金沢工業大学には、資格や探究、ものづくりの経験を生かせる推薦・総合型選抜があります。公募推薦はオンライン面接と書類で選抜され、自己推薦では数学・英語に加えて活動を記した自己成長シートが評価されます。併願可能な方式が複数あるため、得意科目と実績に合う方式を選べば、他大学への挑戦と両立しながら準備を進められます。

結論:金沢工業大学は推薦で併願できますか?

併願できます。推薦試験(公募)、専門高校特別試験(公募)、自己推薦選抜、総合型選抜(課外活動型・Uターン型奨学生)は他大学との併願が可能です。総合型選抜(専願型)は、金沢工業大学を第一志望にし、合格したら入学する前提です。

  • できる:併願可能な方式を選び、他大学の併願可能な総合型・公募推薦にも出願すること。専願型と課外活動型は別の方式です。
  • できない:専願型で合格した後に、別の大学を進学先として選ぶこと。相手大学が専願の場合、その大学の出願・入学確約の条件に反する併願もできません。
  • 注意:専願型の合格前に他大学へ同時出願できるかは、双方の大学へ確認が必要です。金沢工業大学内でも、特別奨学生試験を希望した場合は自己推薦選抜を重ねて受験できない条件があります。

金沢工業大学の方式別・スキルパス併願対策

推薦試験(公募):評定3.3以上と15分オンライン面接

2027年3月卒業見込みで、全体の学習成績の状況3.3以上、学校長推薦が必要です。他大学との併願が可能で、自宅等からオンライン面接を受けられます。面接は1人15分。調査書・学校長推薦書・400字程度の志望理由書などと合わせて総合的に選考されます。

スキルパス戦略:400字では、興味を持ったきっかけ、実際に取り組んだこと、志望学科で学びたいこと、将来の目標を短くつなげる必要があります。情報系ならプログラミングやデータ分析、機械・電気系なら制作や測定、建築系なら模型や地域の調査などを根拠にすると、学びたい理由が伝わります。15分の面接では、書いた内容への質問にも具体的に答えられることが重要です。通信環境を整え、本番と同じ画面・音声で模擬面接を重ねましょう。

専門高校特別試験(公募):専門科目と評定4.0以上を生かす

工業・商業・農業等の専門教育を主とする学科、または関係する専門科目を20単位以上修得した総合学科の受験生が対象です。2027年3月卒業見込み、全体の学習成績の状況4.0以上、学校長推薦が必要です。これまでの専門分野に限らず、全学部全学科から志望学科を選べ、併願も可能です。

選考は15分のオンライン面接と、調査書・学校長推薦書・400字程度の志望理由書などです。スキルパスでは、実習・課題研究・資格を、入学後の学びにつながる経験として整理します。例えば工業高校での制御や製図の経験、商業高校での簿記や情報処理、農業高校での栽培・実験記録などを、志望学科で深めたい内容と結び付ける準備が有効です。

自己推薦選抜:数学・英語200点と自己成長シート100点

高校等を卒業した受験生、または2027年3月卒業見込みの受験生が対象で、既卒者も出願できます。数学Ⅰ・Aと英語コミュニケーションⅠのマークシート式試験を各50分・100点で実施。基礎学力200点、調査書100点、自己成長シート100点の計400点で選考されます。面接中心の公募推薦とは異なる方式です。

自己成長シートは、学内の活動と学外の活動について各200字程度でまとめます。学内では探究・部活動・生徒会などで取り組んだ課題と成果、学外ではボランティア・大会・コンクール等の経験が対象です。

スキルパス戦略:数学と英語の基礎問題を50分で解く練習を進めつつ、活動のテーマ、自分の役割、工夫、成果を短く整理します。結果だけでなく、試行錯誤や改善の根拠も記録しておくと、自己成長シートに説得力が出ます。配点が100点あるため、活動欄を最後に急いで埋めるのではなく、早い段階で提出内容を固めることが大切です。

総合型選抜(課外活動型):15分の面談で経験を説明する

2027年3月卒業見込みの受験生が対象の併願可能な方式です。面談は1人15分で、エントリーシートに基づいて対話します。面談、エントリーシート、調査書などによる総合評価です。2027年度の出願は9月1〜17日、面談は10月4日なので、11月の公募とは出願時期が異なります。

