大阪総合保育大学の面接対策では、AOセミナー型の二次面談と、出願後の最終面接を分けて準備することが大切です。総合型の基礎力型と学校推薦型選抜の公募でも、グループ面接を行います。
2027年度の公式入試要項・学科紹介を基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
大阪総合保育大学は方式によって面接までの流れが異なる
児童保育学部には児童保育学科と乳児保育学科があります。保育・教育への関心を話すだけでなく、志望する学科で何を深めたいかを整理しましょう。
| 選抜方式 | 面接と選考の特徴 |
|---|---|
| 総合型:AOセミナー型 | セミナー、レポート提出、個人面談を経て出願資格を認定。本出願後に最終面接 |
| 総合型:基礎力型 | 小論文・国語の受験方式とグループ面接。面接は1グループ20分 |
| 学校推薦型:公募 | 小論文・国語・学習成績の扱いが異なる5方式。グループ面接は1グループ20分 |
AOセミナー型の最終面接は、前期が対面のグループ面接またはWEB個人面接、中期・後期が対面式の案内です。二次面談を通過しても、それだけで最終合格が決まるわけではありません。
AOセミナーで学んだこと、レポートに書いた考え、志望学科で深めたいことをつなげて説明する準備が必要です。
AOセミナー型はレポートを書いた理由まで振り返る
AOセミナー型は、大学が実施するセミナーへの参加が必要です。受講時に配布されるレポートを提出し、二次選考では簡単なアンケートと個人面談を受けます。レポートと面談による判定で出願資格を認定された人に、専用願書が届く流れです。
練習では、セミナーの内容を説明した後に、なぜその点が気になったか、自分の経験とどのように関係するかを話してみましょう。意見が変わった場合も、何を知って考え直したのかを説明できると、学んだ過程が伝わります。
最終選考は、面接の内容、レポート、アンケート、調査書を合わせて評価します。調査書は点数化せず、面接の基礎資料などに活用する案内です。提出書類の控えを残し、本人の経験と矛盾がないか確かめてください。
児童保育学科・乳児保育学科の質問例と回答の組み立て方
以下は本人の実際の経験に置き換える練習例です。活動先の子どもや家庭が特定される情報を挙げず、自分が見聞きしたことと、そこから考えたことを分けて説明しましょう。
児童保育学科:保育から小学校へのつながりをどう学びたいですか
私は、……(本人の交流や学習のきっかけ)……から、子どもの学びが年齢とともにどう変わるかに関心を持ちました。……(読み聞かせや学校行事など、実際に関わった経験)……では、……(相手に合わせて変えた説明や進め方)……を試しました。まだ限られた経験なので、発達に合った関わり方を十分には理解できていません。大学では保育と小学校教育の両方を学び、子どもの成長を続けて捉える力を身に付けたいです。
乳児保育学科:乳児について専門的に学びたい理由は何ですか
私は、……(本人の経験や読書のきっかけ)……から、言葉だけでは気持ちを伝えられない乳児への関わりに関心を持ちました。生物検定などで実際に学んだ内容も使い、……(発達について調べたこと)……を整理しました。ただ、知識だけで目の前の子どもの状態を判断することはできません。赤ちゃん学や小児医学などを学び、観察したことを根拠とともに考えられるようになりたいです。
AOセミナーで印象に残ったことと、その理由を教えてください
私は、……(実際に扱われた内容)……が印象に残りました。それまで……(受講前の自分の考え)……と考えていましたが、……(セミナーで知った点)……から、別の見方も必要だと気づいたためです。レポートでは……(自分が考えたこと)……を書きました。今後は……(さらに確かめたい疑問)……について学び、経験だけで決めつけずに考えたいです。
他の人と意見が違ったとき、どのように話し合いましたか
私は、……(本人の部活動や学校行事)……で、……(意見が分かれた場面)……を経験しました。相手が何を大切にしているかを聞くと、……(自分が見落としていた点)……が分かりました。そこで……(一緒に進めるための工夫)……を提案し、……(実際に変わったこと)……につながりました。大学でも、自分の考えを伝えながら、他の人の意見から学びたいです。
資格や探究で学んだことを、保育・教育への関心につなげられますか
私は、……(本人が実際に取り組んだ資格や探究)……で、……(調べたこと)……を学びました。統計検定などの学習も生かし、……(公開資料などを整理した経験)……では、数値の違いだけで理由を断定できないことに気づきました。大学では子どもの発達や保育の知識を深め、資料と現場の観察を合わせて考える力を身に付けたいです。
資格の例は学習経験を説明するためのものです。この選抜で、その資格に一律の加点があるという意味ではありません。
「子どもが好き」という気持ちに、実際に行動したこと、そこで生まれた疑問、大学で学びたい内容を加えると、志望理由を具体的に説明できます。
基礎力型・公募推薦はグループ面接と筆記を並行して準備する
総合型の基礎力型は、小論文の論文型、国語の学科型、その両方の結果を使う方式があります。小論文・国語はそれぞれ60分・100点で、グループ面接は1グループ20分です。面接の時間を、受験生1人につき20分と取り違えないようにしてください。
公募推薦も、論文型、論文+学習成績の状況型、学科型、学科+学習成績の状況型、論文型+学科型の5方式です。学習成績を使う方式は、全体の学習成績の状況を5倍し、25点満点で扱います。学校長の推薦が必要で、志望理由書と推薦書を出願時に提出します。
公募推薦で11月14日の論文系の方式を受け、翌日の学科系なども受験する場合は、先に受けた面接の評価を併用する案内があります。受験する方式の組み合わせを確認し、面接が毎回あるものと考えないようにしましょう。
グループ面接では、自分の考えを簡潔に伝える練習に加え、他の人の話を最後まで聞いてから答える練習も役立ちます。発言を競うより、質問を捉え、自分の経験に基づいて説明することを意識してください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
公募推薦とAO後期の日程、出願までの準備
公募推薦は2026年11月2日~10日出願、論文系が11月14日、学科系が11月15日試験で、合否結果発送日は12月1日です。志望理由書・推薦書を学校と相談して準備し、Web登録や書類提出の条件は最新の出願案内で確認してください。総合型の基礎力型は10月の試験を終えています。
AOセミナー型後期は、2027年1月16日セミナー、1月21日レポート提出期限、1月23日二次面談、1月25日二次結果発送の予定です。認定後の本出願は1月26日~2月3日、対面式の最終面接は2月7日、最終結果発送日は2月12日です。AOセミナー型はWeb出願対象外で、本出願後は専願となります。
スキルパスでは、本人の実績づくりから、レポート・志望理由書・面接まで、志望学科に合わせて支えます。活動を増やすだけでなく、経験の中で何を考え、どんな疑問を持ったかを整理し、追加の質問にも自分の言葉で答える練習を重ねましょう。
二次面談と最終面接を区別し、提出した内容と志望理由を一貫して説明できる準備が大切です。
出典:大阪総合保育大学公式入試日程・2027年度入試要項、AOセミナー型、児童保育学科、乳児保育学科。


