大同大学の推薦・総合型選抜は、理工系の学びを実際に体験して第一志望への合格を目指す方式と、他大学との併願を前提に受験できる方式があります。一般推薦の併願型は数学・英語の基礎学力検査と書類で選考し、専門高校総合型は資格や活動実績と面接を生かせる併願可能な方式です。機械、電気電子、建築、情報のうち、学びたい分野と得意な対策に合う方式を選ぶことが、合格に向けた準備の出発点になります。
結論:大同大学は推薦・総合型選抜で併願できますか?
結論:一般推薦の併願型と、専門高校総合型選抜は他大学との併願ができます。一方、一般推薦の専願型は他大学との併願ができません。体験授業総合型は体験・出願許可発表までは併願可能ですが、10月1〜8日の正式出願以降は専願です。
- できる:一般推薦の併願型を選び、相手大学の条件も満たして他大学の推薦・総合型選抜を受験すること。専門高校の出願資格を満たす場合は、専門高校総合型選抜でも併願できます。
- できない:一般推薦の専願型で他大学と併願すること。一般推薦の専願型と併願型を両方受験すること。体験授業型の正式出願後も、体験段階と同じように自由に併願を続けること。
- 注意:大同大学の一般推薦専願型は、公式要項で他大学との併願不可と明記されています。「第一志望にすれば他大学も受けられる」とは扱えません。体験授業型も正式出願の前に、他大学の出願・合否・手続状況を整理する必要があります。
2027年度・大同大学の公募推薦と総合型選抜
一般推薦・併願型〈全学科・専攻〉:数学と英語を60分で解く
2027年3月卒業見込みで学校長の推薦がある者、または2026年3月卒業で自己推薦する者が対象です。評定の数値基準は出願資格に設けられていません。選考は基礎学力検査200点と調査書50点の250点満点で、面接はありません。試験時間60分で、数学・英語の両方を解答する全問マークシート方式です。
数学は数学Ⅰ、数学Aの図形の性質・場合の数と確率、英語は英語コミュニケーションⅠが範囲です。調査書では学習成績、部活動の年数・競技成績、生徒会、表彰、ボランティアなどを得点化し、志望理由書の内容も踏まえて評価します。第1志望の学科・専攻が不合格の場合、第2志望に合格させる場合があるため、出願時の選択が重要です。
スキルパスの対策:併願型では、まず数学と英語の基礎を固め、60分で両教科を解き切る演習が必要です。そのうえで、制作・探究や学校での活動の実績を整理し、大同大学の学科を志望する理由に結び付けることが大切です。第2志望も、単に合格しやすそうな学科ではなく、取り組んだテーマを深められる学科から検討すると、入学後の学びが考えやすくなります。
一般推薦・専願型〈全学科・専攻〉:面接と実績を重視
出願資格は併願型と同様の卒業年度・推薦条件に加え、大同大学を専願とすることです。他大学との併願は不可で、併願型との同時受験もできません。選考は調査書60点とグループ面接40点の100点満点です。面接は面接員2名に対し受験者2〜3名、1組20分程度で行います。
面接では、進学目的や学科・専攻を志望する理由に加え、学校内外の体験を踏まえた創意工夫・行動力、口頭で説明する表現力などを評価します。基礎学力検査がないことと、学力の準備が不要であることは同じではありません。
スキルパスの対策:自分で工夫したこと、失敗から改善したこと、結果として何が変わったかを具体的に説明できる実績が重要です。プログラムや模型などは、完成品だけでなく制作の記録も残すと面接の説明に役立ちます。グループ面接では短く要点を伝え、他の受験者の発言も聞いたうえで自分の考えを述べる練習が効果的です。
専門高校総合型選抜〈併願可〉:履修科目と資格・検定を確認
高校の専門課程で所定の「専門に関する科目」を履修し、2027年3月卒業見込み、または2026年3月卒業の者が対象です。普通課程の高校出身者は出願できません。総合課程は履修した教科・科目によって出願可否を判断します。専門科目の取得単位数が著しく少ない場合も、出願できないことがあります。