エントリーシートは各200字程度の4項目です。高校での学びと成長、学習以外で取り組んだ経験、志望学科を選んだ理由、将来の活躍に向けた学びを整理します。スキルパスでは、部活動・研究学習・ボランティアで自分が工夫した点を掘り下げ、金沢工業大学の教育・研究・施設とのつながりまで説明できるように対策します。

総合型選抜(専願型):資格・コンテスト等の条件を満たし、書類で伝える

2027年3月卒業見込みで、大学が示す実績等の条件のいずれかを満たし、金沢工業大学を専願する受験生が対象です。調査書・エントリーシート等の書類審査で選考されます。課外活動型のような面談を、通常の選考に加える方式ではありません。

条件には、文化・体育活動での実績やリーダー経験、連携校での取り組み、資格・検定、科学技術コンテストへの応募・審査などがあります。資格の例として数検、日商簿記、基本情報技術者、電気工事士等が示されています。どの条件で出願するかを先に確認しましょう。

スキルパス戦略:理工系の資格取得や課題研究の成果を、4項目のエントリーシートへつなげます。資格を学ぶ過程で何を理解したか、それを制作や分析にどう生かしたか、大学では何を深めたいかまで具体的にまとめることが重要です。専願型を選ぶ場合、他大学も受験するつもりで出願を進めず、進学先の優先順位を固めておく必要があります。

総合型選抜(Uターン型奨学生):1科目と面談で地域への関心を伝える

2027年3月卒業見込みが対象で、併願可能です。数学Ⅰ・Aまたは英語コミュニケーションⅠから1科目を選ぶ理解力評価テスト50分・100点、面談15分・100点、調査書100点とエントリーシート等で選考されます。出身地域社会への貢献を目指す受験生を求める方式です。

スキルパス戦略:得意科目で基礎学力を示しつつ、地域の産業・防災・エネルギー・情報化など、身近な課題と志望学科の専門性を結び付けます。地域の問題を調べた経験や制作物があれば、その根拠と、大学で身に付けたい技術を説明できるように準備します。奨学金の給付条件は、公式要項で確認してください。

特別奨学生試験と自己推薦選抜の重複に注意

公募推薦・専門高校公募などで特別奨学生制度を希望した受験生には、11月15日の数学・英語の試験があります。この試験は自己推薦選抜の基礎学力試験を代替試験としますが、別の入学方式として自己推薦選抜も重ねて受験できる、という意味ではありません。

公式要項には、総合型の専願型・課外活動型で特別奨学生制度を希望して合格した受験生、または公募推薦・専門高校公募で特別奨学生制度を希望した受験生は、自己推薦選抜を受験できないと記載されています。公募2方式では奨学生試験の結果は入学選考の合否に影響しません。申請時点で、入学選考と奨学生選考を分けて把握する必要があります。

6学部17学科で実績を生かす準備

  • 情報デザイン学部:経営情報・環境デザイン創成。地域や企業の課題を調べ、データを使って改善案を考える経験が、志望理由の根拠になります。
  • メディア情報学部:メディア情報・心理情報デザイン。制作した作品だけでなく、利用者への調査や見せ方を改善した過程も記録しておきたいところです。
  • 情報理工学部:情報工学・知能情報システム・ロボティクス。プログラム、分析、制御の試作と検証を、自分の言葉で説明できることが重要です。
  • バイオ・化学部:環境・応用化学、生命・応用バイオ。実験の条件、結果、考察を整理し、なぜその分野を学びたいかにつなげます。
  • 工学部:機械、先進機械、航空宇宙、電気エネルギー、電子情報、環境土木。測定・制作・課題研究で試したことと、その改善を具体的に説明する準備が有効です。
  • 建築学部:建築・建築デザイン。地域の建物やまちの調査、模型・図面などを通じて、空間と暮らしへの関心を深めると志望理由が具体的になります。

