多摩美術大学美術学部には、学科・専攻ごとに総合型選抜か学校推薦型選抜のどちらかがあります。情報デザイン学科は総合型選抜、プロダクトデザイン専攻、建築・環境デザイン学科、統合デザイン学科は学校推薦型選抜です。どちらの方式も、出願資格に「合格した場合に入学を確約できる者」と書かれた専願の方式です。
2027年度入学者向け/公式情報確認日:2026年10月3日

多摩美術大学は専願?併願できる?
結論:総合型選抜と学校推薦型選抜は、どちらも専願です。合格した場合は多摩美術大学に入学することを確約して出願します。
総合型選抜の学生募集要項では、出願資格を「本入学試験に合格した場合に入学を確約できる」者としています。学校推薦型選抜も、出願資格の1つ目が「出願学科を専願し」「合格した場合に入学を確約できる者」です。入試サイトのよくある質問によると、総合型選抜・学校推薦型選抜では、学内の複数の学科・専攻・コースを併願できません。不合格だった場合は、出願資格を満たしていれば一般選抜に出願できます。
- できる:総合型選抜・学校推薦型選抜で不合格になった後に、一般選抜に出願すること
- できない:合格した後に他大学を選ぶこと、総合型選抜・学校推薦型選抜で学内の複数の学科を併願すること
- 注意:出願はWEB出願のみで、期間は11月1日13時〜11月7日18時です。合格発表は12月1日、入学手続の締切は12月10日です。
公式募集要項・併願条件を確認する/総合型選抜・学校推薦型選抜
多摩美術大学の推薦・総合型選抜と方式別対策
2つの方式は日程が共通で、試験日は11月21日・22日です。志願者が多い場合は、11月23日にも試験を行うと案内されています。検定料は35,000円です。
総合型選抜|情報デザイン学科(学校長推薦は不要)
総合型選抜は学校長の推薦が不要で、既に高校を卒業した人も出願できます。情報デザイン学科の募集人員は、メディア芸術コースが20名、情報デザインコースが14名です。メディア芸術コースはオンラインポートフォリオと面接、または実技試験と面接で選考し、情報デザインコースは作品またはポートフォリオと面接で選考します。総合型選抜を行う学科には、ほかに工芸学科、テキスタイルデザイン専攻、演劇舞踊デザイン学科などがあります。
総合型選抜のスキルパス戦略
情報デザイン学科では、作品やポートフォリオで、これまでの制作を見せることが選考の中心になります。作品の数をそろえるだけでなく、何を考えて作ったか、どう工夫したかを面接で説明できることが大切です。メディア芸術コースのオンラインポートフォリオの内容は、研究室のサイトで公開されていると入試サイトに書かれています。
- 制作した作品を、テーマ・工夫・結果がわかる形でポートフォリオにまとめる
- 作品ごとに、制作の意図を1〜2分で説明する練習をする
- メディア芸術コースは、オンラインポートフォリオの形式を早めに確かめる
学校推薦型選抜|プロダクト・建築・統合デザイン(学校長推薦が必要)
学校推薦型選抜は、出身高校の学校長の推薦が必要です。プロダクトデザイン専攻(20名)と建築・環境デザイン学科(20名)は、実技試験とプレゼンテーション面接で選考します。統合デザイン学科(18名)は、活動報告書、実技試験、プレゼンテーション面接です。この3つの学科・専攻に出願できるのは、2026年3月に高校を卒業した人と、2027年3月に卒業見込みの人です。
グラフィックデザイン学科(24名)は実技試験、油画専攻(10名)は作品提出、面接、ポートフォリオで選考します。この2つは、卒業年度を問わず出願できます。
学校推薦型選抜のスキルパス戦略
プロダクトデザイン専攻と建築・環境デザイン学科では、実技試験に加え、プレゼンテーション面接で自分の考えを伝える力が問われます。大学はデジタルカタログで、専門試験の問題、採用基準、参考作品を公開しています。過去の問題で時間内に仕上げる練習を重ね、仕上げた作品を説明する練習も行うことが有効です。
- デジタルカタログで、専門試験の問題と採用基準を確かめる
- 時間を計って実技試験の問題に取り組み、仕上げた作品を説明する練習をする
- 統合デザイン学科は、活動報告書に書く取り組みを早めに整理する
