千葉商科大学付属高校の「金融リテラシー×SDGs」は、高大一貫教育の中で、暮らしや社会とお金の関係を継続して学ぶ取組です。大学や日本FP協会との連携を生かし、知識と判断力を育てます。総合型選抜・公募推薦につなげるなら、学んだ用語を並べるだけでなく、自分で資料を比べ、考えた過程を残すことが大切です。
千葉商科大学付属高校の「金融リテラシー×SDGs」で学べることと参加条件
現在の公式案内では、付属高校の1年生は公共、2年生は家庭科で金融リテラシーを学びます。3年生は金融リテラシーⅠを、普通科総合型と商業科はさらにⅡを通じて理解を深める構成です。一般の高校生が個人で申し込む公開講座ではありません。
学習内容は、家計の収支管理、生活の資金計画、ライフプラン、事故や災害等のリスクへの備え、経済、社会保障、保険などに広がります。個人の暮らしと、持続可能な社会の両方から考えることが特徴です。特定の投資商品を勧める授業として紹介しているわけではありません。
学校と大学は高大一貫教育で連携し、日本FP協会との包括協定は2022年7月7日に締結しています。大学・高校・協会が連携する学習の仕組みを、現在も案内しています。資格の取得や入試での優遇が全員に保証される制度ではありません。
出典:高大一貫教育「金融リテラシー×SDGs」・現行の学年別学習
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、生活費に関する公開資料を読み、地域や世帯の条件で数値がどう変わるかを比べる方法があります。SDGsと結び付けるなら、負担する費用だけでなく、サービスが届く範囲や社会の仕組みにも目を向けられます。
前提をそろえて比べ、計算から分かることと自分の意見を区別することが重要です。出所、調査年、金額の範囲を残し、計算条件を変えたときに結果がどう動くかを図にする方法もあります。本人が何を疑問に思い、どの条件を確かめたかを説明しましょう。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
簿記やファイナンシャル・プランニングに関する資格学習を、経済や家計の仕組みの理解へつなげられます。統計検定をデータ比較の基礎へ、情報系の学習を表計算やPythonでの整理へ結び付ける方法もあります。資格と探究の双方で、本人が何をできるようになったかを示すことが大切です。
以下は2027年度方式の比較です。筑波・東京電機の該当方式は2026年9月に出願を終えています。新潟産業大学も出願時点までの活動を整理する必要があります。授業で今後学ぶ内容を、既に身につけた知識や完成した成果として書くことはできません。高校1・2年生は翌年度以降を見据えて準備しましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 学習から発展させる方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 新潟産業大学・経済学部 総合型 | 経済・暮らしへの関心と考察 | 専願、志望理由、口頭試問を含む面接 |
| 筑波大学・知識情報・図書館学類 AC入試 | 社会の情報を比べる継続研究 | 最近2年以上、経過・根拠資料 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | 数値モデルやデータ分析の探究 | 評定・履修、課題・発表・口頭試問 |
新潟産業大学経済学部経済経営学科の2027年度総合型選抜は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象の専願入試です。評定平均値は不問で、調査書、志望理由書、口頭試問を含む面接等で総合評価します。
要項4ページの志望理由書には「これまで頑張ってきたこと」の項目があります。暮らしや経済の疑問を持ち、資料や数値を比較して考えた経験を、大学で学びたいことへ結び付ける準備が考えられます。第2期は2026年11月1〜20日必着、第3期は11月24日〜12月7日必着です。提出時点までに取り組んだ内容を整理しましょう。
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。情報学群知識情報・図書館学類の求める活動に合わせ、情報やデータの扱いに関する問いを立て、資料の比較や分析を続けてきた過程を説明する方法が考えられます。
対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、本人が関心を持った暮らしや社会の問いを整理し、教科・資格対策と、資料の比較や数値の分析を組み合わせます。何を同じ条件にそろえるか、どの計算やグラフが適切かを検討し、本人が根拠をもって説明できる準備へ進みます。
活動資料では、授業内容、自分の計算、結果と考察を分けて記録します。志望理由書では、金融や社会の仕組みへの疑問を、大学の経済、経営、情報などへつなげます。発表・口頭試問では、数値の出所、仮定、別の解釈への質問にも答える練習を重ねます。資格で学んだ知識を、社会の課題を自分で考えた実績へ育てることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