全学科・専攻が対象で、他大学との併願が可能です。調査書60点、グループ面接40点の100点満点。専門高校総合型の調査書評価には、資格・検定も含まれ、募集要項に特別活動の資格・検定コード表が掲載されています。現役生は活動報告書を高校で記入してもらい、既卒者は提出不要です。第2志望の学科・専攻も選択できます。
スキルパスの対策:高校の専門科目で学んだ技術を、資格取得や課題研究の実績に結び付けることが効果的です。情報系ならプログラムの制作と検証、工業系なら設計・加工・測定の記録など、担当した作業と改善点が伝わる資料を整理してください。出願資格は資格だけで代用できるものではないため、履修科目と単位数を高校に確認したうえで、所定の書類を準備することが大切です。
体験授業総合型〈正式出願以降は専願〉:授業での理解と取り組み姿勢
体験授業型は、エントリー、授業受講、出願許可、正式出願、面接という順に進む相互納得型の入試です。エントリーの評定基準はありません。大学の授業を体験して学びが合わないと感じた場合、出願許可を得ても正式出願する必要はありません。体験・出願許可発表までは他大学との併願が可能ですが、正式出願後は大同大学への専願になります。
体験授業の評価は学科・専攻ごとに異なり、講義や演習の理解、実習、レポート、発表、主体的な取り組みなどを確認します。正式出願には出願許可と、志望理由書400字程度、調査書、写真票などが必要です。出願できるのは体験授業で許可された学科・専攻に限られます。
スキルパスの対策:事前に興味のある分野を学び、講義中に要点をメモし、分からないことを質問する練習が役立ちます。体験で何を学び、その後に何を深めたいと思ったかまで整理すると、正式出願後の面接にもつながります。専願に切り替わる時点を受験計画に書き込み、他大学の併願方式を受けたい場合は一般推薦併願型や専門高校総合型との違いから検討してください。
大同大学ならではの学科別・実績づくりと体験授業対策
工学部:機械・機械システム・電気電子
機械工学科の2027年度体験授業には機械設計製図、機械の動きの計算、CADによる3Dモデル作成が含まれます。機械システム工学科ではエネルギー・熱・エンジン、数学演習、LEGOでの機構の実習。電気電子工学科では再生可能エネルギー、回路のシミュレーション、組み立て・測定を扱います。
スキルパスの対策:数学・物理の基礎と単位換算を復習し、簡単な機構や回路の仕組みを図と言葉で説明できるようにすることが大切です。自作の模型やプログラムに測定結果・改善記録を加えると、体験型だけでなく専門高校総合型や一般推薦の面接にも使える実績になります。
建築学部:建築・インテリア・かおり・都市空間インフラ
建築・インテリアの体験授業では日常品の図解、室内の明るさの測定、形と力の模型実験、建築模型制作と発表を扱います。かおりデザインでは嗅覚検査・調香と測定結果の整理、都市空間インフラでは計測、道路の設計、都市空間の将来に関する意見交換などを行います。
スキルパスの対策:建築・インテリアは使う人と環境を観察して設計の理由を説明すること、かおりは条件をそろえた測定とグラフの考察、インフラは防災・交通などの課題を数字や地図で整理することが効果的です。大同大学の建築学部には複数の専門分野があるため、「建築が好き」だけでなく、どの専攻で何を深めたいかまで具体化してください。
情報学部:情報システム・情報デザイン・総合情報
情報システムの体験授業は基礎数学、ネットワーク、マイコンのプログラミングでロボットカーを制御する実習など。数学・講義・実習の理解を各20点、主体性・協調性・意見交換などを40点で評価します。情報デザインでは身近な問題への解決案と発表、総合情報では簿記の基礎や運動時のエネルギー代謝などを扱います。
スキルパスの対策:情報システムは動作するプログラムとテスト記録、情報デザインは利用者の課題を踏まえた作品と改善、総合情報は経営・スポーツに関わるデータ分析など、学科に合う実績が重要です。IT・統計の資格学習を調査や制作に使い、自分が担当した部分と判断の根拠を説明できるようにすると、複数大学の対策に展開しやすくなります。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
無料受験相談で戦略を相談する大同大学を軸にした推薦併願校の選び方
