静岡理工科大学の推薦・総合型選抜は、ロボットやプログラムの制作、科学の探究、建築作品などを、志望分野への適性として伝えられる入試です。学系別の併願制総合型と、公募制の一般推薦・自己推薦なら、他大学と併願できます。スキルパスでは、受けたい学系と方式に合わせて実績を作り、数学・発表・面接まで準備できます。
結論:静岡理工科大学は推薦・総合型で併願できますか?
はい。併願制の総合型選抜、公募制の一般推薦・自己推薦なら、他大学と併願できます。ただし、学系別の専願制総合型は、静岡理工科大学を第一志望としても他大学との併願が認められていません。第一志望校と併願先を両方受けたい場合は、併願できる方式を選ぶ必要があります。
- できる:機械・自動車・航空・AIロボット系の併願制「能力評価方式(学力1科目)」、化学・バイオ系の併願制「能力評価方式(学力2科目)」、公募制一般推薦・自己推薦で他大学と併願すること。
- できない:学系別専願制総合型で他大学と併願すること。専願を約束している他大学の推薦を、併願可能な方式と同じ感覚で組み合わせること。
- 注意:専門高校・総合学科給費奨学生推薦には、12月末までに結果が判明する国公立大学の学校推薦型・総合型との併願特例があります。私立大学との自由な併願を認める特例ではありません。
2027年度の学部・学系と推薦の選び方
対象は、理工学部理工学科の「機械・自動車・航空・AIロボット系」「電気電子情報系」「化学・バイオ系」、建築・都市デザイン学部の「建築学系」「都市デザイン学系」、情報学部情報学科です。総合型は学系ごとに審査内容が異なるため、「静岡理工科大学の総合型」で一括りにせず、志望学系の方式を選ぶことが重要です。
他大学と併願できる総合型選抜
機械系の学力1科目方式は、数学Ⅰ・Ⅱ・数学Bの数列、物理基礎、情報Ⅰから1科目を選ぶ30分の学力試験と、20分の面接が中心です。化学・バイオ系の学力2科目方式は前期日程のみで、数学Ⅰ・数学Aと、物理基礎・化学基礎・生物基礎から1科目を合わせて60分で受け、面接にも臨みます。化学・バイオ系では、対面のオープンキャンパスや大学見学会で当該学系の説明・見学に参加する条件があります。
スキルパスでは、機械系ならセンサーや制御プログラムの制作、化学・バイオ系なら実験やデータ分析の成果を、志望理由と面接の材料にできます。学力試験がある以上、制作や資格の準備と並行して、選択科目の基礎問題を時間内に解く練習も必要です。
専願制総合型:理工学部の方式とスキルパス戦略
機械・自動車・航空・AIロボット系には、志向適性評価、イベント参加、本学サークル活動志向、研究室志向、活動実績評価、部活動実績評価の6方式があります。プレゼンテーションと質疑応答が計15分、面接が15分です。志望理由だけでなく、自慢できる取組みと、工学分野の自由テーマも発表に含めます。ロボットや模型を作った人は、構造、試行錯誤、改善結果を説明できる資料が有効です。
電気電子情報系は、さきがけ1日研究室体験、スクーリング体験、モノづくり実績、サークル活動志向、資格実績、活動実績、電気電子系・情報系高校対象の7方式です。全方式で数学Ⅰ・Ⅱの30分の基礎学力試験があり、体験・モノづくりの3方式では10分の発表と20分の質疑応答、それ以外は30分の面接があります。資格実績方式には基本情報技術者などの条件があるため、選ぶ資格と受験方式を最初に合わせることが重要です。
化学・バイオ系の専願制には、理科基礎1科目の学力試験と30分面接で受ける方式と、講義受講・レポート方式があります。後者はオンライン講義を受け、本文1,500字以上のレポートを提出し、30~40分の面接で内容を説明する方式です。講義の要約にとどまらず、自分の考えや追加で調べた内容を、図表と根拠を添えて伝える練習が必要です。
専願制総合型:建築・都市デザインの方式と戦略
建築学系の志向適性評価方式は、60分で800~1,000字の小論文、20分のプレゼンテーション、20分の質疑応答があります。身近な建物の観察、模型や図面、空間の使われ方の調査を、建築を学びたい理由と結び付ける準備が考えられます。発表資料では、完成した作品だけでなく、設計の狙いと修正過程が分かることも大切です。
都市デザイン学系の実績評価方式では、ものづくり、委員会、部活動、大会、自主研究、災害ボランティア、地域活動、国際経験などの実績を材料に、面接資料の記述と30分の面接に臨みます。地域の交通、防災、まちづくりを調べた人は、現地観察や統計から分かった課題と、その後に取った行動を整理すると説明しやすくなります。
専願制総合型:情報学部の3方式と戦略
志向適性評価方式は2回の対面審査があります。第1次は数学・英語の基礎学力試験、発表内容の打合せ、書類評価、第2次は課題研究、ICTを使った制作、実体験に基づく活動などの発表と質疑応答を30分で行います。最早期・前期・中期それぞれで2日間の予定を確保する必要があります。
プログラミング能力評価方式は最早期・中期で実施され、SOJで事前に学習したうえで、90分のプログラミングと10分の面接を受けます。使用言語はC・C++・Pythonです。資格の学習だけでなく、実際にコードを書き、解法を比較し、誤りを修正した過程まで説明できることが重要です。
アート・デザイン方式は最早期のみです。説明文を付けた作品を1点以上、A4の作品集とPDFデータなどで提出し、書類審査通過後に5分の発表と10分の質疑応答を受けます。作品の意図、対象とする人、制作手順を言葉にできる作品集が必要です。情報学部の総合型は、この3方式とも専願制です。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
無料受験相談で戦略を相談する公募制の一般推薦・自己推薦は併願可能
