広島市立大学の「高校生による情報科学自由研究」は、大学教員の指導で情報科学の研究に取り組み、ポスターで成果を発表するプログラムです。研究室で学んだことを、自分の制作物や分析結果として示せる経験は、情報・理工系の総合型選抜へつながります。

高校生による情報科学自由研究の対象と学び

2026年度は、情報科学に興味のある高校生を対象に24テーマを開講しました。対面が23テーマ、オンラインが1テーマです。テーマごとに日程・定員が異なり、例えば無線LANの通信速度の実験は7月30・31日、PythonとRaspberry Pi Picoを用いた脈拍計測は8月4・5日の予定で案内されました。

ほかにも、生成AIを使うWebアプリ、VRのチーム制作、スマート農業、生命現象のシミュレーションなどが用意されています。興味のある内容と、全日程に参加できるかを確かめてテーマを選ぶことが大切です。

2026年度の受付は終了しています。研究成果のポスター発表会は8月8日に設定され、来場者との質疑応答や優秀発表賞の選考もあります。2027年度の募集日程は、大学の次回案内で確認してください。

出典:広島市立大学・2026年度公開講座・高校生による情報科学自由研究

参加した経験を推薦で伝わる成果へ

通信速度のテーマなら、「通信できた」で終わらず、場所による速度の差を表やグラフにまとめると、問いと結果が伝わります。比較条件をどうそろえたか、結果が予想と違ったときに何を確かめたかも記録してください。

残したい資料は、研究の問い、測定条件、コード、グラフ、ポスターと発表後の振り返りです。共同研究では自分が担当した作業も明らかにしましょう。自分の工夫と、まだ解決できていない課題を説明できることが、大学で学ぶ理由につながります。

資格学習と研究成果を組み合わせる

ITパスポートや基本情報技術者の学習は、ネットワークや情報処理の原理を整理する方法になります。測定値の比較なら統計検定の学習も役立ちます。資格の知識を研究のどこで使ったかを説明し、制作・分析・発表の成果と組み合わせましょう。

学習・研究実績を生かして考えたい大学3校

大学・方式成果を伝える資料と主な条件
電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類/総合型選抜他大学のセミナーや制作実績を活動実績報告書へ。2027年3月卒業見込み等と入学確約が必要
工学院大学・情報学部/探究成果活用型選抜理数系探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験。現役・課程別評定条件あり
東京電機大学・理工学部/総合型選抜(AO)活動報告や発表で取り組みを説明。数学・外国語各3.3以上と課程別履修条件あり。併願可能

電気通信大学の2027年度要項7ページには「他大学でのスクーリング・セミナー参加」と記載されています。通信実験やアプリ制作の記録、研究ポスターを用意し、学んだ原理と自分の担当を説明する準備が考えられます。 Ⅱ類は3分以内の自己PR動画も提出し、書類選考後に発表・面接・口頭試問があります。

出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項3・7〜9ページ

工学院大学情報学部は2027年3月卒業見込みが対象です。全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上。その他の学科は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上です。一次は英語・数学と探究書類、二次は発表と質疑応答で、他大学と併願できます。

プログラムで学び、探究に取り組み、発表した経験まで示す準備が必要です。

出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ

東京電機大学理工学部は高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。一次は事前課題・活動報告等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。

出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ

これらは学習や活動の中身を伝える方法の例です。参加しただけで、各大学の出願条件や合格基準を満たすわけではありません。

理系推薦には倍率が比較的落ち着いた方式も

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。

資格、研究成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率に加え、自分の研究分野や評定に合う方式かを確かめましょう。

出典:令和8年度 入学試験に関する調査資料(PDF6頁)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスでプログラムの学びを推薦の実績へ

スキルパスは、理系の資格対策と実績の組み合わせ方を熟知した対策塾です。参加前は、テーマに必要なプログラミングや数学を確認し、何を知りたいのかを具体化する準備から支えます。

受講後は、大学での指導を踏まえ、測定データの整理やPythonによる可視化を補います。通信速度を比べる例なら、条件が違う数値をそのまま比べていないか、グラフから何が読み取れるかまで検討できます。

出願に向けては、ポスターから本人の工夫を整理し、情報科学を大学で深めたい理由へつなげます。発表練習では、使った技術の原理や限界を質問されても、自分の言葉で答えられる状態を目指します。

スキルパスはオンラインの個別指導で、実績づくりから大学別の志望理由書・活動報告・発表・口頭試問まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。

電気通信大学の志望理由書対策を読むスキルパスの理系特化推薦対策

工学院大学の志望理由書対策を読むスキルパスの理系特化推薦対策

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