大同大学の一般推薦併願型や専門高校総合型を軸に、同じ分野を学べて準備を共有しやすい私立大学3校を比較し、条件が合えば、さらに挑戦できる大学を1校加える受験計画が考えられます。資格・探究の準備を共有しつつ、志望理由と提出資料は大学ごとに作り分けることが大切です。
比較したい理工系私立大学3校
愛知工業大学、金沢工業大学、静岡理工科大学は、工学・情報・建築の分野と資格・制作・面接の準備で共通点があります。公募・総合型の中でも併願可能な方式を選び、試験日と入学金の納付期限を比較してください。
推薦・総合型選抜でさらに挑戦できる大学
工業系高校で宇宙に関する専門的な活動に取り組んだ人には、岐阜大学工学部・機械工学科知能機械コースの学校推薦型選抜Ⅰも候補として考えられます。ただし、工業系専門学科等の履修条件、大学・国立研究機関等での5日以上の宇宙講座の受講・修了、概評A、学校からの推薦人数など、限定的な出願条件があります。資格だけで誰でも出願できる方式ではありません。
岐阜大学の推薦Ⅰは合格後の入学が条件です。大同大学では専門高校総合型または一般推薦併願型を検討し、国公立推薦の出願制限と両校の手続期限を両立させることが必要です。5分の発表と質疑応答への準備も重要になります。
2027年度の日程・手続と専願の切り替え
- 体験授業型:エントリー2026年8月18日〜9月2日、体験授業9月12日、出願許可9月18日。正式出願10月1〜8日、面接10月17日、合格発表11月2日、入学金・授業料等の一括納入は11月20日です。
- 専門高校総合型:出願10月1〜8日、試験10月17日、合格発表11月2日。入学金11月11日、授業料等11月20日が期限です。併願可能でも、他大学の結果より先に納付が必要になることがあります。
- 一般推薦:出願11月10〜19日、試験11月28日、合格発表12月5日。専願型は入学金・授業料等を12月18日に一括納入、併願型は入学金2027年2月22日、授業料等3月5日の二段階です。
- 出願書類・辞退:出願書類は郵送で締切日消印有効。併願制で入学時納付金を払った後、2027年3月31日までに辞退申請した場合、入学金を除く納付金が返還されます。専願方式の併願禁止をこの返還規定で回避できるわけではありません。
一般推薦併願型の入学金納付が2月、授業料等が3月であることは、進学先を比較する際に大切な条件です。一方、専門高校総合型は11月に納入が必要です。「併願可能か」と「結果を待てる納付期限か」を両方確認すると、無理のない受験計画が立てやすくなります。
AI時代の推薦入試では、資格と自分で説明できる実績が重要
整った志望理由書だけでは、技術を使った経験や課題への取り組みを十分には伝えられません。AI時代の推薦入試では、資格で身に付けた知識を調査・制作・検証に使い、その過程を自分で説明できる実績が重要です。大同大学の面接や体験授業でも、理解した内容と自分の工夫が伝わる準備が役立ちます。
スキルパスでは、理系大学院講師を中心に、情報・統計系資格の学習、探究・制作、志望理由書、発表・面接まで一貫して支援します。併願先でも使える実績を早めに形にし、大学・方式ごとの評価項目に合わせて資料と説明を整えることが大切です。

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よくある質問
第一志望なら一般推薦の専願型でも併願できますか?
いいえ。大同大学の2027年度公式要項は、一般推薦専願型について他大学との併願ができないと明記しています。複数大学を受験する場合は一般推薦併願型、または出願資格を満たす専門高校総合型を検討してください。
体験授業に参加したら必ず出願が必要ですか?
いいえ。体験授業を通して学びが合わないと感じた場合、出願許可を得ても正式出願する必要はありません。ただし、正式出願以降は専願になります。
普通科から専門高校総合型を受けられますか?
普通課程の高校出身者は出願できません。総合課程は履修科目等で判断されるため、募集要項の専門科目表と高校での履修を照合してください。
公式情報・募集要項
確認日:2026年10月4日。出願前に公式サイトの最新情報・訂正も確認してください。



