結論:広島市立大学を第一志望にすれば併願できます。
広島市立大学の総合型選抜・学校推薦型選抜では、合格した場合の入学確約が必要です。第一志望として受験し、他大学との併願が認められる私立の推薦・総合型選抜を組み合わせることができます。国際・情報科学・芸術の3学部で評価方法が異なるため、併願先も学びたい分野と準備できる試験から選ぶことが重要です。
- できる:広島市立大学を第一志望とし、他大学併願可の私立推薦・総合型選抜へ出願すること。国際・情報科学の総合型で不合格となった場合は、推薦要件を満たせば学校推薦型へ改めて出願できます。
- できない:広島市立大学と他大学に同時に入学を確約する出願。学校推薦型選抜では、他の国公立大学・学部への推薦出願と、市内公募・全国公募の重複出願はできません。
- 注意:総合型・推薦に合格したら入学する必要があります。合格後に他の国公立大学の一般選抜を受験しても合格者にはなれません。私立の納入期限や試験日の重複も、出願前に確認してください。

広島市立大学を軸にした推薦併願の組み方
情報科学を学びたい場合は、数学・英語の学力試験に備えながら、プログラミングや情報分野の探究実績を活用できる私立方式を比較してください。国際学部では社会課題と語学、芸術学部では作品と制作過程の説明が中心です。分野の異なる3校すべてに出願するのではなく、自分の志望分野に対応する候補を選ぶ構成です。
比較したい私立併願候補3校
神奈川大学は、情報・理工・国際などの分野を比較したい場合の候補です。総合型選抜の適性検査型は他大学との併願が可能です。2027年度は11月22日が試験日で、広島市立大学の国際・情報科学の推薦試験の翌日に当たります。移動を含めた受験計画が必要です。芸術学部の日本画・油絵は11月22日も試験があるため、同日には受験できません。神奈川大学の合格発表は12月1日、第1次手続は12月14日までです。
龍谷大学は、情報・理工・国際・社会などの分野を比較したい場合の候補です。公募推薦の総合評価型は併願が可能で、2027年度の試験日は11月23日・28日・29日です。広島市立大学の11月21日・22日の試験と日程を分けられます。ただし、資格や活動だけの選考ではなく、志望学部に応じた教科試験への対策も必要です。
京都精華大学は、芸術・デザイン分野の候補として考えられます。公募制推薦入試では、他大学との併願が可能です。2027年度は11月20日11時から13時のオンライン試験で、広島市立大学の芸術試験の前日です。録画を含む所定の実施方法と、作品・活動の提出条件を確認し、広島への移動時間も確保してください。合格発表は12月3日12時、手続期限は12月10日です。
推薦でさらに挑戦できる大学
近畿大学の公募推薦は他大学との併願が可能です。情報学部などの11月21日・22日の試験は、広島市立大学の推薦・芸術総合型と重なるため、同日の併願はできません。国際学部や総合社会学部、理工学部などの12月5日・6日の試験は、広島市立大学の12月2日の結果を確認した後に受験できます。広島市立大学が不合格だった場合に備え、近畿大学の11月28日までの出願を先に済ませておく方法が考えられます。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
無料受験相談で戦略を相談する広島市立大学の総合型・推薦方式とスキルパス戦略
以下は2027年度の正式募集要項に基づく方式紹介です。総合型・学校推薦型とも大学入学共通テストを利用しません。国際・情報科学の総合型は9月の出願が終了しており、これから2027年度の出願を検討する場合は11月の推薦が中心です。芸術学部の総合型は10月に出願があります。
国際学部:総合型選抜
募集5名。現役生だけでなく、大学入学資格を満たす既卒者等も対象です。第一段階は活動報告書50点・学修計画書50点で、募集人員の2倍程度を目安に選考します。第二段階は小論文100点・面接100点で、第一段階の点数は加算されません。小論文は日本語の評論等を読み、60分で600字程度を書く形式です。面接は約20分で、最初に7分以内のプレゼンテーションがあります。
スキルパス戦略:社会や地域の課題を調べた活動から、問題意識・調査方法・得られた結果を整理し、大学での学修計画につなげます。活動報告書と学修計画書には図表を挿入できません。参考資料は紙媒体3件まで、合計5ページ以内です。発表方法・持参物の事前登録、PowerPoint使用時のUSB2本とPDF・印刷資料の準備まで確認し、7分の発表と質問への回答を練習します。
国際学部:学校推薦型選抜・市内公募/全国公募
募集は市内10名・全国10名。2026年4月1日以降の卒業者または2027年3月までの卒業見込み等が対象で、全体の学習成績の状況4.0以上、学校長の推薦、入学確約が必要です。市内公募は2026年4月1日以前から引き続き広島市内に住所があることが条件です。学校からの推薦人数は市内2名・全国1名までです。英文の社会問題・世界情勢等を題材とする90分の小論文100点と、約10分の個人面接100点で評価されます。
スキルパス戦略:総合型の日本語小論文とは異なり、推薦では英文読解の準備が必要です。英語で社会課題を読む練習と、根拠を整理して日本語で論じる練習を組み合わせます。A4両面1枚の志願理由書には、志望のきっかけ・大学での学び・高校で力を注いだ経験を具体的に記載し、面接で短く説明できるように仕上げます。
情報科学部:総合型選抜
募集10名、学部一括募集。情報工学・知能工学・システム工学・医用情報科学の学科配属は、本人の希望と1年次の成績を基に2年次進級時に行われます。第一段階は活動報告書50点・志願理由書50点で、募集人員の2倍程度の範囲内を選考します。第二段階は面接100点・口頭試問100点、合計約30分です。約7分のプレゼンテーションで説明した情報科学の用語・話題について、関連知識と考え方を問われます。
