大阪保健医療大学の総合型選抜には、講義受講入試、基礎能力入試、探究プレゼン入試があります。個人面接を行いますが、探究プレゼン入試では発表も含むため、方式に合わせた準備が必要です。公募制推薦でも個人面接を行います。
2027年度の公式募集要項・教育方針を基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
大阪保健医療大学の個人面接を方式別に確認する
保健医療学部リハビリテーション学科には、理学療法学専攻と作業療法学専攻があります。どちらの専門職を目指すのか、その理由を本人の経験から整理しましょう。
| 選抜方式 | 面接の形式と評価 | 合わせて準備する内容 |
|---|---|---|
| 総合型:講義受講入試 | 個人面接10分程度・4段階評価 | 講義と理解度試験60点、調査書40点 |
| 総合型:基礎能力入試 | 個人面接10分程度・4段階評価 | 国語か数学の基礎能力テスト60点、調査書40点 |
| 総合型:探究プレゼン入試 | 発表を含む個人面接20分程度・60点 | 調査書40点。発表資料を事前に作成 |
| 学校推薦型:公募制推薦 | 個人面接10分程度・4段階評価 | 国語か数学の基礎能力テスト100点 |
講義受講・基礎能力入試は、試験と調査書の合計100点に面接結果を合わせて判定します。公募制推薦は科目試験と面接結果による判定です。4段階評価を、面接4点という意味で捉えないようにしてください。
志望する専門職、これまで自分が取り組んだこと、大学で深めたい疑問をつなげて説明する準備が大切です。
理学療法と作業療法を目指す理由を自分の経験から整理する
理学療法学専攻は、人々の健康や生活への関心、相手の気持ちを受け止める姿勢、学ぶための基礎的な能力などを求めています。作業療法学専攻も、自分の適性を考えて表現すること、主体的に学ぶ姿勢、相手を理解して対応する力を重視する方針です。
面接練習では、「医療に関わりたい」の先まで考えてみましょう。自分がどのような場面に関心を持ち、その後に何を調べたか、経験だけでは何が分からなかったかを振り返ると、大学で学ぶ理由が具体的になります。
出願には所定の入学志望動機書が必要です。本人がボールペンで手書きする指定があるため、書類の条件を確認し、控えを残してください。面接では書いた文章をそのまま再現するより、質問に合わせて経験と考えを説明できるように練習しましょう。
2専攻の質問例と探究・協働の回答例
以下は本人の実際の経験に置き換える練習例です。患者や利用者などの個人情報を挙げず、自分が行ったこと、分かったこと、まだ分からないことを分けて話してください。
理学療法学専攻:身体の動きにどのような疑問を持ちましたか
私は、……(本人の運動や学習の経験)……から、……(身体の動きについての疑問)……を持ちました。物理検定や生物検定などで実際に学んだ内容も使い、……(調べた資料や記録)……を整理しました。ただ、一人の経験から、誰にでも同じ方法が合うとは判断できません。大学では身体の働きと動作を専門的に学び、相手の状態を理解して考える力を身に付けたいです。
作業療法学専攻:その人が望む活動を知った経験はありますか
私は、……(本人が人と関わった経験)……で、……(相手が大切にしていた活動)……を知りました。そこで……(道具や進め方を工夫したこと)……を試しましたが、……(自分の考えと相手の希望が違った点)……もありました。相手の言葉を確かめながら考える必要があると感じました。大学では心身と生活への理解を深め、本人が望む活動を支えるための基礎を学びたいです。
探究で調べたことと、まだ確かめられていないことを説明してください
私は、……(本人の探究テーマ)……について、……(公開資料や観察などの実際の方法)……で調べました。統計検定などの学習も生かして整理すると、……(分かったこと)……がありました。一方で、……(資料の範囲や比較条件の限界)……は残っています。大学では専門知識と調べ方を学び、今回説明し切れなかった点を深めたいです。
相手と意見が違ったとき、どう対応しましたか
私は、……(本人の学校行事や部活動)……で、……(意見が分かれた場面)……を経験しました。相手の理由を聞くと、……(見落としていた点)……が分かり、……(進め方を変えたこと)……を提案しました。……(実際に変わったこと)……があり、先に自分の意見を決めつけず、相手を理解する大切さを感じました。
学習で苦手だったことに、どのように取り組みましたか
私は、……(本人が苦手だった学習内容)……に対して、……(原因を確かめた方法)……を試しました。……(学習手順や記録の工夫)……を続け、……(実際に改善したこと)……がありました。まだ……(残った課題)……もあるため、分からないまま進まず、質問や復習を重ねる習慣を続けたいです。
資格・検定の例は、本人の実際の学習を説明するためのものです。総合型の調査書評価には資格取得状況などを扱う項目がありますが、対象や評価方法は大学の基準によります。例に挙げた資格が自動的に加点対象になるという意味ではありません。
活動の成果に加え、工夫した点と残った課題を話すと、大学で学び続けたい理由が伝わります。
探究プレゼンはA3用紙3枚と3~5分の発表を準備する
探究プレゼン入試では、指定された3種類からテーマを選び、入学後の学生生活で取り組みたいことや期待することも含めて発表します。高校の探究授業のテーマ、自分のオリジナルテーマ、高齢者の健康についてのテーマが示されています。
発表は3~5分程度で、事前にA3用紙3枚にまとめた提案資料を持参する指定です。文字・図・表・絵・写真などを使えます。資料は当日作成できず、回収後の返却もありません。実演はできないため、資料と言葉で伝える練習が必要です。
テーマはWeb登録時に選択・入力し、必要書類提出後は変更できません。両専攻を併願する場合は、面接を専攻ごとに受ける案内です。発表内容は同じでも専攻別に変えても構いませんが、どちらを志望する理由も説明できるようにしましょう。
2027年度の探究プレゼン入試と講義受講入試は、すでに試験を終えています。今後の基礎能力入試・公募制推薦では、発表資料がある前提で準備せず、それぞれの試験科目と面接に合わせてください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
基礎能力入試・公募制推薦の日程と出願準備
総合型の基礎能力入試第4回は、2026年11月2日20時59分までWeb登録、書類は11月3日必着、11月8日試験、11月12日合格発表です。第5回はWeb登録11月4日~16日、書類は11月17日必着、11月22日試験。第6回はWeb登録11月18日~12月7日、書類は12月8日必着、12月13日試験です。
公募制推薦第1回も、Web登録は11月2日20時59分まで、書類は11月1日~3日受付、11月8日試験です。第2回はWeb登録11月4日~16日、書類は11月17日必着、11月22日試験です。学校長の推薦が必要なので、志望動機書・推薦書・調査書を早めに準備しましょう。持参受付の時間や検定料の支払期限も確認してください。
スキルパスでは、本人の実績づくりから志望動機書、面接・プレゼンまで、志望専攻に合わせて支えます。経験を整理し、専門職への理解と大学での学びを結び付けて話す練習を重ねましょう。
方式ごとの評価を確認し、志望動機書に書いた経験を自分の言葉で説明できるように準備しましょう。
出典:大阪保健医療大学公式学生募集要項、総合型選抜要項、公募制推薦要項、教育方針、公募推薦書の訂正案内。


