八戸学院大学の高大連携事業では、系列高校の生徒が大学生と一緒に授業を受け、国際理解や社会について学びます。大学の授業に触れて生まれた問いを、自分の調査へ発展させる機会です。総合型選抜・公募推薦へつなげるなら、受講した科目に加え、資料を比べて何を考えたかを説明できる準備が大切です。
八戸学院大学の高大連携事業で学べることと参加条件
2026年4月14日の開講式の報告では、八戸学院光星高校国際教養コースの2年生6人、3年生9人が参加しています。大学の授業を通じ、高校の学習からさらに専門的な内容へ進む取組です。一般の高校生を対象とした自由応募の講座ではありません。
春学期は中国文化に関する授業と社会学、秋学期は国際関係論を受講する案内です。同じ大学の授業でも、学期ごとの内容と自分の学習の進み方を分けて記録することが大切です。講義で知った事実、読んだ資料、自分の意見を整理すると、学びの変化が見えます。
この報告だけから、参加者全員の単位取得や入試での優遇が決まるとはいえません。学校を通じて受講条件や課題の扱いを確認し、提出したレポート、授業後の調査、質問への回答など、実際に取り組んだ内容を残しましょう。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、中国文化を学んだことから、地元の観光案内が海外の人に伝わるかを調べる方法があります。案内文の表現を比べ、文化的な背景を踏まえてどのような説明が必要か考える取組です。
授業で得た知識を、自分の地域を見直す問いへつなげることが重要です。比較した資料の出所や時期をそろえ、翻訳が違うだけなのか、伝える情報自体が違うのかを区別しましょう。聞き取りをする場合も、目的と相手の了承、記録の方法を準備すると、結果を説明しやすくなります。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
英語や中国語の資格学習を、資料を読む力や交流の基礎へつなげられます。統計検定の学習を観光や人口のデータ比較に生かし、表計算やPythonで整理する方法もあります。資格と調査を組み合わせ、本人ができるようになったことを具体的に伝えましょう。
以下は2027年度方式の比較です。八戸学院の地域共創学部総合型B日程は2026年11月12〜26日の出願ですが、筑波・南山の該当方式は9月に出願を終えています。出願後に取り組む授業や調査を、それ以前の実績として提出することはできません。高校1・2年生は、主に翌年度以降を見据えて準備しましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 授業から発展させる方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 八戸学院大学・地域共創学部 総合型 | 国際理解と地域の課題 | 入学確約、事前課題、小論文・面接 |
| 筑波大学・比較文化学類 AC入試 | 文化への問いと継続した調査 | 最近2年以上、経過・根拠資料 |
| 南山大学・人類文化学科 総合型 | 言語や文化等のテーマを考察 | 書類、小論文、発表と質疑 |
八戸学院大学地域共創学部の2027年度総合型選抜は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時に入学を確約する条件があります。小論文100点・面接100点と、調査書・志望理由書を総合的に審査します。
要項3ページでは「事前課題」の2テーマをともに学習するよう案内しています。準備した記入物は試験中に持ち込めず、提出も不要です。講座で深めた地域や社会への関心を、資料を読んで考え、文章と対話で説明する力につなげる準備が考えられます。
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。人文・文化学群比較文化学類の求める活動に合わせ、言語や文化について、自分で資料を比べ、考察を深めてきた過程を説明する方法が考えられます。
対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
南山大学人文学部人類文化学科の2027年度総合型入試・プレゼンテーション型は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。専願ではありませんが、総合型入試内は1学科・1試験型への出願となります。
一次は志望理由書・自己推薦書等の書類審査、二次は小論文60分と、日本語による発表10分・質疑10分です。文化人類学・考古学・哲学・言語学のいずれかの具体的なテーマを調べ、自分の考えを説明します。講座で学んだ言語や文化から、資料を比較して問いを深める準備が考えられます。
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、授業で関心を持った文化や社会のテーマを整理し、教科の基礎、外国語・統計などの資格学習、自分で確かめる調査を組み合わせます。資料の探し方や比較の条件を検討し、数値を扱う場合は表やグラフが何を示すかまで説明できる準備へ進みます。
活動報告書では、受講内容と本人の調査を分け、考えが変わった場面や残った疑問を記録します。志望理由書では、その問いを大学の地域・文化・社会の学びへつなげます。小論文・面接では、根拠を示して意見を述べ、別の見方への質問にも答える練習を重ねます。大学の授業を学んだ経験を、本人の関心と行動が伝わる実績へ育てることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