2027年度の出願・試験・入学金締切

  • 総合型3方式:出願情報登録2026年9月1〜17日、課外活動型・Uターン型の試験10月4日、専願型は書類審査。合格発表11月2日15時、入学金締切11月13日。
  • 公募推薦・専門高校公募:出願情報登録11月1〜9日、オンライン面接11月13日または14日を選択。合格発表12月1日15時、入学金締切12月10日。
  • 自己推薦選抜:出願情報登録11月1〜9日、試験11月15日、合格発表12月1日15時、入学金締切12月10日。
  • 共通の確認:登録は最終日17時まで、検定料は同日23時まで。書類の郵送期限・消印の扱いと、授業料等の納入期限は公式要項も確認してください。

金沢工業大学を軸にした推薦併願校の組み方

工学・情報・建築など、学びたい分野の近い私立大学を3校ほど比較し、さらに挑戦したい大学を1校加えると、準備の見通しが立てやすくなります。実績づくりや基礎学力の学習は共通でも、各大学で学びたい理由と提出書類は書き分けることが必要です。

学びと対策を比較したい理工系私立大学3校

新潟工科大学:工学分野の探究・制作の経験を生かす候補として考えられます。方式によって専願・併願の扱いが異なるので、受験する区分と日程を確認してください。

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福井工業大学:工学・環境・情報分野を比較できます。公募制推薦や専門・総合学科推薦、探究学習評価選抜には併願可能な方式があります。目的意識評価選抜など専願の方式とは区別が必要です。

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千葉工業大学:工学・情報・創造分野を比較でき、総合型(創造)選抜や公募制推薦は他大学との併願が可能です。課題演習や学科別の評価に合わせた準備が必要なので、15分面接の対策だけで受験できると考えないことが大切です。

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推薦・総合型でさらに挑戦できる大学:工学院大学

機械工学を志望するなら、工学院大学工学部機械工学科の自己推薦型選抜も候補として考えられます。他大学との併願が可能で、2027年度の試験日は11月8日です。高校の課程によって評定基準が異なり、書類・基礎学力調査・面接で選考されます。金沢工業大学のオンライン公募と同じ対策ではないため、数学・英語の出題範囲と口頭試問の準備も確認しましょう。

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AI時代の推薦入試では、資格と実績が重要

整った志望理由書だけでは、自分が何を学び、何を成し遂げたかは伝わりません。資格の取得、研究や制作の成果、その過程を本人が説明できることが重要です。生成AIで文章を整えやすくなった今だからこそ、実際に取り組んだ経験と成果に説得力があります。

資格・探究・制作の実績を早めに作り、理工・情報・建築分野で学びたい理由につなげることが、推薦併願の対策になります。

スキルパスが推薦・総合型選抜の併願に強い理由

スキルパスは、理系大学院講師を中心に、資格取得、探究・研究、志望理由書、小論文、面接・口頭試問まで一貫して指導しています。各大学の評価項目を確認し、一つの実績を複数の学部でどう伝えるかまで対策できます。

スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文、面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも取り組めます。

スキルパスの第一志望合格実績や併願の実績は、合格実績ページをご覧ください。

金沢工業大学では、資格やコンテストが専願型の出願条件に含まれ、自己推薦では活動を記した自己成長シートにも配点があります。だからこそ、実績を早めに作り、自分が何を試して何を学んだかを説明できることが重要です。理系大学院講師を中心とするスキルパスでは、資格取得、プログラミング、実験・データ分析、探究の設計から、提出書類と面接まで一貫して対策します。

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第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。

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金沢工業大学の推薦併願・よくある質問

総合型はすべて専願ですか?

いいえ。専願型は専願ですが、課外活動型とUターン型奨学生は併願可能です。方式名と出願条件を確認してください。

公募推薦と自己推薦の違いは何ですか?

公募推薦は現役生が対象で、学校長推薦・評定3.3以上が必要です。15分オンライン面接と書類で選考されます。自己推薦は既卒者も対象で、数学・英語、調査書、自己成長シートによる選考です。

公募の奨学生試験と自己推薦を両方受けられますか?

公募推薦・専門高校公募で特別奨学生制度を希望した場合、自己推薦選抜は受験できません。共通の基礎学力試験を使う制度でも、入学選考を2回受けることとは異なります。

公式情報・募集要項

確認日:2026年10月4日。出願時には、2027年度の公式要項と最新のお知らせを確認してください。

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