スキルパス戦略:プログラムやデータ分析の成果を、自分で選んだ課題・実装の工夫・検証結果・改善点まで説明できる実績にします。活動報告書は4項目各200字以内、志願理由書は200字・200字・300字以内の3項目です。資格や受賞等の証明は3件まで任意提出できます。発表には自分のパソコン等を持参し、HDMI接続と紙スライド4部も準備します。専門用語を暗記するだけでなく、仕組みと限界を口頭で説明できることが重要です。
情報科学部:学校推薦型選抜・市内公募/全国公募
募集は市内25名・全国25名。推薦の卒業時期・入学確約の条件は国際学部と共通ですが、数値による評定下限は設けられていません。情報工学・情報科学に興味があり、その基礎となる情報・数学・理科に優れていることが要件です。市内は住所条件があり、校内推薦は市内2名・全国2名までです。120分の総合問題200点と、面接・出願書類200点で判定されます。総合問題は科学技術の日本語・英語資料の読解・論述と、数学・論理的思考の問題です。
スキルパス戦略:約20分の面接に向け、活動報告書と志願理由書の4項目各200字を一貫した内容に整えます。面接で十分に聞き取れなかった点は書類で加点評価されますが、上限40点は資格ごとの自動加点ではありません。資格の学習をプログラム制作や探究に生かし、その成果と大学での発展を説明する対策が重要です。数学・英語資料の読解・論述も並行して鍛えます。
芸術学部:総合型選抜・美術学科/デザイン工芸学科
日本画2名・油絵7名・彫刻4名・デザイン工芸12名。大学入学資格と入学確約が必要で、学校推薦型とは別の総合型選抜です。自己推薦書は1200字以内、作品ファイルはA4の紙媒体1冊です。応募が所定倍率を超える場合は書類による二段階選抜を行うことがあります。全専攻の小論文は画像資料を基に60分で800字程度、提出書類と本選考を合わせて1000点です。
- 日本画:自己推薦書100点・作品ファイル150点・小論文100点・人物の着彩写生8時間500点・面接等150点。試験2日目に平面作品3点を持参し、約20分の面接には3分程度の発表があります。
- 油絵:自己推薦書100点・作品ファイル150点・課題作品写真150点・小論文100点・人物の素描6時間300点・面接等200点。課題は「光と影」のF15相当の平面作品で、写真を出願時、実物を試験2日目に提出します。
- 彫刻:自己推薦書100点・作品ファイル200点・課題作品写真200点・小論文100点・モチーフを配置する鉛筆素描2時間150点・面接250点。課題は「夜」の立体作品で、3方向の写真を出願時に提出します。
- デザイン工芸:自己推薦書100点・作品ファイル200点・小論文200点・課題作品300点・面接200点。課題は本選考の約10日前に公表され、当日に作品写真を提出します。面接は5分程度の発表と15分程度の質疑です。
スキルパス戦略:作品の完成度だけでなく、発想のきっかけ、素材・表現方法の選択、試作から改善までの過程を記録します。作品ファイルと自己推薦書では、制作への意欲と大学で学びたいことを対応させてください。日本画・油絵・彫刻とデザイン工芸では実技・課題・発表時間が異なるため、それぞれの指定に合わせて準備します。情報・データを用いた制作を扱う場合も、本人の着想と判断を説明できる実績に仕上げます。
2027年度の出願・合格発表・手続日程
- 国際・情報科学の総合型:出願9月2日〜9日で受付終了。第一段階の結果は10月2日、第二段階は10月17日、合格発表11月2日正午、入学手続は11月4日〜11日17時必着です。
- 国際・情報科学の学校推薦型:Web登録・検定料支払いは11月4日〜11日17時。書類は同期間必着で、国内の書留・速達郵便は11月10日までの消印なら期限後到着も受理されます。試験11月21日、発表12月2日正午、手続12月3日〜10日17時必着です。
- 芸術学部の総合型:Web登録・支払いは10月7日〜15日17時。書類は期間必着で、国内の書留・速達郵便は10月14日までの消印なら期限後到着も受理されます。二段階選抜の有無・結果は11月2日正午、本選考は11月21日、日本画・油絵は22日も実施。発表12月2日正午、手続12月3日〜10日17時必着です。
国際・情報科学の総合型で不合格となった場合は、推薦要件を確認して新たに推薦出願できます。私立の出願締切は広島市立大学の合格発表より早い場合があるため、不合格だったときの受験先も事前に準備しておくと安心です。
公式資料:広島市立大学・2027年度学生募集要項と指定様式。出願前には正式要項と最新の変更通知を確認してください。

推薦の併願対策は、実績作りからスキルパスへ
推薦入試では、大学で学びたい理由を支える実績が重要です。AIで文章を整えやすい時代だからこそ、資格の学習、探究の過程、自分で確かめた結果が面接での説得力につながります。理系大学院講師が中心のスキルパスでは、統計・情報の知識を使った実績作りから、大学ごとの書類・試験対策まで支援します。
スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文・面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも簡単にできます。
広島市立大学の対策と、併願先の対策を一緒に相談できます。まずは志望分野と現在の準備状況をお聞かせください。
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