大学の授業を継続して受けると、高校で好きだった分野にも、新しい問いが見えてきます。関東学院大学の高大連携特別履修生制度は、協定高校の生徒が大学で学ぶ仕組みです。授業で学んだ知識と、本人が調べ直したことをつなげる準備が、推薦・総合型選抜で伝える実績になります。
協定高校の生徒が、大学の正規授業で学ぶ
2026年度の募集案内では、春学期と秋学期の授業を対象に、高校と大学の連携による受講を案内しています。春は4〜7月、秋は9月下旬〜翌年2月下旬が目安で、授業時間は100分です。年間の履修上限は24単位です。
科目ごとに、学期、曜日・時限、授業方法、条件が異なります。大学の授業時間割と自分の高校の学習を照らし合わせ、出席や課題提出を続けられる科目を考えることが必要です。
受講料は無料です。単に一度見学するだけでなく、通常の授業と課題に継続して取り組む制度として考えましょう。対象の科目や手続きは、在籍校の担当者と2026年度の募集案内で確認できます。
出典:関東学院大学・高大連携特別履修生制度/2026年度募集案内
課題と成績評価、入学後の単位認定まで
授業によってレポートや小テストなどがあり、学習支援システムを使って課題を提出することもあります。成績評価で合格した単位は、関東学院大学への入学後に認定されます。他大学で認められるかは、進学先へ相談する必要があります。
大学の単位を先に学ぶことと、大学入試で評価されることは別です。特別履修生として学んだだけで、推薦の出願条件を全て満たすものではありません。履修した内容を理解し、本人の活動として何を伝えるかを整理しましょう。
例えば、授業で知った地域の課題を行政の公開資料で調べ直し、複数の地域や年度を比べる探究が考えられます。授業のレポートを別の入試へ使う場合も、大学の提出ルールを確認し、本人の担当と出典を明確にすることが大切です。
資格の学習と、履修で得た問いを組み合わせる
英検で資料を読む基礎を育て、統計検定で比較やばらつきを学ぶ方法があります。情報分野へ関心が深まれば、ITパスポートや基本情報技術者の学習を、本人のデータ整理やプログラム制作へつなげられます。
以上は発展させる学習の例です。資格の級だけでなく、どの知識が授業の理解に役立ち、何を追加で確かめたかを残しましょう。2026年秋学期の修了を、既に終わった同年9月の出願へ遡って提出することはできません。高校1・2年から、自分の受験年度と提出時期を合わせて準備することが必要です。
学習を推薦で伝えられる大学3校の比較
| 大学・2027年度方式 | 本人の学びの伝え方 | 主な出願・選考条件 |
|---|---|---|
| ICU教養学部・総合型英語外部試験利用 | 継続活動と、関心を深めた小論文 | 全体4.1以上、所定英語スコア、第一志望・入学確約、書類・面接 |
| 慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部AO | 課題への取り組みと大学での学習計画 | 高校卒業等、日本語または英語の学習能力、第一志望・入学確約 |
| APU・活動アピール方式 | 活動から得た成長と成果、資格 | 国内学生の資格、高校卒業等、優れた活動等、書類・オンライン面接 |
ICUの2027年度要項は、自己活動歴として「少なくとも2、3週間以上」の教科外活動を対象としています。短い講習や旅行だけでこの条件を満たすという意味ではありません。以前から続けた活動と受講後の取り組みを分け、本人の継続した学びを示す準備が必要です。
英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。全体4.1以上、2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通や小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。
出典:ICU・2027年度総合型選抜要項3〜8・22〜23ページ
慶應SFCは、志望理由・学習計画や本人の活動資料などの書類選考後に面接があります。客観的に志願者を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。大学で学ぶ理由を、本人が調べ、試し、考え直した経験から説明することが大切です。
出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ
APUの2027年度国内学生入試は日本国籍保持者・永住者が対象です。活動アピール方式では、高校卒業等、志望学部への関心・学修意欲、中学卒業以降の優れた活動等が求められます。一次は書類、二次は約20分のオンライン個人面接で、「活動を通じた成長および成果」などを評価します。日本語基準の1回生入試に、出願条件となる英語スコアの指定はありません。英語基準は言語要件が別です。
出典:APU・2027年度総合型選抜要項3・7・16〜18ページ
受講名に頼らず、本人の役割、工夫、結果、残った問いを資料へまとめましょう。上記は2027年度方式を使った比較例で、受講への一律加点を示すものではありません。ICU・SFCの該当出願は2026年9月に終了しています。出願後に行った活動を以前の実績とせず、高校1・2年生は自分の受験年度と提出期限から準備することが必要です。
資格とデータ分析から、理系推薦にも進路を広げる
地域やことばの課題を数値で考えたい人は、統計検定や情報系資格の知識を、自分の集計・可視化へ発展させる方法があります。単に資格を並べず、対象や条件をそろえて比較し、結果の限界も説明できるようにしましょう。
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験者4人・合格者2人で、実質倍率2.00倍でした。今回の講座の選考倍率とは別の、大学入試の実績です。情報・数理への関心が深まった場合は、資格、本人の分析や制作、数学・英語の基礎を組み合わせ、名門理系大学を推薦で目指す道もあります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、継続履修を推薦の実績へ
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。参加条件と高校の授業時間を整理し、受講前の基礎学習と資格、履修後の本人の探究をつなぐ準備を支えます。
授業ノートと課題から、理解したことと残った問いを選び、資料の比較・分析へ発展させます。志望理由書では、高校での学習、大学で触れた専門分野、今後の研究を結びます。面接では、調べ方や結果の限界を自分の言葉で説明する練習を重ねます。
履修科目の名前を、本人の学びと成果で説明できる対策です。オンラインで資格、探究、書類・面接まで徹底伴走します。
資格と本人の探究を生かす推薦対策は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


