福山大学の高校生向け経済学講座は、身近な社会を経済の視点から考えるプログラムです。2026年の秋期は、3日間に計6講義が開かれ、全講義を受講した高校生に修了証書を授与する仕組みがあります。
大学の講義で生まれた疑問を、資格と本人のデータ探究へつなげ、推薦で説明できる実績を育てましょう。経済・経営の進路と、情報技術で社会課題を分析する進路の両方を考えられます。
2026年の秋期は、3日間で6講義
秋期講座の対象は高校生の全学年です。2026年10月24日、10月31日、11月7日に、各日15時〜16時30分の2講義が案内されました。希望者は、その後のフリートークにも参加できます。
会場はJR福山駅北口から徒歩1分の福山大学社会連携推進センターで、受講料は無料です。夏期講座を受けていなくても参加でき、1講義だけの受講も認められています。
テーマには、2050年の未来、スポーツビジネス、価格、身近な税金などがあります。大学の教員から、社会の出来事を経済の視点で読み解く考え方を学ぶ構成です。
全6講義を受けた高校生には、講座の修了証書が授与されます。一部の講義への参加と、全講義受講による修了は区別して記録してください。
価格や地域の変化を、本人の調査で確かめる
例えば、価格に関心を持ったなら、同じ商品の価格を時期や地域で比較する探究が考えられます。商品の条件、記録日、調査範囲をそろえ、価格差を図にして理由を考える活動です。
スポーツビジネスなら、公開されている観客数、開催日、地域の統計などを調べ、どの条件で違いが見られるかを比較する方法もあります。相関が見えただけで原因まで断定せず、別の要因も考えてください。
情報分野にも関心があれば、公開データの集計や可視化を自分でプログラムにする活動へ発展できます。データの取得元、処理手順、計算結果、改善した点を残すと、本人の工夫を説明しやすくなります。
統計検定の学習をグラフや比較に、情報分野の資格学習を処理やデータ管理に生かす準備もできます。講義で学んだ考え方と、自分が調べて分析した成果を組み合わせることが、志望理由書や面接の材料になります。
これらは本人が発展させる活動例で、講座の参加者全員が同じ調査やプログラミングを行うという意味ではありません。
講義と探究から考える大学・方式
| 大学・2027年度の方式 | 実績を伝える場面 | 主な条件・選考 |
|---|---|---|
| 福山大学経済学部等・公募推薦型選抜 | 講義の学びと本人の調査を自己紹介書・面接へ | 現役または2026年3月卒、全体3.0以上、学校長推薦、2教科・面接等 |
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 経済データを本人の情報系分析・制作へ | 現役等、入学確約、数学・情報CBT、発表・口頭試問 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜AO | データ処理・可視化の試作を活動資料へ | 数学・外国語各3.3以上、課程別履修条件、発表・面接等 |
講座の修了証を、自動的な出願資格や加点とする制度として紹介するものではありません。本人が何を学び、どの課題を深めたかを、大学の評価資料に合わせて伝える活用です。
福山大学の公募推薦は、基礎学力と面接も準備
2027年度の公募推薦型選抜は、高校・中等教育学校を2027年3月に卒業見込み、または2026年3月に卒業した人で、全体の学習成績の状況3.0以上、学校長推薦が条件です。
配点は、2教科各100点、調査書50点、面接50点の計300点です。調査書は全体の学習成績の状況を10倍して得点化します。2教科の試験時間は合わせて90分です。
経済学部では、英語、国語、数学、生物基礎、簿記から2つを選択します。講義や探究の実績とともに、得意科目を使って筆記試験へ備える必要があります。自己紹介書と学校長推薦書は必須で、自己紹介書は手書きで提出します。
要項は、面接と基礎学力検査などを総合して「多面的・総合的に評価・判定」としています。自己紹介書では、講義のどこに関心を持ち、受講後に何を調べたかを、大学で学びたい内容につなげて説明しましょう。
受講歴と本人の成果を整理しながら、評定と2教科の学力も準備することが、公募推薦の対策になります。
A日程の出願は2026年11月2〜10日の消印有効、試験は11月17・18日です。B日程は11月24日〜12月8日の消印有効、試験は12月12日です。秋期講座の最終日は11月7日ですが、修了証書の交付や出願資料の準備は、高校の先生とも相談してください。
出典:福山大学2027年度公募推薦型選抜・2027年度学生募集要項1・11〜12ページ
他大学の情報系推薦には、年度と提出時点を合わせる
電気通信大学Ⅰ類は2026年度中の高校卒業者等が対象で、合格時の入学確約が必要です。特別活動レポートと3分以内の活動PR動画、数学・情報のCBT、発表・面接・口頭試問等で選考します。
東京電機大学理工学部AOは既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件があり、事前課題、活動報告、発表・面接等で選考します。他大学との併願も可能です。
両大学の2027年度出願は2026年9月上旬で、秋期講座の開始より前でした。その講義や11月の修了を、すでに終わった出願の実績にはできません。2027年度の方式は比較例として、主に翌年度以降へ向けた分析・制作と基礎学力の準備に活用してください。
出典:電気通信大学2027年度要項・東京電機大学2027年度AO要項
低倍率の理系推薦も、早期準備で狙う
2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。
高校1・2年生から資格、本人の調査・制作、数学・理科の基礎を育て、条件と分野が合う低倍率の方式を比較すれば、名門理系大学を推薦で狙う戦略が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで資格・データ探究・書類・面接まで
スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。講座と出願の時期、評定、必要科目を整理し、資格学習と本人の調査・分析を組み合わせるところから支えます。
経済データの探究なら、問い、資料、比較条件、集計、考察を整理します。情報系へ進む場合は、本人が書いた処理や可視化の工夫も資料にし、志望理由書や発表・口頭試問へつなげる対策ができます。
講義で得た疑問を、本人の成果と学びたい理由が伝わる実績へ育てる支援です。オンラインで徹底伴走します。
資格と本人の探究を生かす推薦対策は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


