音楽を大学で学ぶために、実技の課題と、作品をどう深めたいかを確かめたい。昭和音楽大学の夏期・冬期講習会では、演奏の指導や基礎科目に加え、制作や発表へ進む講座も案内されています。教わったことと、本人が試して変えたことを残すことが、推薦・総合型選抜で学びを伝える準備になります。
高校生も対象に、実技や楽典・ソルフェージュを学ぶ
大学の現行案内では、高校生と既卒者、中学生等が対象です。実技の個別レッスン、副科ピアノ、楽典、ソルフェージュ、ポピュラー音楽理論など、関心と課題に合う内容を選べます。
夏期は8月、冬期は12月の講習として紹介されています。ただし、案内ページだけでは個別の開催年・日付が確定しないため、実際の募集内容、受講料、対象、申込期限を最新の詳細で確認する必要があります。
どの科目を受講し、何を改善したいかを決めてから申し込むことが大切です。講座によって対象や内容が異なり、全員が同じプログラムを受ける仕組みではありません。
3日間の制作や発表を含む講座も
季節講習の限定講座として、ミュージカル、バレエ、DTMは、それぞれ3日間連続の学びが案内されています。ミュージカルは、歌唱・演技・ダンス等を学び、最後に発表を行う構成です。
バレエは、実技のほか身体や舞踊史等も扱います。DTMは、大学の機材とソフトウェアを用い、コンピューターによる音楽制作を学ぶ案内です。いずれも、その回の詳細で内容を確かめましょう。
練習や試作の記録、助言、発表後の振り返りを一緒に残すことが、本人の成長を説明する材料になります。共同制作なら、自分の担当と全体の成果を分けて示します。
資格と音楽活動を、本人の問いで結びつける
英語の学習を作品解説や海外の資料へ、統計検定の学習を調査の読み取りへ使う方法があります。制作の技術に関心があれば、プログラミングの知識を録音や音の分析へ生かす準備も一例です。
例えば、本人の録音を同じ条件で比べ、Pythonで音の特徴を可視化し、楽譜や練習メモと照らして考える探究が考えられます。資格の知識、作品、本人が判断した理由を結びつけることが目標です。これは本人の発展学習で、講習の共通課題という説明ではありません。
学びの成果を生かす大学3校の比較例
| 大学・方式 | 主な条件と、成果の伝え方 |
|---|---|
| 国立音楽大学・音楽学部/総合型選抜 | 高校卒業等、第一志望(専願)、学ぶ意欲・能力、活動成果の自己評価と説明、内定後課題への取り組みが必要 |
| 桐朋学園大学・音楽学部/総合型選抜A・B日程 | 高校卒業等、入学専願が必要。専門科目・専攻実技・面接と学修計画書で選考。認定証のある対象科目は免除 |
| 慶應義塾大学・総合政策学部/環境情報学部AO入試 | 高校卒業等、日本語または英語で大学で学ぶ能力、第一志望・入学確約が必要。本人の制作や調査を活動資料へ |
国立音楽大学の2027年度要項20ページは、音楽活動について「その成果を自己評価して」と求めています。演奏や制作を続けた記録、助言を受けた変化、学び直した内容を、自分の言葉で説明することが対応します。
学修計画書と、これまでの音楽を含む学びや活動の報告書等を提出し、楽典、専攻科目または実技、面接、書類で選考します。専修によって内容が異なり、音楽デザインはB日程のみ募集、音楽情報はプレゼンテーションまたはパフォーマンスと面接などを課します。
出典:国立音楽大学・2027音楽学部募集要項20〜21ページ
桐朋学園大学の総合型A・B日程は、専門科目・専攻実技・面接と学修計画書で選考します。同大学の認定証による対象科目の免除は、桐朋学園大学が定める条件を満たした場合の制度です。昭和音楽大学の講習を受ければ、その認定証が得られるという意味ではありません。
慶應SFCでは、本人の制作や調査を、志望理由と学習計画へつなげる準備が考えられます。一次は書類、二次は面接です。客観的に本人を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。
出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ
2027年度要項は準備の比較例です。冬期講習など、出願後に得た成果を遡って提出することはできません。本人の受験年度と締切を確認し、主に翌年度以降を見据えて活動を続けましょう。
音響や情報技術へ関心が深まった場合の推薦例
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。音楽系の倍率とは別の結果です。音の分析や情報技術を研究したい場合は、資格、制作・分析、数学や英語を早くから学び、名門理系大学を目指す道もあります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで音楽の学びを推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から、資格や基礎学力、本人の活動、利用できる講習と受験時期を整理し、継続した準備を支えます。
受講後は、練習の変化、作品、本人の分析と考察を整理し、大学で深めたい問いへつなげます。音楽の専門実技は専門の指導も受けながら、スキルパスでは資格、探究の設計、大学別の志望理由、発表・面接での説明を支えます。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


