地域の資源を使った商品を考え、実際の売り場で背景を伝える。中国学園大学の「ふるさとおこし探究ワークショップ」は、高校・大学・企業が連携し、商品開発から販売までを経験する教育プログラムです。本人が担当した調査、試作・改良、説明と振り返りを残すことが、推薦・総合型選抜の準備になります。

2026年2月、岡山駅で開発商品の販売を開始

大学の2026年2月25日の報告では、国際教養学科の教員が進める高大連携プロジェクトで、岡山駅構内のおみやげ売り場に開発商品が並びました。

鴨方高校や岡山南高校の生徒が売り場に立ち、商品の開発背景、地域資源の魅力、試作・改良で工夫した点を来場者へ説明しています。地域の生産者の思いや、資源を生かす意義を、消費者との対話から伝える取り組みです。

これは実際の販売開始を伝える報告です。単に商品案を発表した段階とは区別して、何を試し、どのような反応があったかを記録することが大切です。

出典:中国学園大学・ふるさとおこし商品の岡山駅での販売開始報告

開発・改良・販売で、本人が何を担当したかを整理

公式報告は、地域資源を使った商品開発と販売を一体で経験する学びと説明しています。一方、この報告から、全国の高校生向けの新規募集や、同じ日程で毎年参加できる条件までは確定できません。学校と大学の計画を通じて参加の範囲を確認してください。

班や企業と共同開発した商品を、自分一人で開発したと説明することはできません。本人が調べた資料、試作で提案した変更、売り場で担当した説明を分けると、学びの内容が明確になります。

商品名や販売場所に加え、本人がなぜその工夫を選んだかを説明することが大切です。来場者から聞いた意見、当初の予想と違った反応、次に改善したい点も、大学で学ぶ問いにつながります。

資格の知識を、地域の商品や販売の探究へ使う

簿記で費用や売上の考え方を学び、ITパスポートで情報管理や事業の仕組みを理解する準備が考えられます。統計検定の学習は、調査の対象や比較条件を考える基礎になります。

例えば、商品の説明の見せ方を複数案で比較したり、地域の公開統計と売り場で感じた課題を照らし合わせたりする探究へ発展させられます。Pythonで集計する場合も、元の資料、対象期間、処理の方法と数値の限界を残しましょう。これは本人が追加する学習例です。

資格、共同活動での役割、本人の分析と考察を結びつけることが目標です。販売経験そのものを、大学推薦の自動加点や合格と考える説明ではありません。本人の受験年度と条件に合わせ、提出する実績を整理する必要があります。

学習を推薦で伝えられる大学3校の比較

大学・2027年度方式本人の学びの伝え方主な出願・選考条件
ICU教養学部・総合型英語外部試験利用継続活動と、関心を深めた小論文全体4.1以上、所定英語スコア、第一志望・入学確約、書類・面接
慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部AO課題への取り組みと大学での学習計画高校卒業等、日本語または英語の学習能力、第一志望・入学確約
APU・活動アピール方式活動から得た成長と成果、資格国内学生の資格、高校卒業等、優れた活動等、書類・オンライン面接

ICUの2027年度要項は、自己活動歴として「少なくとも2、3週間以上」の教科外活動を対象としています。短い講習や旅行だけでこの条件を満たすという意味ではありません。以前から続けた活動と受講後の取り組みを分け、本人の継続した学びを示す準備が必要です。

英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。全体4.1以上、2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通や小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。

出典:ICU・2027年度総合型選抜要項3〜8・22〜23ページ

慶應SFCは、志望理由・学習計画や本人の活動資料などの書類選考後に面接があります。客観的に志願者を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。大学で学ぶ理由を、本人が調べ、試し、考え直した経験から説明することが大切です。

出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ

APUの2027年度国内学生入試は日本国籍保持者・永住者が対象です。活動アピール方式では、高校卒業等、志望学部への関心・学修意欲、中学卒業以降の優れた活動等が求められます。一次は書類、二次は約20分のオンライン個人面接で、「活動を通じた成長および成果」などを評価します。日本語基準の1回生入試に、出願条件となる英語スコアの指定はありません。英語基準は言語要件が別です。

出典:APU・2027年度総合型選抜要項3・7・16〜18ページ

受講名に頼らず、本人の役割、工夫、結果、残った問いを資料へまとめましょう。上記は2027年度方式を使った比較例で、受講への一律加点を示すものではありません。ICU・SFCの該当出願は2026年9月に終了しています。出願後に行った活動を以前の実績とせず、高校1・2年生は自分の受験年度と提出期限から準備することが必要です。

資格とデータ分析から、理系推薦にも進路を広げる

地域やことばの課題を数値で考えたい人は、統計検定や情報系資格の知識を、自分の集計・可視化へ発展させる方法があります。単に資格を並べず、対象や条件をそろえて比較し、結果の限界も説明できるようにしましょう。

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験者4人・合格者2人で、実質倍率2.00倍でした。今回の講座の選考倍率とは別の、大学入試の実績です。情報・数理への関心が深まった場合は、資格、本人の分析や制作、数学・英語の基礎を組み合わせ、名門理系大学を推薦で目指す道もあります。

出典:静岡大学・2026年度入試調査資料(PDF6頁・印刷4ページ)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで、商品開発の経験を志望理由と面接へ

スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から、商品や地域への関心、資格と教科の基礎、本人が担う調査・分析を組み合わせます。

活動資料では、課題設定、試作、助言を受けた変更、販売時の説明と振り返りを時系列で残します。志望理由書では経験から生まれた問いを大学の学びへつなぎ、面接では、本人が選んだ方法と、その結果から考えたことを具体的に答える練習へ進みます。

共同開発での経験を、本人の工夫と学ぶ理由が伝わる実績へ育てる対策です。オンラインで資格、探究、書類・面接まで徹底伴走します。

ICUの志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

慶應義塾大学の志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

APUの志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

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