ノースアジア大学の総合型・公募推薦は、書類審査と、口頭試問を含む面接による選抜です。高校までの活動や志望理由に加え、志望分野に関係するニュースや身近な課題について、自分の考えを説明する準備が必要です。
経済学部と総合政策学部を扱い、総合政策学部は法律・国際の関心分野に分けて質問例を紹介します。総合政策学部の募集は学部一括で、学科選択は2年次進級時です。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例であり、大学の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制を扱います。
総合型・公募推薦の面接は、口頭試問を含む
| 方式 | 選抜方法 | 書類と面接の準備 |
|---|---|---|
| 総合型 | 出願書類の審査、口頭試問を含む面接 | 入学志望理由書、これまでの学びや活動を説明する資料等 |
| 学校推薦型・公募 | 出願書類の審査、口頭試問を含む面接 | 入学志望理由書、推薦書、調査書等 |
要項では、学びや経験から得た知識・資格、日常での思考や表現、芸術・文化・スポーツ・生徒会・ボランティア等の活動を踏まえ、知識、思考力、人間力を口頭で確認すると説明されています。
口頭試問は基礎学力の確認に加え、志望分野に関係する考え方も対象です。時事ニュースや話題の言葉について何を知り、どう考えているか、問題への解決策や発生を防ぐ方法をどう考えるか、といった観点が示されています。
出典:大学公式総合型Ⅲ期・Ⅳ期要項11~12ページ、公募推薦要項17ページ、2027年度入学者選抜情報。
志望理由と活動の説明に加え、志望分野のニュースについて、事実と自分の意見を分けて話す練習が大切です。
入学志望理由書から、本人の活動を振り返る
| 振り返ること | 面接の準備で整理する内容 |
|---|---|
| 関心を持った経験 | 何に疑問を持ち、何を調べたか |
| 実際に取り組んだこと | 本人の役割、方法、成果、うまくいかなかった点 |
| 考え直したこと | 結果や他者の意見を受け、どこを見直したか |
| 大学で深めたい問い | 高校までの経験と、志望分野で学びたい内容のつながり |
総合型Ⅲ期・Ⅳ期では、資格や活動について詳しい資料があれば任意で提出できます。提出物を増やすことだけを目標にせず、何を示す資料なのか、どの部分が本人の成果なのかを説明できるようにしましょう。
在学中の人の総合型の入学志望理由書には、進路指導主事とクラス担任または課外活動等の指導教員の確認・署名・押印について指示があります。在学していない場合の扱いも異なるため、本人に必要な書類の条件を確認してください。
経済・法律・国際分野の質問例と回答の組み立て方
経済学部:身近な経済の変化を、どのように調べましたか
……(本人が価格、仕事、地域の産業等に疑問を持った経験)……から、……(資料調査、聞き取り、学校での探究等)……を進めました。……(比較した数字や異なる立場の意見)……を踏まえると、……(最初の考えを見直した点)……がありました。大学で経済の仕組みと分析の方法を学び、根拠を持って課題を考える力を深めたいです。
簿記や統計検定、経済・地域に関する探究発表等の経験があれば、学んだ知識を何の判断に使ったかまで整理しましょう。数字が同時に変わっていても、それだけで原因を断定できるかは別の問題です。調べた範囲と、残った疑問を分けて説明してください。
総合政策学部・法律分野:ルールや制度について、何を考えましたか
……(本人が学校や地域のルール、社会の制度に疑問を持った経験)……から、……(資料調査、話し合い、活動等)……に取り組みました。……(異なる立場の人の意見)……を知り、……(自分が見落としていた事情)……に気付きました。大学では法的な考え方を学び、事実と根拠を確かめながら、公平な仕組みを考える力を身に付けたいです。
生徒会、討論、探究や地域活動の実績があれば、主張を通した結果だけでなく、意見の違いをどう整理したかも振り返ってください。ニュースについて話すときは、報道で確認できた事実と、本人の評価や提案を分けましょう。
総合政策学部・国際分野:異なる背景を持つ人の考えを、どう理解しましたか
……(本人が言葉や文化、国際的な課題に関心を持った経験)……から、……(語学学習、読書、交流、調査等)……を進めました。……(立場や背景の違い)……を知り、……(自分の理解を見直した点)……がありました。大学で国際社会と法の基礎を学び、相手の状況を確かめながら課題を考える力を深めたいです。
英検等の語学資格やスピーチ・探究発表の実績がある場合は、学習方法と、実際に言葉や資料を使って考えた経験を整理しましょう。一度の交流から、その国や地域の人すべてを理解したように話す必要はありません。
資格や活動の実績は、本人が何を学び、どのように考えを見直したかまで説明すると、志望分野とのつながりが伝わります。
口頭試問に向けて、ニュースを自分の言葉で説明する
志望分野に関係するニュースを一つ選び、「何が起きたか」「どこまで確認できるか」「誰に影響するか」「自分はどう考えるか」の順で整理してみましょう。話題の言葉を使う場合は、その意味も説明できる状態にしておくと役立ちます。
解決策を考える際は、期待する効果だけでなく、費用、実施する人、異なる立場への影響なども振り返ってください。分からないことを知っているように話すより、確認できた事実と、これから調べたい点を分ける練習が大切です。
ここで紹介する資格やコンテスト等は、面接で振り返る実績の例です。特定の資格が一律に加点されるという意味ではありません。出願資格と、本人の学びを説明する材料は分けて確認しましょう。
スキルパスでは、本人の資格学習、探究、学校や地域での活動を振り返り、書類と面接の準備を支援します。成果だけでなく、その過程を本人の言葉で説明する練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の公募推薦と総合型Ⅲ期・Ⅳ期の日程
| 方式 | 出願期間 | 試験日・合格発表日 |
|---|---|---|
| 公募推薦 | 2026年11月2~13日 | 試験11月21日、合格発表12月4日 |
| 総合型Ⅲ期 | 2026年11月16日~12月4日 | 試験12月12日、合格発表12月21日 |
| 総合型Ⅳ期 | 2027年2月22日~3月5日 | 試験3月11日、合格発表3月18日 |
公募推薦は2027年3月卒業見込みで、評定平均3.0以上、学校長の推薦等の条件があります。総合型Ⅲ期は第一志望であることが条件ですが、Ⅳ期はその条件が除かれています。卒業資格や提出書類も含め、受ける方式の要項を確認してください。
総合型Ⅰ期・Ⅱ期の試験は実施済みです。上表の試験地はいずれも秋田で、出願・入学手続きは原則として締切日必着と案内されています。公募推薦の入学手続期間は2026年12月7~18日です。
面接の準備と並行して、受験する期、必要書類、必着の締切を確認しましょう。総合政策学部は学部一括募集です。
最新のお知らせは大学公式の入学者選抜情報で確認してください。志望理由の整理は関連記事でも紹介しています。