多摩美術大学を軸にした推薦併願校の選び方
多摩美術大学の総合型選抜と学校推薦型選抜は専願で、学内の複数学科の併願もできません。そのため、受ける学科を1つに決め、多摩美術大学の結果が出る12月1日より前に、ほかの大学の手続期限が来ないかを確かめる組み立てが必要です。
比較したい私立大学3校
武蔵野美術大学は、東京都小平市にある美術大学で、デザインや美術の学科を多く置いています。東京造形大学は八王子市にある美術大学で、デザインと美術を学べます。日本大学の芸術学部は、デザインや映画、写真などの分野を学ぶ学部です。いずれも専願・併願の条件や日程は方式ごとに異なるため、各大学の要項で確かめる必要があります。
推薦・総合型選抜でさらに狙える大学
工学院大学には建築学部や情報学部があり、建築やデザイン、情報を工学の面から学べます。建築・環境デザイン学科やプロダクトデザイン専攻を考えている人にとって、美術大学とは違う方向から学ぶ選択肢になります。多摩美術大学の方式は専願のため、組み合わせる場合は出願の順番と合格時の扱いを両方の要項で確かめる必要があります。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
無料受験相談で戦略を相談する併願対策で共通化できる準備・大学別に必要な準備
多摩美術大学の選考は、作品、ポートフォリオ、実技試験、プレゼンテーション面接を学科ごとに組み合わせる方式です。作品の制作やデッサンの練習は他大学でも生かせますが、多摩美術大学では学科ごとに試験内容が大きく異なります。専願で学内の併願もできないため、受ける学科を早めに決めることが大切です。
- 共通化できる準備:デッサンや制作の練習、作品の記録、制作の意図を説明する練習
- 大学別に必要な準備:学科を選ぶ理由、学科ごとの実技試験やポートフォリオの形式、プレゼンテーション面接
- 出願前に確認すること:専願の条件、学校長推薦の要否、試験日、合格発表日、入学手続締切
AI時代の推薦入試では、資格と実績が重要
整った志望理由書だけでは、自分が何を学び、何を成し遂げたかは伝わりません。資格の取得、研究や制作の成果、その過程を本人が説明できることが重要です。生成AIで文章を整えやすくなった今だからこそ、実際に取り組んだ経験と成果に説得力があります。
制作・探究の実績を早めに作り、多摩美術大学で学びたい理由につなげることが、推薦併願の対策になります。
スキルパスが推薦・総合型選抜の併願に強い理由
スキルパスは、理系大学院講師を中心に、資格取得、探究・研究、志望理由書、小論文、面接・口頭試問まで一貫して指導しています。各大学の評価項目を確認し、一つの実績を複数の学部でどう伝えるかまで対策できます。
スキルパスのカリキュラムなら、制作実績の整理からポートフォリオの構成、プレゼンテーション面接の対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも取り組めます。
スキルパスの第一志望合格実績や併願の実績は、合格実績ページをご覧ください。
よくある質問
第一志望でも他大学を受けられますか?
多摩美術大学の総合型選抜と学校推薦型選抜は、「合格した場合に入学を確約できる者」が出願資格の専願の方式です。合格するまでの間に他大学を受けることはできますが、合格した場合は多摩美術大学に入学する必要があります。
総合型選抜・学校推薦型選抜で複数の学科を受けられますか?
入試サイトのよくある質問では、総合型選抜・学校推薦型選抜で複数の学科・専攻・コースを併願することはできないとされています。
高校で美術を履修していなくても出願できますか?
入試サイトのよくある質問では、出願資格を満たしていれば、履修した科目に関係なく受験できると案内されています(2026年度の参考情報)。
いつから準備するのがよいですか?
作品やポートフォリオの制作、実技試験の練習には時間がかかるため、高校2年からの準備が理想です。高校3年の秋からの場合は、受ける学科を1つに絞り、学科の試験内容に合わせた練習を進めることが大切です。
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