名古屋文理大学の推薦・総合型選抜は、食・栄養への関心や、情報・メディアの制作経験を受験に生かせる入試です。公募制は面接がなく、志望理由書と国語で準備できる一方、AOや高大接続では口頭試問・発表が重要です。スキルパスでは、資格や探究の実績を整え、自分に合う方式と併願先を考えながら対策できます。
結論:名古屋文理大学は推薦・総合型で併願できますか?
公募制推薦入試と特別奨学生入試は、他大学と併願できます。AO入試と高大接続入試は専願で、名古屋文理大学を第一志望とし、合格したら入学する前提の方式です。専願方式で他大学への同時出願を考える場合は、出願前に入試係への確認が必要です。
- できる:併願可の公募制推薦・特別奨学生入試で、他大学側の条件も満たして出願すること。公募制前期の2日間に同時出願すること。
- できない:AO・高大接続の専願合格を、あとから自由に辞退できる併願合格と同じように扱うこと。学内の同時出願制度を、他大学への併願許可と解釈すること。
- 注意:高大接続とAO前期の同時出願は、名古屋文理大学内の制度です。専願方式は進学意思を固めて検討し、複数大学の結果を見て選びたい場合は公募制・特別奨学生が中心になります。
2027年度の推薦・総合型選抜を方式別に確認
対象は健康生活学部の健康栄養学科・フードビジネス学科と、情報メディア学部情報メディア学科です。大学の2027年度募集要項と、現在公開されている学科別の口頭試問課題をもとに整理しています。
公募制推薦〈併願〉:志望理由書40点・国語40点が中心
他大学と併願でき、評定の数値による出願制限はありません。2025年3月以降の高校卒業者または2027年3月卒業見込みの人で、学校長推薦が必要です。学業成績や、生徒会・部活動・ボランティア・資格取得などの成果が推薦の判断材料になります。
配点は志望理由書40点、国語40点、学習成績の状況20点の100点です。面接はありません。国語は60分で、現代文の文脈把握、論理的な思考、文章表現などを問います。第3志望まで学科を記入でき、追加の検定料は不要です。
スキルパスの対策:面接がない分、志望理由書に経験と学習意欲を具体的に書くことが重要です。資格名だけで終わらせず、情報の知識を制作に使った、食品を比較して調べた、といった実績を学科の学びにつなげる準備が有効です。国語は、筆者の主張と根拠を読み取る練習を続け、書類と学力試験の両方で得点を目指す必要があります。
AO入試:専願で面接・口頭試問に備える
前期・中期・後期・ファイナルがあり、既卒者も出願できます。いずれも専願で、合格者は本学に入学する条件です。面接40点、口頭試問40点、学習成績の状況20点の100点で、AOエントリーシートなどの書類を提出します。
口頭試問の出題内容は、学科ごとに大学が公開しています。健康栄養は食・栄養に関して関心を持ったことや経験など、フードビジネスは食品業界の商品についての説明、情報メディアは生成AIの活用と問題点がテーマです。発表は約5分以内を想定し、持ち込み機器は学内Wi-Fiに接続できないため、オフラインで説明できる準備が必要です。
スキルパスの対策:発表内容を調べた資料と自分の経験に分け、短い時間で説明できるように準備すると、口頭試問の質問にも答えやすくなります。作品を作った場合は目的、工夫、試して分かった課題を整理することが重要です。資料を見せるだけでなく、内容を自分の言葉で説明する練習が有効です。
高大接続・自己推薦型/探究活動評価型奨学生
いずれも専願で、AO前期と同時出願できます。自己推薦型は部活動、文化・スポーツ、ボランティア、資格、アワードなどの成果、探究活動評価型は高校での探究の成果と過程が対象です。配点は発表40点、口頭試問20点、面接30点、学習成績の状況10点です。発表と質疑は約10分で、学内機器やWi-Fiは使えません。
スキルパスの対策:活動実績報告書と発表で、課題、方法、結果、改善点を一貫して説明できる準備が必要です。探究型では、成功した結果だけでなく、途中で方法を変えた理由や、結果の限界までまとめると、自分で考えた過程を伝えられます。情報系なら制作と利用者の反応、食分野なら試作と比較の記録など、学科に合う成果を整理する方法があります。
高大接続・資格取得型奨学生:資格評価は30点
大学指定の資格を取得した人が対象の専願方式です。資格評価30点のうち、対象資格の点数が20点、資格取得に関する質問が10点で、さらに面接30点、口頭試問20点、学習成績の状況20点を合わせて100点です。
