盛岡大学附属高校の高大連携進学コースは、大学の学問を体験し、教育・文化・栄養の探究へ進む学びです。同高校のコース生を対象とした取組で、一般の高校生が自由に応募する公開講座ではありません。総合型選抜・公募推薦へつなげるなら、学系を選んだ理由と、自分で調べて考察した活動を説明できる準備が大切です。

盛岡大学附属高校の高大連携進学コースで学べることと参加条件

公式のコース案内は、高校から大学までを見据えた7年間の高大連携教育を掲げています。高校での学びを大学での専門的な学習へつなぐ構成です。1クラスの定員は30人と案内されています。

1年生は6つの学問分野から興味のある講義を複数体験します。2年生へ進級する際に、教育学系、文化学系、栄養科学系の3学系から一つを選ぶ仕組みです。幅広く学んだ後、関心を絞って専門的な探究へ進むことが特徴です。

2年生の総合的な探究の時間には、盛岡大学・同短期大学部や外部機関と連携します。自分のテーマに関係する施設を訪ね、現場の人の話を聞いて探究を深める活動も案内されています。現在掲載されている制度の説明であり、全員が同じ施設やテーマで活動するという意味ではありません。

出典:高大連携進学コース・教育プログラム

参加した経験を、推薦で伝わる成果へ

文化学系なら、地域の行事や言葉に関心を持ち、文献と聞き取りの内容を比べる取組が考えられます。教育学系なら、学習資料の分かりやすさを検討し、栄養科学系なら食品表示や食生活を調べるなど、学系によって問いの立て方が変わります。

体験で知ったこと、現場で確かめたこと、自分が考えたことを分けて残すことが重要です。質問を選んだ理由や、予想と違った結果も記録しましょう。大学の先生や現場の人の助言を受け、自分の見方をどのように修正したかも説明できます。

資格と研究成果をどう組み合わせるか

文化の資料を読むなら語学・漢字の資格、調査結果を比較するなら統計検定、栄養の理解を深めるなら生物・化学の学習を組み合わせる方法があります。資格名を増やすより、探究で必要となる知識を学び、実際に使うことが大切です。

以下は2027年度方式の比較です。盛岡大学の専願制は2026年9月1〜11日のエントリーが必要で、筑波・南山の該当方式も9月に出願を終えています。これから行う探究の成果を、過去の締切時点で完成していた実績にはできません。高校1・2年生は、翌年度以降を見据えた学習計画に生かしましょう。

研究・学習実績を伝えられる大学3校

大学・方式高大連携から発展させる方向準備の要点
盛岡大学・社会文化学科 総合型文化・社会・歴史の具体的な問い必入学、課題小論、研究・発表
筑波大学・比較文化学類 AC入試文化への問いと継続した調査最近2年以上、経過・根拠資料
南山大学・人類文化学科 総合型文化や思想等のテーマを考察書類、小論文、発表と質疑

盛岡大学文学部社会文化学科の2027年度総合型選抜(専願制)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等で、4年間学ぶ決意と、合格時に必ず入学することが条件です。文化・社会・歴史への強い関心に加え、問題を立てて考察し表現する力を求めています。

要項5ページは、小論文の「具体的なテーマを自分で設定」するよう示しています。一次はエントリーシート・2000字以上の小論文と約30分の質疑。二次は大学が示す研究テーマについてのレポートをもとに、約20分の発表と約20分の質疑を行います。学習経験を踏まえ、自分で論点を立て、資料を使って説明する準備が考えられます。

出典:2027年度総合型選抜(専願制)要項3〜6ページ

筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。人文・文化学群比較文化学類の求める活動に合わせ、言語や文化について、自分で資料を比べ、考察を深めてきた過程を説明する方法が考えられます。

対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。

出典:筑波大学・2027年度AC入試要項5〜7ページ

南山大学人文学部人類文化学科の2027年度総合型入試・プレゼンテーション型は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。専願ではありませんが、総合型入試内は1学科・1試験型への出願となります。

一次は志望理由書・自己推薦書等の書類審査、二次は小論文60分と、日本語による発表10分・質疑10分です。文化人類学・考古学・哲学・言語学のいずれかの具体的なテーマを調べ、自分の考えを説明します。講座で学んだ言語や文化から、資料を比較して問いを深める準備が考えられます。

出典:2027年度総合型入試要項1・4・22〜29ページ

理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も

2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。

資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。

出典:令和8年度 入学試験に関する調査資料(PDF6頁)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ

スキルパスでは、体験した学問の中から本人が深めたい問いを整理し、教科・資格対策と、文献調査、聞き取り、データ分析を組み合わせます。相手の了承や記録の方法、比較する条件を検討し、本人が根拠をもって話せる活動へ進みます。

志望理由書では、学系を選んだ理由から調査で生まれた疑問までをつなげ、大学で学ぶ必要性を説明します。小論文・発表では、資料の選び方、自分の主張、残った課題を整理します。口頭試問では別の見方にも答える練習を重ねます。高大連携で深まった関心を、本人の考察と学習の継続が伝わる実績へ育てることを支援します。

スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。

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