「アントレまちなか留学 in 台湾」は、北海道大学とHSFCが主催する高校生・高専生向けのプログラムです。異文化での交流から問いを見つけ、資格と本人の調査・制作を組み合わせることが、早期の推薦対策につながります。高校1・2年生から、受講後に何を深めるかまで考えておきましょう。
アントレまちなか留学 in 台湾で学べることと参加条件
2026年公表の対象は、北海道在住の高校生・高専生1〜3年生です。台湾への派遣は2027年1月6〜10日の5日間で、新千歳空港に集合・解散します。現地でのワークショップやフィールドワーク、一部日程のホームステイで、英語を使った交流や新しい事業の考え方を学ぶ予定です。
定員は支援枠15人と一般枠5人。応募多数の場合は課題で選考します。募集締切は2026年10月5日でした。応募にはスライド資料と1分以内の自己PR映像が必要で、保護者との相談、規約等への同意、10月31日までのパスポート取得・コピー提出なども条件です。
事前研修は2026年11月1日・12月20日、事後研修は2027年1月24日で、いずれも参加が必須です。台湾での5日間に加え、事前・事後の学びまで含むプログラムとして予定を確認しましょう。
費用は枠によって異なります。支援枠でも航空券・ホテル代約158,940円の事前支払いが必要で、実施後に返金する案内です。一般枠ではこの費用は自己負担で、返金されません。金額は2026年9月1日時点の目安で、変更の場合があります。両枠とも空港までの交通、保険、パスポート、通信、一部飲食等は自己負担です。
出典:HSFC募集案内、北海道大学の紹介、公式運営者の参加条件・費用
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、北海道と台湾で観光客への情報の伝え方を比べ、分かりにくさの理由を考える探究が候補です。現地で疑問を持った案内を振り返り、帰国後に公開統計や資料を調べ、案内画面の試作へ発展させる方法があります。
現地で教わったことと、自分で調べて改善したことを分けて記録しましょう。短期間に見た一部の経験を、その国全体の特徴として決めつけず、調査の範囲や限界も残すことが大切です。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
統計検定の学習は公開データの比較へ、英語の資格学習は交流や文献の理解へ生かせます。情報系資格やプログラミングの学習から、案内を検索しやすくする画面や、データの可視化へ進む方法もあります。
資格名と海外参加歴を並べるだけでなく、どの知識を何のために使ったかを説明しましょう。地域の課題への関心から、情報・経済・データの学びへつなげる準備です。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
以下の2027年度要項は方式の比較例です。2027年1月の研修後の成果を生かすのは、主に2028年度以降の入試になります。まだ実施していない活動を、経験済みとして出願書類に記載することはできません。出願後に得る成果も、その出願時の実績には含められません。受験する年度の要項で、条件を改めて確認してください。
| 大学・2027年度の方式 | 経験から発展させる実績 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 筑波大学知識情報・図書館学類・AC入試 | 情報の伝わり方を調査・分析・提案へ | 最近2年以上の活動、書類と面接・口述 |
| 名城大学経済学部・資格・検定活用型 | 地域への関心と経済・データの学習 | 異なる2分野の所定資格、取得時期等 |
| 東京電機大学理工学部・総合型AO | 課題を解決する情報技術の試作 | 数学・外国語各3.3、課程別履修等 |
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。情報学群知識情報・図書館学類の求める活動に合わせ、異なる文化で情報がどう伝わるかという問い、調査の結果、改善案に至った理由を説明する方法が考えられます。
対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
名城大学経済学部の2027年度資格・検定活用型は、数理分野の対象に統計検定3級以上を挙げています。所定の異なる2分野の資格が必要で、統計検定と数学検定だけでは分野数を満たしません。言語や社会分野の対象資格との組み合わせを確認しましょう。
高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。2024年4月以降に取得し、出願時に有効な証明を使用します。資格点による一次審査、面接と資格点による二次審査があり、他大学と併願できます。
出典:名城大学・2027年度学部独自総合型要項3〜4ページ(PDF4〜5頁)
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、渡航前の関心と得意分野から、資格学習と探究の計画を立てます。帰国後は、体験から生まれた疑問を整理し、Pythonでのデータ分析や制作物の改善へ発展させます。
成果資料には、調べた根拠、本人が選んだ方法、結果と考察をまとめます。志望理由書では大学で深めたい学問へつなげ、発表や口頭試問では、なぜその提案に至ったかを説明する練習まで支援します。海外で学んだ経験を、資格の知識と本人の成果で裏付ける推薦対策です。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