対象資格点数表では、ITパスポート16点、情報セキュリティマネジメント18点、基本情報技術者20点が3学科共通で掲載されています。英検は2級12点、準2級プラス10点、準2級8点などです。資格取得の実績を、その資格について説明する力まで含めて準備できる方式です。
スキルパスの対策:志望分野に合う資格を選び、取得後に何へ生かしたかまで整理することが大切です。情報ならプログラムやWeb制作、食分野なら店舗や食品の情報発信、統計なら比較調査など、学習と活動の関係を説明できると、資格に関する質問の準備にもなります。提出には合格証書の写しなどが必要なので、証明資料も早めにそろえる必要があります。
高大接続・ワークショップ参加型奨学生
大学主催のワークショップへの参加が必須の専願方式です。2027年度の参加日は、健康栄養が8月1日または22日、フードビジネス・情報メディアが8月30日でした。事前エントリーと参加条件を満たしていることを確認してください。ワークショップ評価30点、面接30点、口頭試問20点、学習成績の状況20点で選考されます。
スキルパスの対策:参加中に気付いたこと、作成した課題、さらに知りたいことを記録すると、面接で説明しやすくなります。健康栄養は栄養管理、フードビジネスは商品やデザイン、情報メディアは制作など、参加学科の内容に沿って、入学後の学習計画へつなげる準備が有効です。
高大接続・専門課程生徒対象/スポーツ/外国にルーツを持つ生徒
専門課程生徒対象は、職業教育を主とする学科または総合学科の卒業者・卒業見込みで、評定3.8以上などの条件があります。面接40点、口頭試問40点、学習成績の状況20点です。専門科目の学習と志望学科の関係を説明する準備が重要です。
スポーツ奨学生は入学後に大学のクラブに必ず入部する条件があり、対象種目の確認が必要です。面接30点、スポーツ評価30点、口頭試問20点、学習成績の状況20点です。大会成績に加え、役割や練習での取り組みを説明する準備が有効です。
外国にルーツを持つ生徒対象は、国籍、在留年数、在留資格、評定3.0以上などの条件があります。面接40点、口頭試問40点、学習成績の状況20点です。3方式とも専願で、資格や活動の条件だけでなく、学びたい内容と入学意思を確認することが大切です。
特別奨学生入試:併願可の総合型で学力を生かす
総合型選抜に分類される併願可方式で、3学科が対象です。国語・数学・英語から2科目を選び、そのうち高得点の1科目を2倍して200点とします。出願動機書10点、学習成績の状況10点を合わせて220点です。試験は全科目マーク式で、問題を見て科目を選択できます。第3志望まで学科を記入できます。
スキルパスの対策:得意科目で高得点を目指しながら、出願動機書に学科を選んだ理由を簡潔に書く準備が有効です。AO・高大接続の面接型と同じ準備ではなく、英語・数学・国語の基礎を優先する必要があります。奨学生は成績上位者から選ばれ、継続給付には大学入学後の成績条件もあります。
3学科の対策:名古屋文理大学で何を学びたいか
健康栄養学科:食・栄養への関心を具体的に説明
AOの発表では、最近気になった食品や栄養のニュースなど、一つのテーマを選ぶと内容をまとめやすくなります。商品の表示、学校の食生活に関する課題などを調べ、自分が疑問を持った点と、資料から分かったことを区別して説明する練習が有効です。管理栄養士を目指す理由も、大学で学びたい内容と合わせて整理することが重要です。
フードビジネス学科:商品とビジネスを結び付ける
食品製造、流通、外食のどの商品に注目したか、その特徴を高校で学んだことや自分の調査と結び付ける準備が必要です。価格、包装、売り場、情報発信などを比較し、誰にどの価値を届けているかまで考えると、商品の紹介だけで終わらない発表になります。
情報メディア学科:AIを使う目的と問題点を考える
AOの課題は生成AIの活用方法と、避けるべき使い方やその問題点です。例えば学習補助や情報整理の用途を一つ選び、役立つ場面と、出力を確認しない場合の問題を具体例で説明すると、主張が明確になります。情報システム・映像・音・デザインのうち、どの分野を学びたいかも整理する必要があります。
2027年度の日程と入学手続き
出願書類は締切日の消印有効です。インターネット登録だけでなく、検定料の支払いと書類郵送まで完了する必要があります。以下は2026年の日付ですが、1月以降は2027年です。
