や方法を選んだ理由まで説明する練習を重ねます。

専門家の支援を、本人が考え、確かめた実績として伝える対策です。オンラインで資格、探究、書類・面接まで徹底伴走します。

ICUの志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

慶應義塾大学の志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

APUの志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

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