一般推薦は2027年3月卒業見込みなどの条件を満たし、在籍校の学校長の推薦を受ける方式です。数学基礎60分100点、5分の個人面接50点、調査書15点、推薦書15点、活動報告書20点の計200点で評価されます。志望理由書は400字以内です。建築学系では90分のデッサン50点が追加されます。
自己推薦は既卒者なども対象に含む総合型の公募方式です。数学基礎100点、5分の面接50点、調査書30点、活動報告書20点の計200点で、建築学系には同様にデッサン50点が加わります。一般推薦・自己推薦とも、学科・学系を問わず第2志望まで選択でき、他大学との併願も認められています。
スキルパスでは、活動報告書の20点を意識し、資格、制作、コンテスト、探究の実績を、内容が伝わる証拠とともに整理します。同時に、数学Ⅰ・数学Aの「場合の数と確率」「図形の性質」を60分で解く練習と、5分で志望理由を伝える面接練習が必要です。建築志望者はデッサンの準備時間も別に確保するとよいでしょう。
給費奨学生の方式:専願条件と国公立の特例
専門高校・総合学科給費奨学生推薦は、2027年3月卒業見込みの専門学科・総合学科生で、学校長の推薦と全体の学習成績の状況4.0以上が条件です。専願ですが、12月末までに結果が判明する国公立大学の学校推薦型・総合型との併願は認められています。数学、10分の面接、調査書、推薦書、活動報告書を評価し、採用者は年間50万円、更新条件を満たせば最大4年間の給費を受けられます。
専願制総合型給費奨学生選抜は、学系別総合型の最早期・前期で合格内定を得た人が、本出願時に挑戦できる方式です。数学の学力試験で選考されます。もともと併願制で内定を得た場合でも、この専願制給費選抜の条件をそのまま「他大学併願可」と扱うことはできません。なお、12月の公募制給費奨学生は別の学力型選抜です。11月の公募推薦や専願制給費と混同しないことが大切です。
2027年度の日程と出願・入学手続の確認
- 学系別総合型:最早期の審査は2026年9月27日、前期10月18日、中期12月12日、後期2027年2月19日が基本です。情報の志向適性はその前に第1次審査があり、化学の併願制は前期のみ、情報のアートは最早期のみなど、方式によって実施期が違います。
- エントリーと正式出願:総合型は審査料1万円を納めてエントリーし、合格内定後に正式出願と検定料2万円の納付が必要です。内定通知だけで入学手続が完了するわけではありません。
- 11月公募・給費:WEB出願は2026年10月30日10時~11月5日正午、書類は11月9日必着、試験は11月14日、結果通知は12月1日、入学手続は12月2~15日です。
- 併願可能方式の入学辞退:入学金を除く納付金の返還は、2027年3月26日までの辞退申出が期限です。入学金は返還されません。専願の約束を解消するための制度ではないため、方式の条件と納付金の扱いを分けて確認してください。
静岡理工科大学を軸にした推薦併願校の組み方
併願制総合型や公募推薦を軸に、工学・情報の学びと、制作・探究の準備を共有しやすい私立大学3校を比較するとよいでしょう。学系別専願制を選ぶ人は、この3校を同時に受けられるという意味ではなく、出願前の志望校比較としてご覧ください。
比較したい理工系私立大学3校
新潟工科大学、福井工業大学、金沢工業大学は、数学の基礎、資格、制作や探究の経験を生かしやすい候補です。併願が認められる方式、試験日、入学金の期限を各記事で確認してください。
推薦・総合型でさらに挑戦できる大学
実績と数学・理科の準備が進んでいる人には、静岡大学の関連分野も候補として考えられます。国立側の入学確約条件と、静岡理工科大学で選ぶ方式の併願条件が両立するか確認してください。特に専門高校・総合学科給費奨学生推薦の国公立特例では、12月末までに結果が判明する条件を満たす必要があります。
AI時代の推薦では、説明できる実績が重要
生成AIで整った文章を作りやすくなった今、推薦で大切なのは、その文章の裏付けとなる資格・研究・制作の実績です。静岡理工科大学では、活動報告書、資格実績方式、制作や発表など、経験を伝える場が具体的に設けられています。理系大学院講師が中心のスキルパスでは、志望学系に合う資格や探究を進め、面接で仕組みや考察まで説明できる準備につなげられます。

スキルパスなら、推薦併願の準備をまとめて進められる
制作物や研究データ、資格学習の土台は複数校で生かせます。一方、志望理由書では、静岡理工科大学のどの学系で、何を学びたいかを具体的に伝える必要があります。スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文・面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも簡単にできます。
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よくある質問
静岡理工科大学を第一志望にすれば、専願制でも併願できますか?
いいえ。学系別専願制は、第一志望であることに加え、他大学等との併願不可と定めています。併願したい人は、併願制総合型や公募一般推薦・自己推薦などから条件に合う方式を選ぶ必要があります。
情報学部で他大学と併願したい場合は?
情報学部の学系別総合型3方式は専願制です。他大学と併願したい場合は、公募制一般推薦・自己推薦などの併願可能な方式が候補です。プログラミング能力評価方式を、他大学併願可の方式として扱わないことが大切です。
総合型の合格内定が出れば、正式出願は不要ですか?
不要ではありません。合格内定後にWEB出願と入学検定料の納付が必要です。エントリー、審査、内定、正式出願、合格通知、入学手続の各段階を確認してください。
公式情報・募集要項
静岡理工科大学・募集要項と志願書類/2027年度総合型選抜要項(8月6日更新)/2027年度11月度選抜要項。2026年10月4日確認。最新の訂正・日程と、志望方式の書類を出願前に確認してください。



