高校生のうちに大学の授業を受け、ことばや社会、表現への関心を深めたい。フェリス女学院大学は、高校との連携の一つとして、協定高校生の科目等履修を案内しています。授業から得た視点を使い、本人が問いを調べ続けることが、推薦・総合型選抜へつながる準備です。

協定高校の生徒に、大学の授業を開く制度

大学の現行「高校との連携」ページでは、協定高校との教育交流とともに、高校生が大学の授業を受ける仕組みを説明しています。入学後の学びに触れ、高校の学習では出会いにくい専門的な視点を知る機会になります。

受講の費用は無料と案内されています。ただし、交通費や教科書などの実費は別です。一般の社会人が申し込む有料の聴講制度と、高校生向けの制度を区別することが必要です。

対象は協定高校生であり、全国から個人で自由に申し込む一般公募講座ではありません。参加できる学年、対象科目、学校での手続きは、在籍校と大学の案内を照らして確認してください。未掲載の募集日程や回数を推測して計画することはできません。

出典:フェリス女学院大学・高校との連携と科目等履修

授業の内容を、本人の関心と結びつける

受講前は、どの問題に関心があり、何を知りたいのかを書き出せます。受講後は、説明の要点、授業中の疑問、追加で読んだ資料を分けて記録する方法があります。

例えば、異なる言語の案内を読み比べ、同じ内容でも何が強調され、何が省かれているかを調べる探究が考えられます。地域の文化や表現に関心がある場合は、複数の公開資料と現地での観察を比較する方法もあります。これらは本人が発展させる学習の例です。

大学で聞いた説明を繰り返すだけでなく、本人の調査から考えがどう変わったかまで整理しましょう。大学の授業で学んだことと、自分で確かめたことを区別すると、進学後に学びたい内容が具体的になります。

英語や統計の資格を、読み取りと分析に使う

英検などの学習は外国語資料を読む基礎になります。統計検定の学習は、調査結果の対象や集計方法を確かめる準備です。情報系資格で学んだ知識を、データの整理や検索の工夫に使う方法もあります。

資格と受講を別々に並べるのではなく、何を読むため、どんな比較をするために知識が必要だったかを説明しましょう。科目等履修の受講歴を、大学入試の合格や一律加点と結びつける説明ではありません。推薦での扱いは、本人が出願する大学・方式の条件に従います。

学習を推薦で伝えられる大学3校の比較

大学・2027年度方式本人の学びの伝え方主な出願・選考条件
ICU教養学部・総合型英語外部試験利用継続活動と、関心を深めた小論文全体4.1以上、所定英語スコア、第一志望・入学確約、書類・面接
慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部AO課題への取り組みと大学での学習計画高校卒業等、日本語または英語の学習能力、第一志望・入学確約
APU・活動アピール方式活動から得た成長と成果、資格国内学生の資格、高校卒業等、優れた活動等、書類・オンライン面接

ICUの2027年度要項は、自己活動歴として「少なくとも2、3週間以上」の教科外活動を対象としています。短い講習や旅行だけでこの条件を満たすという意味ではありません。以前から続けた活動と受講後の取り組みを分け、本人の継続した学びを示す準備が必要です。

英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。全体4.1以上、2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通や小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。

出典:ICU・2027年度総合型選抜要項3〜8・22〜23ページ

慶應SFCは、志望理由・学習計画や本人の活動資料などの書類選考後に面接があります。客観的に志願者を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。大学で学ぶ理由を、本人が調べ、試し、考え直した経験から説明することが大切です。

出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ

APUの2027年度国内学生入試は日本国籍保持者・永住者が対象です。活動アピール方式では、高校卒業等、志望学部への関心・学修意欲、中学卒業以降の優れた活動等が求められます。一次は書類、二次は約20分のオンライン個人面接で、「活動を通じた成長および成果」などを評価します。日本語基準の1回生入試に、出願条件となる英語スコアの指定はありません。英語基準は言語要件が別です。

出典:APU・2027年度総合型選抜要項3・7・16〜18ページ

受講名に頼らず、本人の役割、工夫、結果、残った問いを資料へまとめましょう。上記は2027年度方式を使った比較例で、受講への一律加点を示すものではありません。ICU・SFCの該当出願は2026年9月に終了しています。出願後に行った活動を以前の実績とせず、高校1・2年生は自分の受験年度と提出期限から準備することが必要です。

資格とデータ分析から、理系推薦にも進路を広げる

地域やことばの課題を数値で考えたい人は、統計検定や情報系資格の知識を、自分の集計・可視化へ発展させる方法があります。単に資格を並べず、対象や条件をそろえて比較し、結果の限界も説明できるようにしましょう。

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験者4人・合格者2人で、実質倍率2.00倍でした。今回の講座の選考倍率とは別の、大学入試の実績です。情報・数理への関心が深まった場合は、資格、本人の分析や制作、数学・英語の基礎を組み合わせ、名門理系大学を推薦で目指す道もあります。

出典:静岡大学・2026年度入試調査資料(PDF6頁・印刷4ページ)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで、先取り履修を志望理由へつなぐ

スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から参加できる学習機会と基礎学力を整理し、受講前の準備、資格、本人の探究を組み合わせます。

履修後は、ノートと読んだ資料を見直し、比較や分析を含む報告へ発展させます。志望理由書では、授業で触れた分野と、本人が解決したい問いをつなぎます。面接では、なぜその資料を選び、何を考え直したかを説明する練習へ進みます。

受講歴を、自分で調べ、考えた実績として伝える対策です。オンラインで資格、探究、書類・面接まで徹底伴走します。

ICUの志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

慶應義塾大学の志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

APUの志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

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