- AO前期・高大接続:9月14日〜10月1日出願、10月10日試験、11月1日発表、11月9日手続期限。
- AO中期:11月4日〜16日出願、11月21日試験、12月2日発表、12月14日手続期限。
- AO後期:11月17日〜12月15日出願、12月19日試験、12月24日発表、1月15日手続期限。
- AOファイナル:2月25日〜3月8日出願、3月10日試験、3月13日発表、3月18日手続期限。
- 公募制前期:10月19日〜11月2日出願、11月7日・8日試験、12月1日発表、12月14日手続期限。
- 公募制後期:11月17日〜12月15日出願、12月19日試験、12月24日発表、1月15日手続期限。
- 特別奨学生:11月18日〜12月7日出願、12月12日試験、12月24日発表、2月24日手続期限。
公募制前期は両日出願できます。通常の検定料は3万5千円で、両日同時出願は2日目を追加5千円で受験できます。特別奨学生の検定料は5千円です。公募制と特別奨学生の併願では、相手校の発表日と、名古屋文理大学の納入期限を並べて確認することが重要です。
併願可方式で入学手続き後に辞退する場合、入学金を除く学納金の返還を希望する人は、2027年3月31日15時までに所定の入学辞退届・学納金返還願を提出する必要があります。専願制は返還対象の扱いが異なります。延長を前提にせず、手続期限内に判断できる計画が必要です。
名古屋文理大学を軸にした推薦併願の考え方
まずは情報・環境・健康・ビジネスなど、学びたい分野が近い私立大学3校を比較し、実績と基礎学力が整っている場合は、さらに挑戦できる大学を1校検討すると計画を立てやすくなります。資格学習や調査の記録は共通に使えても、志望理由書は各大学の学びに合わせて書くことが大切です。
学びの近い私立大学・併願候補3校
ビジネスと情報の学びなら名古屋産業大学、環境・心理などの探究なら人間環境大学、健康や経営などを広く比較するなら常葉大学が候補として考えられます。それぞれの方式の専願・併願条件を確認し、名古屋文理大学の公募制または特別奨学生との組合せを検討してください。
推薦・総合型選抜でさらに挑戦できる大学
食・栄養・環境の探究を深めたい場合は、静岡県立大学食品栄養科学部も候補として考えられます。学校推薦型では化学の適性検査や面接などの準備も必要です。地域条件や推薦資格、合格時の入学確約を確認し、名古屋文理大学の併願可方式と日程が両立するか検討することが大切です。
AI時代に必要なのは、文章の背景にある実績
AIで文章を整えやすくなった今こそ、自分が学習・調査・制作した実績が重要です。名古屋文理大学は、特別な指示がない限り、入試提出書類などで受験生が生成AIを使用することを認めていません。提出物は本人が考え、内容を説明できることが大切です。理系大学院講師を中心とするスキルパスでは、資格学習から探究、発表、書類の準備まで、自分で積み上げる過程を支援できます。
スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文・面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも簡単にできます。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
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名古屋文理大学の推薦併願でよくある質問
公募制でも面接の準備が必要ですか?
2027年度の公募制推薦には面接がありません。志望理由書と国語、学習成績の状況で評価されます。AO・高大接続は面接や口頭試問があるため、方式を分けて準備することが大切です。
AOと高大接続を同時に受ければ、他大学も併願できますか?
同時出願は学内の制度で、両方式とも専願です。他大学の結果を見て自由に進学先を選ぶための制度ではありません。複数大学の併願を考える場合は、公募制・特別奨学生を中心に検討してください。
資格取得型は、資格を取れば準備は終わりですか?
資格についての質問、面接、学科の口頭試問もあります。合格証書をそろえるだけでなく、学んだ内容を何へ使ったか、大学で何を学びたいかまで説明できる準備が必要です。
公式の入試情報
2026年10月時点の2027年度情報です。学科別課題と同時出願の扱いは、以下の公式ページ・募集要項で確認できます。



