大阪物療大学の総合型選抜は、文章の要約とグループディスカッションで選考します。学校推薦型選抜は、数学Ⅰまたは生物の基礎学力検査とグループ面接です。同じ集団形式でも、話し合う試験と質問に答える試験を分けて練習しましょう。
2027年度の公式募集要項を基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
大阪物療大学の総合型はGD、推薦はグループ面接
対象は保健医療学部診療放射線技術学科です。診療放射線技師を目指す理由と、専門知識を学ぶために高校で取り組んだことを整理しましょう。
| 選抜方式 | 面接にあたる試験 | 合わせて評価する内容 |
|---|---|---|
| 総合型選抜 | グループディスカッション20分程度・50点 | 文章要約の小論文60分・50点。資格・検定や課外活動による加点 |
| 学校推薦型選抜:前期・後期 | グループ面接10~15分程度 | 数学Ⅰか生物の1科目60分・100点と出願書類を合わせて判定 |
総合型は専願制、学校推薦型は専願・併願を選ぶ方式です。推薦は学校長の推薦が必要です。総合型と推薦では提出書類も異なるため、受験する方式の欄で確認してください。
総合型は他の人と考えを交わす練習、推薦は質問に対して自分の経験と志望理由を簡潔に伝える練習が必要です。
医療職への関心と高校での学習を結び付ける
大学は、保健医療分野へ進む目的意識、意欲的に学び続ける姿勢、責任ある行動と人間関係を大切にする姿勢を求めています。また、数学Ⅰ・Ⅱの理解と、入学後の物理・化学・生物の学習意欲を示す方針です。
志望理由を考えるときは、画像や機器に興味を持ったきっかけから、その後に自分で何を調べたかまで振り返ってみましょう。将来の希望だけでなく、疑問を持って学んだ過程があると、大学で学ぶ理由を具体的に説明できます。
医療の知識を多く並べる必要はありません。理解できている範囲を話し、分からない点は大学で深めたい疑問として整理すると、追加の質問にも答えやすくなります。
診療放射線技術学科の質問例と回答の組み立て方
以下は本人の実際の経験に置き換える練習例です。総合型のGDでこの質問が出るという予告ではありません。志望理由や協働の経験を、自分の言葉で考えるために活用してください。
診療放射線技師を目指すようになった理由を教えてください
私は、……(本人が関心を持ったきっかけ)……から、画像を用いる医療について調べました。……(実際に読んだ資料や見学で学んだこと)……を通して、機器の知識だけでなく、安全に配慮し、人と関わる力も必要だと感じました。まだ……(理解できていない点)……があるため、大学では専門知識と技術を基礎から学びたいです。
数学や理科で、自分から調べたことはありますか
私は、……(本人の授業や探究での疑問)……をきっかけに、……(実際に調べたこと)……に取り組みました。物理検定や生物検定などで学んだ内容も使い、……(記録や資料の整理)……を進めました。……(分かったこと)……がある一方、条件が変わった場合までは説明できていません。大学では専門的に学び、根拠を確かめながら考える力を身に付けたいです。
他の人と意見が違ったとき、どう話し合いましたか
私は、……(本人の学校行事や活動)……で、……(意見が違った場面)……を経験しました。相手の理由を聞くと、……(自分が考えていなかった点)……が分かりました。そこで……(進め方の工夫)……を提案し、……(実際の変化)……につながりました。自分の意見を伝えることと、相手の考えを理解することの両方が大切だと感じました。
説明が相手に伝わらなかった経験はありますか
私は、……(本人の発表や交流)……で、……(説明が伝わりにくかった場面)……がありました。そこで……(言葉や図、確認方法を変えたこと)……を試し、……(実際の反応)……を確かめました。自分が説明したつもりでも、相手がどう理解したかを確かめる必要があると学びました。
資格や活動を続ける中で、何を工夫しましたか
私は、……(本人が実際に取り組んだ資格や活動)……で、……(うまくいかなかったこと)……がありました。原因を振り返り、……(練習や学習手順の変更)……を続けました。その結果、……(事実として説明できる成果)……がありました。結果だけでなく、分からない点を確かめて取り組む習慣を、大学での学びにも生かしたいです。
資格・検定の学習例と、入試の加点対象は別です。取得していない資格、実際には担当していない役職や活動を、自分の実績として話さないでください。
実績は名称や結果だけで終わらず、工夫したこと、考えが変わったこと、大学で深めたい課題まで説明しましょう。
GDと小論文、資格加点はそれぞれの条件に合わせて準備する
総合型の小論文は文章の要約です。自分の意見を足す練習だけでなく、文章の中心的な主張と、その理由を捉えてまとめる練習が役立ちます。
GDでは、発言回数だけを増やそうとせず、問いを確かめ、他の人の意見を聞いて、自分の考えを理由とともに伝える練習を重ねましょう。意見が分かれた場合も、共通点と違いを整理して話を進める練習ができます。
総合型の加点対象には、英検・数検・漢検の準2級以上などが示されています。資格・検定の証明書はコピーを提出する指定です。学外の活動実績は、所属団体などによる所定の特別活動証明書も確認してください。表にない資格を持つ場合は所定の志望理由書に記入する案内で、自動的に加点されるという意味ではありません。
総合型の志望理由書は、所定様式に本人が黒ボールペンで記入します。一方、学校推薦型の出願書類一覧は調査書と推薦書などで、志望理由書を必要書類として挙げていません。推薦でも志望理由を話す練習は大切ですが、総合型の提出条件をそのまま当てはめないようにしましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
学校推薦型の前期・後期日程と面接までの準備
2027年度の総合型選抜は、2026年9月13日に試験を終えています。学校推薦型前期は11月1日~27日出願、11月29日試験、12月1日合格発表です。後期は11月30日~12月17日出願、12月20日試験、12月23日合格発表です。
出願書類は締切日の16時までに郵送必着で、窓口受付は行わない案内です。調査書や推薦書の発行を学校に相談し、インターネット登録と郵送の両方を早めに進めてください。
スキルパスでは、本人の実績づくりから志望理由の整理、面接・GDまで、大学の選抜方式に合わせて支えます。推薦を受験する場合は、数学Ⅰまたは生物の基礎学力検査と並行して、経験を簡潔に説明する練習を重ねましょう。
GDとグループ面接の違いを押さえ、受験する方式の書類・筆記・対話の準備をそろえましょう。
出典:大阪物療大学公式入試情報・2027年度学生募集要項、教育方針。


